箕面市 > 子育て・教育・文化 > 文化 > 文化財の保護活用について > 八天石蔵と町石 > 金剛夜叉明王石蔵
更新日:2024年7月7日
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到達難易度1
高山村との境界で勝尾寺の亥子方(北北西)に位置し、大阪北摂霊園管理事務所の南側、合葬式墓地エントランスの下側にあります。[遺構側への立ち入りはできません。]
梵字 ウ-ン
人を襲っては喰らう恐るべき夜叉で人々から畏怖の対象となっていましたが、後に大日如来の威徳によって善に目覚め、仏教の五大明王(一般的に不動明王を中心に、金剛夜叉明王・降三世明王・大威徳明王・軍荼利明王を指しています。)の一尊として北方に配されており、不空成就如来が教令輪身(導き難い相手に対して忿怒の姿をとる)した姿といわれています。三面五眼六臂の姿をしており、手には金剛杵や弓矢や長剣、金剛鈴などをもつ姿で表されますが、何よりも正面の顔は眼が5つもある特徴ある相です。金剛とはダイヤモンドを指し、何ごとにも破壊されない仏の智慧をあらわし、過去・現在・未来の悪い欲を飲み尽くし、仏の智慧で心の汚れを取り除くとされ、日本でも古くから敵を打ち破る「戦勝祈願の仏」として広く武人たちに信仰されています。
像高21.2センチメートル 総高30.0センチメートル 外容器胴径27.9センチメートル 高さ35.5センチメートル
多聞天石蔵は園内10区と豊能町道、府道を通り約3.0キロメートル、マリアの泉は府道を通り約0.3キロメートル
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