箕面市 > 町石

更新日:2023年1月19日

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町石

町石は、旧西国街道の新家分岐からまっすぐ勝尾寺へと続く旧参道沿いに点在しています。

新家分岐には勝尾寺鳥居があり、足元には三十六町石があり、ここから勝尾寺山門までちょうど1里(約4キロメートル)あります。

このうち、勝尾寺山門の下乗石から七町石までの鎌倉時代に建てられた空輪・風輪・火輪・水輪・地輪から成る五輪町石塔婆の形をしており、町石には願主の名前と梵字が彫られており、勝尾寺文書に「宝治元年十一月此、町卒都婆立之、月輪ノ梵字者天王寺人書也。其比東西坂一町ツゝ人別二」という記録が残されていることから、鎌倉時代の宝治元年(1247年)11月に建石されたものと考えられており、鎌倉時代の文永2年(1265年)に建石された和歌山県高野山の町石塔婆よりも古く日本最古の町石として国史跡に指定されています。

日本最古の町石町石

下乗石

 勝尾寺山門前にあり、地輪だけとなっている。願主は砂門慶賢、梵字はバンが彫られている。なお、高野山の百七十七町石塔婆に沙門慶賢とあり、関連も考えられる。なお、この町石は幕末期に追刻され道標の役割ももたされていたようです。

  • 左 京ナリ
  • 梵字 下乗 砂門慶賢
  • 右 大坂六り 元治元甲子七月立之
  • 右 中山寺 百六十丁/左 そうじ寺 二り半  龍王山二り

一町石から七町石

  • 一町石  完存 願主は阿闍梨圓■ 梵字はウーン
  • 二町石  完存 願主は阿闍梨高像 梵字はタラーク/バン
  • 三町石  地輪のみ 願主は阿闍泂顚為 梵字はキリーク
  • 四町石  地輪のみ 願主は阿闍梨圓経 梵字はアク
  • 五町石  地輪のみ 願主は阿闍梨祐圓 梵字はウーン
  • 六町石  地輪のみ 願主は僧盛賢 梵字はタラーク
  • 七町石  火輪・水輪・地輪 願主は僧定全 梵字はキリーク

そのほかの町石

  • 尖頭角石柱 施主は大坂内淡路町小嶋屋長左衛門後室
  • 建石年代は不明
  • 現存町石 三十六町石、三十五町石、三十四町石、三十二町石、三十町石、二十七町石、二十六町石、二十三町石、二十二町石、十九町石、十七町石、十町石
  • 一部は折損、場所違いなどがあります。

 

 

 





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所属課室:子ども未来創造局郷土資料館 

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電話番号:072-736-9370

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