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更新日:2010年11月1日
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この冊子は、平成21年度普通会計(「会計のしくみ」参照。)決算内容をもとに、本市の財政状況についてみなさんにお知らせするものです。
住宅バブル崩壊に端を発した米国の金融危機により、平成20年9月にリーマンショックが起こり、世界経済は急速に悪化しました。米国への輸出が多い日本経済もその影響を大きく受け、輸出は低迷し、個人消費は落ち込み、雇用は不安定になるなど景気の後退が極めて深刻となりました。
主要国による思い切った金融対策や大規模な景気刺激策の実施により、世界経済は、平成21年春頃を底として危機的な状況から持ち直しに転じましたが、どの国の経済回復も景気刺激策の効果によるところが大きく、本格回復にはほど遠い状況にあります。
また、我が国においても国の補正予算により、定額給付金、エコカー減税をはじめとした経済危機対策が講じられ、平成21年度上半期の経済情勢はやや持ち直しはしたものの、経済回復は政策に下支えされたものであり、先行きは依然不透明な状況です。
このような厳しい経済状況の中、箕面市は、平成21年度から平成25年度の5年間で「財源不足額の解消」、「経常収支比率100%以下の達成」、「基金依存体質からの脱却」という目標を掲げた「緊急プラン(素案)/ゼロ試案」による改革の初年度となる平成21年度決算を迎えました。経常収支比率は100%を切り、基金の減少を抑制するなど一定の改革効果は現れましたが、長引く景気の低迷による影響など、改革の先行きは決して楽観視できるものではありません。
次代を担う子どもたちに負担を先送りすることなく、安定した財政基盤を確立するためには、市民の皆様のご理解のもと、現在進めている改革を着実に推進していく必要があります。この冊子をご一読いただき、本市の財政状況や課題につきまして、一層のご理解をお願いします。
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