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犬を飼っている人は、市役所に届けて、登録しなければなりません。犬の一生涯に一度だけの登録で済みます。登録申請書の控えは、今後も必要になりますので、大切に保管してください。
飼い犬が死んだときや、犬の所在地が変わったとき、また飼い主の住所、氏名などが変わったときや、飼い主が変わったときには、市役所に届け出をしなければなりません。
近隣諸国では狂犬病が発生していますので、いつまた日本に侵入してくるかわかりません。年1回の予防注射は必ず受けましょう。
犬という動物はふだん大変おとなしく飼い主の言うことをきいていても、ちょっとしたことから突然凶暴になったりすることがあります。そして、いったん凶暴化すると飼い主でも手に余る場合もあります。
あなたの犬も、凶暴化し人を襲う可能性がまったくないとは言いきれないのです。もしそんなことになったら賠償だけでなく、一生禍根を残すことになります。
特に大型犬は、凶暴になると大変危険です。最近大型犬による事故も多発しています。大型犬を飼っているかたはじゅうぶん注意してください。
飼い主はすみやかに、大阪府動物愛護管理センター箕面支所(電話番号072-727-5223)へ咬傷届を出してください。
決して捨てないで、新しい飼い主を見つける努力をしてください。
やむを得ない事情で飼い犬が飼えなくなったときには大阪府で引き取りをしています。
問い合わせ先 |
時間帯 |
電話番号 |
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毎週 |
午前9時30分から正午 |
072-727-5223 |
放し飼いは人をかんだり、畑や庭を荒らしたりする原因になります。よその犬や猫を傷つけたり、野犬を増やすことにもつながります。昼夜を問わず、絶対に放し飼いはしないようにしましょう。また、飼育の場所は常に清潔にし、抜け毛が近所に飛散したりしないよう気をつけたいものです。
散歩の際に買い物をすませようと、商店の前など人が出入りする場所に、一時的に犬をつなぐ人もいますが、どんな不測の事態が起こらないとも限りません。家の外では、決して犬から目を離さないことです。
犬の飼い主には、動物たちを適正に飼育する責任があります。家族と同様の愛情をもって接しましょう。
発育状態に応じた適正な餌と水を与え、ノミや寄生虫の駆除、病気の予防など健康管理に努めなければなりません。もちろん、じゅうぶんな運動も必要です。種類や習性、飼育目的に応じた飼育施設(犬小屋など)を設けることは、犬の衛生管理や近隣への配慮、犬の居場所として、しつけの面でも大切なことです。
そしてなにより大切なのが「終生飼う」ということです。飼い主の出産や転居などで事情が変わり、犬を飼えなくなった場合も、新しい飼い主を捜す努力をして、けっして捨てないでください。知人以外にも地域のミニコミ紙やインターネットを通じて飼い主を探してみる手法もあります。
「子犬が産まれては困る」という人は、産まれてから捨てるのではなく、産まないよう避妊手術を受けさせましょう。産まれてから捨てるのは子犬にも親犬にも不幸なうえ、野良犬を増やし、社会にさまざまな害を及ぼします。
雄犬や雄猫は妊娠しないため、避妊手術も軽視されがちですが、繁殖させるつもりがないのなら、適正な時期に去勢手術を受けさせましょう。発情期の逃走や迷惑な鳴き声を防ぐことができるといわれています。
飼い犬の運動不足は、不健康な上、ストレスが原因のむだ吠えにもつながります。じゅうぶんな散歩は、犬と飼い主とのコミュニケーションづくりにも役立ちます。たっぷり運動させてあげましょう。
散歩中に犬が排泄したウンチやオシッコは、不快なだけでなく環境を汚染します。飼い主は、ウンチ袋と水を入れたペットボトルを散歩のときには携行して、ウンチは持ち帰り、オシッコは水で流すようにしましょう。
また、市では、犬の飼い主のマナー啓発の看板を作成し、必要に応じて市民や自治会などで活用してもらっています。
犬はもともと群をつくって暮らす動物です。子犬のときから群のきまりを親から厳しくしつけられます。ですから、犬を飼うには子犬のときに人間社会のルールを教えてやらなければなりません。子犬がかわいいからと好き放題にさせておくと、犬は自分が飼い主より偉いと思いこんでしまい、飼い主の言うことをきかない困った犬になってしまいます。
家族みんなで犬のしつけかたを勉強して訓練し、飼い主と犬が楽しく生活できるように努めてください。
マンションなどの共同住宅で、動物飼育をめぐるトラブルが多くなってきています。誰もが犬を好きというわけではありません。飼い主は、飼い犬が人に迷惑をかけたり、危害を与えたりすることのないよう、じゅうぶん注意しましょう。
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