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更新日:2018年12月17日

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市民の取り組み・暮らしの景観研究会

暮らしの景観研究会とは

景観は日々の暮らしが積み重なって創られているのもです。暮らしの景観研究会は、より良いまちなみ景観の形成のためにはどうしたらいいのか、普段の生活の中から景観を創り出している立場から考え、少しでも多くのかたに箕面市の持つまちの魅力やまちなみに関心をもっていただきたいと活動している研究会です。

箕面市が景観法に基づく景観計画の策定などの取り組みの中で、生活者としての視点から景観について考えていただくため、平成17年5月に呼びかけ、集まっていただいいた市民のかたで構成しています。平成17年度、平成18年度は、まちなみ調査を実施したり、箕面市全体の景観についてその良さを考えたり、景観を良くするために日々の暮らしの中でできることなどを話し合い、広く市民のかたに伝えていく活動を行いました。2年間の活動は一定終了しましたが、より多くのかたに、景観について関心を持ってもらいたいと、平成19年度も活動を継続することになりました.

これまでの暮らしの景観研究会の取り組み

  • 平成17年度は、各自が考えた調査テーマに沿ってまちを歩き、研究調査を行いました。調査研究を持ち寄っての会員相互の意見交換や勉強会などを通して、さまざまな見方や立場があることもわかってきました。また、まずは一人でも多くの人に景観に関心を持ってもらい、景観形成に取り組んでもらうことが大切であることもわかりました。
  • 平成18年度は、少しでも多くの人に景観について意識を高めてもらい、関心を持ってもらうよう、市民の立場から発信の方法などを検討しました。具体的には市内の4地区について、景観についてのさまざまな視点が盛り込まれたマップの作成を進めました。まとめられたマップについては平成19年2月に開催した景観フォーラムで発表されました。

詳しい取り組みは、平成17・18年度の研究会の活動をご覧ください。

今年度(平成19年度)の活動内容

暮らしの景観研究会では、今年度の活動について話し合い、大きく2つの活動を行うことになりました。

  • 景観に関心を持つ市民を増やす活動
  • 景観に関する調査・研究

【平成19年度の研究会の活動内容と開催予定】

開催日

話し合われた内容

第1回研究会(5月31日)

昨年度で活動は一定終了しましたが、会員に今後の活動についてアンケートを実施したところ、「今年度も活動を続けたい」、「内容によっては続けたい」といった意見を多くいただきました。そこで、会員のみなさんで、今年度の活動について話し合いました。

1.今後の活動内容について、アンケートでいただいた主な意見を紹介しました。

  • 景観マップを使ってまちあるきを企画する/景観フォーラムやパネル展を開催する/ヒント集を作る/ほかの地区の景観マップを作る/景観講座を開催する/景観スタンプラリーを企画する/景観の課題を分析し調査研究する/箕面市内のまちなみ調査をする/色彩について学ぶ/隣接市との交流、情報交換/ほか市の事例の見学/景観だよりの発行/景観の定義を掘り下げる/都市景観基本計画ができたら、各地域で説明会を開く/景観に関わる各種市民団体の活動実態や民意を広く収集し、取りまとめる/保全・育成したい地区や都市景観形成地区の住民に景観意識などについて聞き取り、必要な対応策を考案する/すきな(好ましい)道路・通りや好ましい広告物の市民コンテストを実施する。事業者と市民をつなぐ場を作り出す/農地・ため池について景観保全の立場を踏まえ関係者と議論の場を設け、景観作りの対応策を考える

2.平成19年度の活動内容について、それぞれの思いを語っていただきました。

  • 隣接市の成功例など事例調査をしたい。
  • 箕面市のまちなみの調査がしたい。一般市民の人が知らないことを伝えたい。マスコミで伝えられていることが本当かどうか研究したい。
  • 分譲住宅地で、売り出しの広告時点と実際の違いを調査したい。
  • 昨年作ったマップを手にまち歩きをしたい。
  • 箕面市のまちの変化を知らない市民のかたに伝えたい。
  • 景観計画を多くの人に知らせるための活動をしたい。まずは、自分の住んでいる地域が、計画でどう位置づけられているのか、認識してもらいたい。その上でどうしたら良くなるのかを考えたい。
  • 自分たちのまちを自分たちで守ろう、と活動している人たちが、点々とおられる。面にしたら良くなる。
  • 景観を直接の目的にしていなくても、結果として良好な景観形成に寄与している団体がたくさんある。点の活動を、面へと広げていく活動ができたらと思う。
  • ほかの団体の活動が知りたい。ネットワークを広げたい。
  • 箕面市の景観の良いところで箕面市民も気づいていないことがある。ほかへアピールしていく楽しいイベントを考えたい。

【まとめ】

  • ご意見の中には、行政として、研究会に何を求めているのか、方向性の掲示があってもよいのでは、とのご意見もありました。市としましては、景観に関心を持つ市民の輪を広げていくことが重要だと考えています。今までの2年間の活動を活かし、今年度の活動については、平成20年度以降の自立も踏まえた発展していける活動につなげていただきたいと考えています。
  • また、ご意見の中で、活動ばかりが先行するのではなく、研究会として何をめざすのか、目的を明確にした上で、行動(活動)していくべきだとの意見が出されました。そして点の活動を線・面へと広げていくために何をしたらよいのかを考えることも大切ではないかとの意見も出されました。
  • 「多くのかた(市民)に景観に関心を持ってもらうためにはどうしたら良いか」皆さんのご意見からは、そんな共通の思い(視点)があったように思います。
  • その目的のためには、いろんな手法があります。具体的な活動の内容については、次回の会議でさらに詰めていこうということになりました。

第2回研究会(6月28日)

1.前回に引き続き、今年度の活動内容について、話し合いました。はじめに、市が、研究会の活動に対して、期待することをお話させていただきました。

景観はまちの姿であり、人々の暮らしが積み重なったものです。箕面市に関わる全ての人が、箕面市の持つまちの魅力やまちなみに関心を持つとともに、景観形成に関わっていることを理解することが、良好な景観形成につながっていきます。そのことからも、景観について2年間活動いただいた研究会会員のみなさんには、ぜひ、市民の立場から啓発していただくなど、景観に関心を持つ市民の層を広げていくための活動を期待しているところです。ひいては、今年8月公表予定の、都市景観基本計画〔改訂版〕及び、平成20年4月施行予定の、法に基づく景観計画や、都市景観条例の周知につながればと考えています。活動の方向性としては、以下のような活動があげられます。

  1. 「景観に関心を持つ市民を増やす」活動
  2. 「行動する市民・仲間を増やす」活動
  3. 「地域で取り組む人・リーダーを増やす」活動
  4. 「景観に関する計画・施策の提案」
  5. 「景観に関する調査・研究を続ける」
  6. 「ほかの団体(NPOなど)とのコーディネート

2.その後、平成19年度の活動内容について、意見交換を行いました。

【主な意見】

  • 景観に関心を持つ人を増やすのが基本だと思う。その材料が、計画だと思う。自分の地域がどういう位置づけかを知ってもらったり、地域で活動している人たちに、積極的に計画をPRし、その団体の活動が、景観基本計画でどう位置づけられているかを伝えるなど、活動を景観と結び付ける事を通じて、景観に関心を持ってもらうことが有効では。
  • 地域には、行動組織がたくさんあり、それぞれの角度から、啓発活動をしている団体がある。景観を前面に押し出していなくても、結果的に景観を良くする活動をしている団体も多い。研究会としては、活動団体になるよりは、問題提起をする団体となってはどうか。
  • 箕面市で既に運用されている、屋外広告物景観形成ガイドラインが守られているのかをチェックするため、市内を調査することが大切だ。
  • 昨年作成した景観マップは、研究会の会員の視点や思いだけで作成したが、そこに住む自治会のかたに、好きな景観をアンケートするなどして、多くの意見を聞いたり、また、一緒に作るのも良いのでは。
  • 近所の自然が突然開発されることがある。計画が決まった後に聞かされてもどうしようもないところがある。ある日突然変わってしまう景観に市民として何かできないか。昨年作った景観マップをPRに案内したい。普段からまちの景観に関心を持ってもらいたい。
  • 景観に関心を持ってもらう市民を増やすというテーマは、異論の無いところであり、その方法を話し合っていきたい。ただ、一般の市民に感心を持ってもらうのは至難の業である。関心を持ってもらっても、実際に活動する人は少ない。そのことから、それぞれの地区で既に行動している人に景観を加えてもらうことを考える事が有効ではないか。
  • 景観に限らず、どんな問題でも無関心な人は多い。やはり既に行われているさまざまな活動と景観を結び付けることで、関心を持ってもらうことが効果的だと思う。
  • 方向性としては、市内のいろんな活動グループの横のつながりを作り、景観の認識のきっかけ作りをしていく。集まって会議をしたら良いのではない。各団体の会議の場に出向くなどして、少しずつ増やしていっては。
  • 山麓部分においては、組織としてある。市街地の景観については、研究会がなるべきでは。

3.今年度の研究会活動を進めるにあたり、代表者を4名選びました。今後の研究会はこの4名のかたが中心に会が運営されます。

【まとめ】

  • 今年度の活動の方向性としては、「景観に関心を持つ市民を増やす」活動と「行動する市民・仲間を増やす」活動を行います。
  • 広く市民に対して啓発していくことは大切だが、当面は、まず既に活動している団体を対象に、景観に関心をもってもらうことを考えよう。
  • 景観に関心を持ってもらう方法や、それぞれの活動を景観と結びつける方法を考えよう。
  • 具体のプランを考えよう。(楽しいもの)

第3回研究会(7月26日)

今年度の研究会の活動の柱である、「景観に関心を持つ市民を増やす活動」と「景観に関する調査・研究」について話し合いました。

1.「景観に関心を持つ市民を増やす」具体のプランについて、意見交換を行いました。

【団体の選定についての意見交換】

  • 箕面市のボランティア団体やNPO団体の活動を紹介した冊子を参考に団体を選考しようと見てみたが、景観に結びつく団体は少ないようだ。つきあいのある団体はないか。
  • この冊子に載っていなくても、活動している団体が実際は沢山ある。それを掘り出すことも研究会の1つの大切な作業では。多くの活動している団体を見つけ出して、広報することも大事では。そして、それぞれの活動と景観を結びつけ、より活動を広げていってもらいたい。
  • 冊子から選ぼうと思えば、まちづくりや環境をテーマに活動している団体でないと景観と結びつきにくい。また、いきなり団体の会に出向くよりは、代表者数人にプレリサーチするなど事前に感触をつかんでおくと良い。
  • なるべく多くの団体に働きかけて行くべきだ。応じてくれるかは別である。研究会の活動は、市全体の景観を良くすることが本来の目的であるのだから。
  • 今話している内容は、「景観に関心を持つ市民を増やす活動」というよりは、「行動する仲間を増やす活動」のように感じる。とにかく多くの市民に都市景観基本計画を認識してもらうことが必要ではないか。自治会などを通して、人集めをしてもらい、行政はとにかく説明に行く。その手伝いを研究会でやる。例えばその地域のパネルを作ったりするなど、計画を市民に理解してもらいやすくするために協力するのが、研究会の役割ではないか。
  • 今自治会がしっかり機能している地域は無いのではないか。だから、既にある種の志を持って活動している団体に対して、まずは、投げかけることが有効だとの判断をしてきた。
  • 景観について、まったく知らない人に理解してもらうには工夫がいる。それを議論して実行していってもよい。
  • 計画を説明する際も、工夫がいる。条例の中身だけ説明されても、自分の住んでいる地区はどうなって、どんな影響を受けるのか、具体的に説明してほしいと思っている。
  • 自治会ではないが、地域会議がある。地域のさまざまなテーマについて話し合うコミュニティ会議である。そのテーマに取り入れるてもらうのもよいのでは。
  • 昨年作った景観マップをまちなみ会議のタウンウォッチングに入れてもらい、活動している団体を対象にまちあるきをしてみてはどうか。

【まとめ】

  • まずは、景観に興味を持ってくれそうな団体で、実際に活動している市民グループに働きかけていこう。
  • 次回は、具体的に団体を選定していこう。まずひとつ団体を選び、交流方法を検討していこう。

2.研究会として今年度取り組む「景観に関する調査・研究」のテーマについて話し合いました。

  • 景観の課題はたくさんあるが、今年度は、まちなみの景観を構成するひとつの要素である広告物について調査・研究してみよう。

【まとめ】

  • まちなみを調査してみよう。気になる広告物や、良好な広告物を写真に撮って、次回持ち寄ろう。

第4回研究会(8月30日)

「景観に関心を持つ市民を増やす活動」と「景観に関する調査・研究」について話し合いました。

1.「景観に関心を持つ市民を増やす」具体のプランについて、意見交換を行いました。

団体の選定について

  • 箕面川を美しくする会など、川の組織との交流について
    • 9月末に集まりがあるとのことなので、交流できるよう話を進めている。箕面川の清掃などをされている団体であるので、川の景観についての考えも持っていると思う。今後の活動のあり方や方向性、どんなサポートがあれば良いか、公に期待することなどを伺いながら交流できればと思っている。
    • 研究会がその団体の活動をサポートしていくのは難しいのではないか。川の清掃だけでなく、景観にも関心を持とう!という仲間作りの視点で良いのでは。
    • 自分たちとの交流会のためにわざわざ集まってもらうよりは、まずは相手の集まりを利用して、その時に15分でも時間をもらう、顔見知りになるのが先では。
    • 何ができるのかもう一度相手の代表者と話し合ってみる。30日は、顔見知りになるご挨拶の位置づけで望みたい。
    • 川をどのように清掃されているのか、何も知らないまま交流するのではなく、どのような活動をされているのか知ることも大切ではないか。
  • コミュニティ会議について
    • 聞く耳を持って集まっているコミュニティ会議で都市景観基本計画について説明してはどうか。
    • 市民ボランティア団体とコミュニティ会議は、組織の性質が違うので、アプローチの仕方も違うだろう。コミュニティ会議の雰囲気もわからなくてはアプローチの仕方についての議論も出来ないのではないか。
    • 自分の地区のコミュニティ会議に一度参加してみてはどうか。その上で次回から議論を深めていこう。
  • 小野原豊中線の沿道自治会で組織された連合会について
    • 小野原豊中線が2年ほど先に開通の予定で、現在工事中である。交通量や大型規制などについてが主なテーマである。景観についても考えてもらえるよう数人と話をしているところである。
    • まだ、相手の意向がわからないので、返事があり次第取り組んでいってはどうか。
  • 交流の仕方について
    • 都市景観基本計画をPRするのが第1ステップ、その反応を敏感に感じ取って次のステップを考えていこう。
    • とにかくやってみないとわからない。PRも市に任せるのではなく、自分たちでプレゼンをしていくことも考えなければ。

2.景観に関する調査・研究について

  • 屋外広告物をテーマに調査を進めることになり、会員のみなさんそれぞれまちなみを調査し、気になる看板や、良好な看板を写真に撮って、持ち寄っていただきました。そしてそれぞれ、どのような思いでシャッターを切ったのか、話し合いました。
  • 広告物に対する思いは、みなさんさまざまです。同じ広告物を見ても、良いと思う人もいれば、派手すぎると思う人もいるでしょう。
  • 次回は、なぜそう感じるのか、また、それはなぜなのか、その思いを分析してみましょう。そのため、名刺大に切ったカードを10枚ずつお渡しし、広告物に対する思いや考えを1枚に一言ずつ書いてきて、次回お持ちいただくことになりました。
  • さらに今後は、研究会の会員の総意が市民の総意なのか、若い人はどうなのか、商売をされているかたにとってはどうなのか、など幅広く研究していきましょう。

【まとめ】

  • まずは、広告物に対する思いを出し合いましょう。
  • なぜそう感じるのか、そればなぜなのかなど、皆さんの思いを分析しましょう。

第5回研究会(9月27日)

景観に関心を持つ市民を増やす活動」と「景観に関する調査・研究」について話し合いました。

1.「景観に関心を持つ市民を増やす」具体のプランについて、意見交換を行いました。

  • 箕面川を美しくする会など、川の組織との交流について
    • 9月30日に川の活動交流会があるので、そこに研究会から何名か出席をし、交流をはかる。顔見知りになることから始める。研究会の活動内容や、活動趣旨などを紹介し、その後、市から景観基本計画や条例について説明をする。計画は川の部分を主に説明をする。時間的には、15分程度になると思う。
    • 9月30日の参加者4名が決まる。
  • コミュニティ会議について
    • 聞く耳を持って集まっているコミュニティ会議で都市景観基本計画を説明するため、アプローチの仕方について話し合うにあたり、それぞれの住む地区のコミュニティ会議に参加してみようということになっていたので、順次参加してみてください。

2.景観に関する調査・研究について

  • 今回は、広告物に対して思うことを共有していきました。それぞれが広告物のまちなみ調査をしてみて感じたことを、カードに10枚ずつ記載し、発表しました。同じような意見をまとめて、模造紙にはってみると、次のように、分類されました。主なものは、以下の通りです。

3.景観に関する調査・研究について

  • 今回は、広告物に対して思うことを共有していきました。それぞれが広告物のまちなみ調査をしてみて感じたことを、カードに10枚ずつ記載し、発表しました。同じような意見をまとめて、模造紙にはってみると、次のように、分類されました。主なものは、以下の通りです。

【数・大きさ】

  • 広告面積が大きすぎる。
  • 大きな看板は好ましくない。建物の半分が広告は好ましくない。
  • 広告物が多すぎる。お互いのメッセージが伝わらなくなっている。

【形・デザイン】

  • センスの良さ(大きさも色も控え目)
  • 通りで統一されたデザインはまとまりがあってよい。
  • 形・色がまちまち

【悪い色】

  • 赤の看板は目立つ。
  • 黄色が目立ちすぎて落ち着かない。
  • 赤・黄・青の原色が暑苦しい。
  • 赤・黄の多用や大きすぎるものは好ましくない。

【良い色】

  • 違和感のない赤と黒
  • 赤でも色が控えめだと印象が良い。
  • 周囲に調和した小さな赤の看板
  • 地味で上品なもの
  • 白地に黒で、昔風に墨で書いた風のものは印象が良い。

【設置場所】

  • 建物から飛び出した広告看板は好ましくない。
  • 交通標識や信号・歩行者がよく見えない設置の仕方は良くない。
  • 移動可能な看板を公道に出して、通行者に迷惑をかけている。
  • 看板と緑地が一緒にあると印象を和らげる。
  • 頭上にある物は危険。
  • 並木のある通りは看板効果が出ないため、数・色とも少ない。

【のぼり】

  • のぼりが数多く設置され気になる。
  • 周囲の雰囲気をぶちこわしている。
  • 旗は動くので読めない。色を増やしてにぎわしくするだけの効果と思われるが、目にやかましく、見苦しいケースが多い。

【屋上】

  • 屋上広告は必要か。
  • 屋上の箱形広告は好ましくない。
  • 建物の上の大きな箱形の広告は嫌だ。

【そのほか】

  • 光る電球は目障り
  • 野立て看板が多すぎる。
  • 広告は目立ちたがり屋である。(目立つことと調和のバランス)
  • 広告はなくてはならないもの
  • 広告は文化である。(まちの文化とも言える)まち、場所にふさわしい広告がある。
  • 場所によってはにぎやかさも必要。(駅前、商店街など)広告もないとさびれた印象になる。むしろ広告がたくさんあった方がよい。活気を感じる。
  • 場所に応じたふさわしい広告は何かという議論が必要。

【まとめ】

  • 広告物に対する思いは、みなさんさまざまですが、一定の方向性が見えてきたようです。漠然と派手で良い印象でなかったり、良いと思っていた広告物について、次回は、さらに分類を進め、なぜそうなのか、分析し、根拠を導き出していきましょう。
  • また、今後は、研究会の会員の総意が市民の総意なのか、若い人はどうなのか、商売をされているかたにとってはどうなのか、など幅広く研究していきましょう。

第6回研究会(10月25日)

景観に関心を持つ市民を増やす活動」と「景観に関する調査・研究」について話し合いました。

1.「景観に関心を持つ市民を増やす」具体のプランについて、意見交換を行いました。

  • 川の活動交流会との交流について
    • 9月30日に川の活動交流会に参加しました。参加した会員のかたから、その時の様子などを報告していただきました。当日は、研究会の活動内容や、活動趣旨などを紹介し、市からは都市景観基本計画や条例の概要をお話しました。その後、意見交換を行いました。
    • この交流会で出た意見や質問などについては、研究会としても調べて、返事をしたいと思っています。研究会活動記録として作成し、川の活動交流会へも送付しようと考えてみます。
    • 今回の交流会は、都市景観基本計画を知ってもらったという意味では成功だったと思う。川の活動交流会のかたもこの研究会の会員になってもらえるとうれしい。
    • 1回だけの交流に終わらず、今後も互いのイベントなどへの参加を呼びかけるなど、声をかけあえれば良いと思う。
  • コミュニティ会議について
    • 聞く耳を持って集まっているコミュニティ会議で都市景観基本計画を説明するため、アプローチの仕方について話し合うにあたり、それぞれの住む地区のコミュニティ会議に参加してみようということになっていたが、参加されたかたはいませんでした。そこで地区を割り振って参加してみようと言うことになりました。

2.景観に関する調査・研究について

今回(第6回)は、第5回に出た意見の内容にタイトルを付けてみました。その内容は、次のようになりました。

  • まちなみとの調和/1つの看板より、全体で見ること/大きさ、形、デザインはバランスが大切/和風の看板は落ち着く/京都は派手なものがない/並木と看板の関係/色の組み合わせが大切/赤色は嫌だ/赤い色でも良い印象/青系の色は好ましい/場所に応じた看板/電飾看板は目障り/のぼりはにぎやか/のぼりは汚らしい/数が多すぎる

【まとめ】

  • 屋外広告物は、基本的には設置するかたの創意工夫により自由に創られるものですが、不特定多数を対象として公共空間に向かって表現されるため、まちを構成する大切な要素として、一定の公共性と社会的な役割が求められています。そのことから、市でも、広告物の設置や表示の際には、「屋外広告物景観形成ガイドライン」に沿った計画としていただくよう、届出の中で協議をしています。
  • 一方で、研究会のみなさんのご意見にもあるように、赤色ひとつとってもみても印象はさまざまで、基準で全て規制できるものではないことがおわかりいただけるかと思います。私たちの暮らしを支える店舗の広告物がどう工夫されると、まちにさらなる魅力を与えるものとなるのか、基準で規制できない工夫や配慮の仕方などを導き出せるといいと思う。

 

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