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令和7年4月1日付で技術系副市長に就任された竹内副市長に、箕面市副市長としての思いや、技術職の魅力・やりがいについてお話を伺いました。
竹内優介(たけうち ゆうすけ) 
これまで西日本を中心に、都心から地方まで、駅を中心としたまちづくりに携わってきましたが、いつかは自身の経験を用いて、より自らの生活・暮らしに近い範囲でまちづくりに携わりたいと思っていました。
まさかこんなに早くチャンスが訪れるとは思っていませんでしたが、人生で1回限りのチャンスだと思いチャレンジすることに決めました。
そこを使う人々に、より豊かな体験を提供できるものづくりができることだと思います。
「箱」があることにより、そこに人々が集い、活動がなされ、豊かな時間が生み出されますが、
「箱」を造るだけではなく、そこで豊かな時間を過ごす体験まで造ることが建築職の魅力だと思います。
最も代表的でわかりやすい業務は、都市基盤の計画及び整備になろうかと思います。民間では、企業により、鉄道や電力、住宅など、都市機能の一部を担うことになりますが、市役所では、道路や水道、公園など、都市基盤そのものの計画及び整備に携わることができます。
また、業務遂行にあたっては、緑あふれるブランド力のあるまち、便利で安心なまちなど、箕面らしさを実現するために、戦略をもってまちづくりを進めていくことになります。
特徴は大きく2つあり、「発注者(オーナー)の立場で携わる」「企画計画~設計施工~保守改修~撤去まで携わる」だと思います。民間企業では設計事務所、施工会社、管理会社と多層に分かれており、受注者であることが多いこと、また受注範囲が一部分であること、が一般的であると思いますので、そこは大きなちがいになります。
強みとしては、発注者の立場になりますので、自身でどうしたいかを考えて実現できる裁量が多いところです。
さらに「ゆりかごから墓場まで」ではないですが、建物の一生に携わりますので、造って終わりではなく、責任を持って最後まで建物と向き合えるということも強みです。
魅力は、先ほどの建物の一生に携わることによるのですが、苦労して作り上げた自分の成果物に愛着をもって働き続けることができる点だと思います。市役所の技術職の皆さんは、道路であれ学校であれ、皆自身が担当した成果物を見ると「あれはほんま苦労してな~」と語れるエピソードがいくつもあるのではないでしょうか。笑
それは働き続ける上で大きな魅力だと思います。
また、やりがいはベタですが、「みんなの暮らしを支えている」という想いを強く感じて仕事ができることだと思います。私も社会人になりたての頃は、「暮らし」というよりも、大きなプロジェクトに携わりたい、“映える”仕事がしたい、と思っていました。経験して思ったのは、それらのプロジェクトは、得てして「特定の誰か」のためであり、「営利目的である」ことが多いということでした。オフィスであればそこに入る企業のため、商業施設であればオーナーやテナントがお金儲けをするため、など。段々と、自分の大切な人生の時間を使って「誰のために」「何のために」ものづくりを行うか、を考えるようになりました。その結果、私の場合は「平等にみんなが」「豊かな時間を過ごせるために」ものづくりをしたいと感じるようになりました。ですので行政の技術職は非常にやりがいを感じて働くことができています。
全国的な土木職の担い手不足は、本市も例外でなく「地域の安全・安心」を揺るがしかねない極めて深刻な課題であると認識しています。要因は様々あると思いますが、市役所の技術力継承の断裂が生じないためにも、給与や制度などは時代の変化に対応しながら変更を行います。
その一方で、時代が変化しても揺るがない、土木職だからこそ感じられるものづくりのおもしろさを、職員自らがより大切に認識し、外部に発信していかないといけないと思います。土木職に限らず技術職は得てしてアウトプットが非常に苦手ですので、そこは広報やみのおFMさんの力をお借りしてしっかりと発信していきたいと思っています。
まず働く環境にて大切に感じることとして、トップの市長が「職員を人財として大切にする」というメッセージを明確に打ち出してくれているところです。その御旗のもと、具体的な施策として、カスハラ対応の基本方針や明確な対応時間等を定めた「箕面市カスタマーハラスメント対応基本方針」を策定するなど、やるからには府内トップではなく、全国トップを目指して実施しています。特に技術職で重要なキャリア形成を支援する資格助成も、民間と比べても、決して引けをとらないレベルだと思います。
一方で、北急延伸というビッグプロジェクトを成し遂げた行政として、土木職を筆頭に技術職員数が不足している状況も事実としてございます。私も鉄道会社にいたので、新駅を2駅つくる、というのがいかに大変なのかは身に染みてわかりますし、よくこの組織規模で成し遂げられたなと、感服いたします。技術職員数不足の中、チームの力で乗り切ってこられた皆さんだからこそ、協力して働くという意識は強い組織だと思います。
私も「働きがいのある職場をつくりたい」と思って副市長になったこともあり、心理的安全性の高い職場作りには特に重視して取り組んでおります。
ものづくりは、担当者がどれだけ「想い」をもって仕事をしたかが成果物に現れると、強く実感しています。
「神は細部に宿る」との有名な言葉がございますが、その細部はなんてことない毎日の「想い」から造られると思っています。なのでぜひ自分なりの「想い」をもって、箕面のまちを造ってくれる人財を期待します。
まず、採用試験を受ける以前の、まだどんな仕事をしようかとぼんやり考えている方へ
ぜひ、自分の大切な人生の時間を、『誰のために・何のために』使おうか、じっくり考えてみてください。
その結果、箕面市技術職という選択肢が心に留まっていただけることを願っております。
次に、採用試験を受けてみようと思ってくれた方へ
その勇気と一歩に、心から感謝いたします。
今の箕面市は、北大阪急行線の延伸による新駅周辺のまちづくりを中心に、一生に一度あるかないかのダイナミックな変化の真っ只中にあります。
私自身、次々と巻き起こる課題や立ち上がるプロジェクトに、日々わくわくしながら向き合っております。
ぜひこの変化を楽しみながら“自分なりの想い”を形にする、そんなものづくりの仲間として、お会いできることを楽しみにしております!
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