景観計画(案)作成の視点について
箕面市では、平成17、18年度において、景観計画(案)の策定にあたっては、下記の視点に基づいて取り組んでいきます。
箕面市都市景観基本計画(平成3年策定)以来の取組を再点検し、課題を明らかにします。
- 都市景観基本計画に定められている方針に沿って景観形成が行われてきたか、市民の目から点検します。
景観法に基づく仕組みと都市景観条例に基づく仕組みを比較検討し、法の効果的な活用を図ります。
- 庁内関連部局によるワーキングループをつくり、景観法だけでなく、都市緑地法、屋外広告物法などの仕組みの活用を検討します。また、景観計画を実施するための条例の検討を行います。
- 市民が景観形成に主体的に参画できるように、景観協定や景観協議会、景観整備機構などの仕組みの活用を検討します。
「美しさ」という曖昧な概念で私権を制限する恐れがあることを踏まえ、市民が議論を行う機会を積極的に提供し、十分に合意形成の図られた「私たちの基準」づくりを目指します。
- ホームページや広報紙により、随時取組み状況を公開します。
- 既存の市民団体と連携し、市民への意識啓発を行い、景観形成への主体的な参加を促すとともに、市民が議論を行う機会を積極的に提供します。
- 市民意向の把握として、暮らしの景観研究会を初め、地元の方へのヒアリングや地域別ミニフォーラムなどを活用します。また、適切な時期にアンケートやパブリックコメントなどを行うことを検討します。
- 随時、都市景観審議会や都市計画審議会に報告し、意見や提言を求めます。
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