ここから本文です。
市文化財保護条例を制定して、箕面市内に所在する文化財の保護活用をはかっています。
「1300年つづく日本の終活のたび~西国三十三所観音巡礼~」が日本遺産に指定されています。
第一番札所の青岸渡寺(和歌山県)にはじまり、第三十三番札所華厳寺(岐阜県)までの巡礼旅で、箕面市には第二十三番札所の勝尾寺があります。茨木市の総持寺から勝尾寺、中山寺へとつづいています。
老若男女を問わず、近くの寺院の観音様を訪ねる旅から始めてみませんか。時には、人生を通していかに豊かな心の生活をおくるかを考える機会にしていただければと考えています。
八天石蔵とは、鎌倉時代の勝尾寺の寺領と隣接する村々との境界を示したもので8箇所あります。また、町石は勝尾寺山門前の「下乗石」と「一町石」から「七町石」までの8箇所が日本最古の町石として合計16の文化財が一括して国史跡に指定されています。また、石蔵に埋納されていた仏像は重要文化財に指定されています。
箕面市では、国に登録する有形文化財建造物に現在6箇所が登録されています。
近年、近世末期や近代以降の多種多様な建造物が、その建築史的・文化的意義や価値を十分認識されないまま破壊される事例が相次いでおり、急激に消滅しつつある近代の建造物の保護するためにより緩やかな規制のもとで、幅広く保護の網をかけるものとして、文化財指定制度を補うものとして創設されました。箕面市においても使わなくなったものをただ取り壊すのではなく、保存・活用という選択肢もぜひご検討ください。
市内に所在する文化財の保護・活用について審議するため、文化財保護審議会を開催しています。
市内には、国宝や重要文化財、名勝、天然記念物などの国が指定、又は登録している文化財、府指定史跡などの大阪府が指定、又は登録している文化財と箕面市が指定する文化財、そのほかに埋蔵文化財(遺跡)や歴史的文化的価値の高いもので指定されていない物などたくさんの文化財があります。
文化財資料
埋蔵文化財は、土地に埋もれている文化財のことで、一般に「遺跡」と称されています。遺跡は、私たちの祖先が残した生活の証であり、歴史を刻む大切な文化的遺産で、現代に残された地中に埋もれた過去を語る貴重な資料です。遺跡は、日本国内に広範に分布しており、私たちの生活は遺跡の上で暮らしていると言っても過言ではありません。しかし、埋蔵文化財は、一度壊されてしまうと、二度と復元をすることはできません。
建設行為、建物売買に係る埋蔵文化財に係る調査は、郷土資料館事務所に来所、またはFAX(メールで回答します。アドレスを必ず記載してください。)でお問い合せください。
土木建築行為に係る事前協議、文化財保護法に基づく埋蔵文化財発掘届出、現状変更申請は郷土資料館事務所で受け付けています。
箕面市箕面6-3-1(阪急箕面線箕面駅下車、駐車場はありません。)
箕面サンプラザ1号館5階(市役所別館3階文化国際室では対応しておりません。)
FAX072-724-9694
受付回答は平日の8時45分から17時15分の間におねがいします。
周知の埋蔵文化財包蔵地域内での工事の届出(埋蔵文化財発掘届出)
名勝地での工事の届出(現状変更申請)
文化的歴史的な資料を収集しています。自然災害や改築、建替などによりご家庭で保存されている大切な文化的歴史的資料を不要となる場合は一度郷土資料館にご連絡をお願いいたします。
よくあるご質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください