箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 平成31年度・令和元年度報道資料 > (報道資料)子どもたちが運営する「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」授賞式を開催します! ~作家や画家が箕面にやって来ます~
更新日:2019年10月1日
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箕面市では、子どもたちの運営による「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」授賞式を、11月2日(土曜日)午後2時から箕面市立メイプルホールで行います。
授賞式には、絵本大賞「としょかんねずみ」の訳者・渡辺鉄太さん、主演女優大賞「怪盗レッド(1)」の画家・しゅーさんが出席し、市立中学生が制作したオスカー像が贈られます。
また、授賞式後、作家の杉山亮さんをゲストにお招きし、「第10回記念オーサービジット」として、トークライブを行っていただきます。今後、各学校へのオーサービジット(受賞作家などの学校訪問)も実施予定です。
箕面市では、子どもたちの運営による「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」授賞式を、11月2日(土曜日) 午後2時から箕面市立メイプルホールで行います。授賞式では、司会進行から受賞作家へのオスカー像贈呈まで、ほとんどすべての運営を市内の小中学生が担当します。今年のオスカー像は、箕面市立彩都の丘中学校創作部の部員が思いを込めて制作し、当日受賞者に手渡されます。
11月2日(土曜日) 午後2時開式
箕面市立メイプルホール大ホール(入場無料)
【絵本大賞】 「としょかんねずみ」 渡辺さんのコメント: 「としょかんねずみ」を皆さんに愛読していただき、光栄です。ねずみのサムも、よろしくと言っています。 |
【主演女優賞】 「怪盗レッド(1)」のアスカ アスカのコメント: えーっ!?また主演女優賞をもらえるの!前もびっくりしたけど、今回はもっとおどろいちゃったよ。投票してくれた箕面のみんな、本当にありがとう!これからも怪盗レッドとして、がんばりますっ!……あとでケイに、自慢しちゃおうっと。 |
授賞式後、作家の杉山亮さんをゲストにお招きし、自作のストーリーや昔話を杉山さん流にアレンジして語るトークライブ「ものがたりライブ」を行っていただきます。
杉山さんは、「もしかして名探偵」で主演男優賞を受賞された平成22年(2010年)の第1回「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」から、毎年欠かさず箕面市でオーサービジット(受賞作家などの学校訪問)を行ってくださっています。
作家・杉山亮さん
約1万3,000人の小中学校の子どもたちが投票した結果をもとに、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」にノミネートされた本の中から、「絵本大賞」「作品大賞」「ヤングアダルト大賞」「主演男優大賞」「主演女優大賞」の受賞5作品を、7月に決定しました。
絵本大賞 |
作品大賞 |
ヤングアダルト大賞 |
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としょかんねずみ |
おれがあいつであいつがおれで |
君の膵臓をたべたい |
|
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ダニエル・カーク/作 わたなべてつた/訳 (瑞雲舎) |
山中恒/作 杉基イクラ/絵 (角川つばさ文庫) |
住野よる/著 (双葉社) |
主演男優大賞 |
主演女優大賞 |
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「グレッグのダメ日記」のグレッグ |
「怪盗レッド(1)」のアスカ |
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ジェフ・キニー/作 中井はるの/訳 (ポプラ社) |
秋木真/作 しゅー/絵 (角川つばさ文庫) |
※「主演男優大賞」「主演女優大賞」は、作品の主人公を選ぶ賞です。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の各賞を受賞した作家などを小中学校にお招きし、自身の作品の朗読会を行っていただくほか、作品を作る上でのこだわりや気をつけていることなど、小中学生からの質問に答えていただいています。憧れの作家と間近に接することができるとあって、毎年、小中学生に人気のイベントです。
開催10回目の今回は、特別企画として、小中学校だけではなく、授賞式にも作家の杉山亮さんをお招きし、トークライブを行っていただきます。普段は、小中学生のみを対象に行うオーサービジットですが、今回は一般のかたもご参加いただけます。
過去のオーサービジットのようす (「としょかんねずみ」訳者・渡辺鉄太さんを招待)
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、子どもの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして平成22年(2010年)の国民読書年に創設した賞です。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、それらの賞とは違い「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」という全国でもたいへん珍しい取り組みです。
開催10回目の今回は、特別企画として過去9回の受賞作から「ベスト・オブ・ベスト」の大賞作品を選びました。
箕面市では、市立小中学校への専任学校図書館司書の配置を平成4年(1992年)から始め、平成10年(1998年)には全小中学校への配置を完了しました。「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、図書館司書が日頃から子どもの読書活動をサポートし、全国に先駆け子どもの読書活動を推進してきた箕面市だからこそ実施できる取り組みです。平成24年度(2012年度)からは、私立小中学校も参加するなど、読書活動が広がっています。
年度 |
受賞作品 |
参加された作家 |
---|---|---|
平成22年度 (2010年度) |
○ヤングアダルト賞:「バッテリー」 |
作者 あさのあつこさん |
○絵本賞:「じごくのそうべえ」 |
作者 田島征彦さん |
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○主演男優賞:「もしかしたら名探偵」の「ミルキー杉山」 |
画家 中川大輔さん |
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平成23年度 (2011年度) |
○絵本賞:「100かいだてのいえ」 |
作者 いわいとしおさん |
○作品賞:「恐竜の谷の大冒険」 |
訳者 食野雅子さん |
|
平成24年度 (2012年度) |
○主演男優賞:「名探偵ホームズまだらのひも」の「ホームズ」 |
訳者 日暮まさみちさん 画家 青山浩行さん |
○主演女優賞:「メリーさんの電話(ナツカのおばけ事件簿)」の「ナツカ」 |
作者 斉藤洋さん |
|
○作品賞:「れいぞうこのなつやすみ」 |
作者 村上しいこさん |
|
平成25年度 (2013年度) |
○主演男優賞:「ノエル先生としあわせのクーポン」の「ノエル先生」 |
訳者 宮坂宏美さん 訳者 佐藤美奈子さん |
○作品賞:「黒い本」 |
作者 緑川聖司さん |
|
平成26年度 (2014年度) |
○作品賞:「ぼくらの七日間戦争」 |
作者 宗田理さん |
○主演女優賞:「かあちゃん取扱説明書」の「かあちゃん」 |
作者 いとうみくさん |
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平成27年度 (2015年度) |
○絵本賞:「ちゃんとたべなさい」 |
訳者 よしがみきょうたさん |
○作品賞:「おばけやさん1」 |
作者 おかべりかさん |
|
○ヤングアダルト賞:「ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと」 |
作者 鎌田洋さん |
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○主演男優賞:「怪盗ショコラアイスミルクは永遠に」の「ショコラ」 |
画家 小林裕美子さん |
|
○主演女優賞:「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の「紅子」 |
作者 廣嶋玲子さん |
|
平成28年度 (2016年度) |
○主演男優賞:「くまのパディントン」の「パディントン」 |
訳者 松岡享子さん |
○主演女優賞:「マチルダは小さな大天才」の「マチルダ」 |
訳者 宮下嶺夫さん |
|
平成29年度 (2017年度) |
○絵本賞:「だめよ!デイビッド」 |
訳者 小川仁央さん |
○作品賞:「いのち運んだナゾの地下鉄」 |
作者 野田道子さん |
|
○主演男優賞:「男子☆弁当部 オレらの友情てんこもり弁当」の「ソラ」 |
作者 イノウエミホコさん |
|
○主演女優賞:「怪盗レッド(1)」の「アスカ」 |
画家 しゅーさん |
|
平成30年度 (2018年度) |
○絵本賞:「あっ、ひっかかった」 |
訳者 青山南さん |
○主演女優賞:「パンプキン!模擬原爆の夏」の「ヒロカ」 |
作者 令丈ヒロ子さん |
|
○主演男優賞:「もののけ屋一度は会いたい妖怪変化」の「もののけ屋」 |
作者 廣嶋玲子さん 画家 東京モノノケさん |
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