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私たちの家庭では、家族がそれぞれの財布をもっています。同じように、地方公共団体も複数の独立した財布をもっていて、この財布を「会計」と呼んでいます。地方公共団体の会計は、次のとおり「一般会計」「特別会計」「公営企業会計」に区分されます。
「一般会計」は、地方公共団体の基本となる行政運営を経理する会計です。税を主な財源として、ごみ収集、福祉や教育など日常生活に欠かせないサービスの提供や、公園や道路などの生活基盤の整備などを行っています。
特定の収入で特定の事業を行うなど、一般会計の歳入・歳出と区分して経理する必要がある場合に設置するものです。令和6年度の箕面市は、6の特別会計(「財産区事業費」、「国民健康保険事業費」、「介護保険事業費」、「後期高齢者医療事業費」、「公共用地先行取得事業費」、「介護サービス事業費」)を設置しています。
特別会計のうち、地方公営企業法の適用を受ける会計を指します。
令和6年度の箕面市は、「病院事業会計」、「水道事業会計」、「公共下水道事業会計」、「ボートレース事業会計」を設置しています。
各地方公共団体では、一般会計と特別会計を設置して行政活動を行っています。しかし、各会計の範囲や特別会計の名称などは、団体ごとに異なっています。このため、各団体ごとの比較を行うには統一的な会計区分が必要となります。そこで、統一した会計区分である「普通会計」という区分を用います。令和6年度の箕面市の場合、「一般会計」と特別会計「公共用地先行取得事業費」から介護保険事業に係る経費の一部などを控除したものが普通会計となります。
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