ここから本文です。
水道水は、川や湖、地下水などから作られています。地球上には、約14億立方キロメートルもの水が存在しますが、全体の約97.5%が塩分を含む水で占められており、淡水はわずか2.5%しかありません。しかも、その多くは氷山や氷河で、私たちが使うことのできる量は、全体のわずか0.8%しかありません。また、日本は急峻な地形で、降った雨が海に流出するまでにわずかな時間しかなく、水資源を利用するには不利な状況にあります。
箕面市の水道水の水源別の区分では、約12.8%が自己水(箕面川・地下水ほか)、残りの約87.2%が大阪広域水道企業団(琵琶湖を水源とする淀川の水)から水道水を購入し、給水を行っています。配水区域によっては、自己水と大阪広域水道企業団のブレンド水を給水している区域もあります。
大阪広域水道企業団(琵琶湖を水源とする淀川の水)水は、村野浄水場(枚方市)、三島浄水場(摂津市・吹田市)で作られ、およそ1日かけて箕面市まで送られてきます。琵琶湖・淀川の水は、周辺都市の生活水準の向上によって、生活排水などが湖や河川に流れ込み、富栄養化現象を起こし、かび臭を発生させる物質などが増えるなど、水道水の水質が悪化した時期もありました。しかし、現在、大阪広域水道企業団では、オゾンや微生物などを使った「高度浄水処理」により、水道水の水質向上をはかっています。
水道事業は、地方公営企業法という法律にもとづき、市の会計とは別に、水道を利用したかたから水道料金をいただき、そのお金などでまかなっています。また、新たに施設を建てるときなどには、多額の費用がかかるため、国などからの借り入れによって事業を進めており、借り入れたお金は利息を付けて返済しています。
水道事業が始まった時期(建設コストや企業債の借入利息が変わるため)や自己水の有無、料金体系の違い、地形的な要因などによって施設数などが異なる(起伏の激しいところでは、送配水をするための施設や電力が必要になります)ほか、給水に要する経費も異なります。
給水人口 |
145,800人 |
---|---|
一日最大給水量 |
48,600㎥ |
給水区域 |
拡大図は画像をクリック |
施設名 |
---|
滋賀県立琵琶湖博物館(外部サイトへリンク) |
水のめぐみ館アクア琵琶(外部サイトへリンク) |
神戸市水の科学博物館(外部サイトへリンク) |
大阪市水道記念館 |
水道技術研究センター(外部サイトへリンク) |
よくあるご質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください