水痘(みずぼうそう)予防接種
水痘(みずぼうそう)予防接種について
- 水痘(みずぼうそう)は平成26年(2014年)10月1日から定期接種となりました。
- すでに水痘(みずぼうそう)にかかったことがあるかたは定期接種の対象外となりますのでご注意ください。
水痘(みずぼうそう)について
- 水痘(水ぼうそう)は、水痘帯状疱疹ウイルスに初めて感染した際に見られる、非常に感染力の強い感染症です。
- 接触・飛沫・空気感染により広がり、約2週間の潜伏期間ののち、紅斑状の丘疹から始まり、水疱、膿疱を経てかさぶたになり、治癒します。発熱を伴うこともあります。
- 通常1週間程度で自然に治癒しますが、小児において重症化し、熱性痙攣、肺炎、気管支炎等の合併症を起こすことがあります。
- 水痘ワクチンの1回の接種により重症の水痘を予防することができ、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。
- 関連リンク(厚生労働省ホームページ)
接種対象年齢・回数
回数
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間隔
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年齢
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2回 |
1回目 (標準的なスケジュールは1歳から1歳3か月の間に接種)
↓ 3か月(標準的なスケジュールでは、6か月から12か月)以上の間隔をあける
2回目
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1歳から3歳の誕生日の前日まで |
接種方法
- 接種の際は母子健康手帳を忘れずに持参してください。
- 予防接種予診票は、出生届出時にお渡ししている「予防接種手帳」内にあります。
- この予防接種は個別接種です。下記の定期予防接種医療機関でご予約のうえ接種してください。
(定期予防接種医療機関一覧表)
接種費用
無 料
※ただし、対象年齢外の場合、任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償を受けることができないため、ご注意ください。
ワクチンの種類
注射生ワクチン
このワクチンを接種したあとは、接種間隔にご注意ください。次に他の注射生ワクチン(経口生ワクチンであるロタを除きます)を接種する場合は、接種した日の翌日から起算して、27日以上の間隔を空けて接種する必要があります。
次に接種するワクチンが不活化ワクチンの場合は、接種間隔の規定はありません。
留意事項
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
- 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。
※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
- 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
- 母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録です。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
副反応について
- 健康な子どもには、ほとんど体の変化はみられませんが、接種局所の発赤・腫れ・硬結がみられることがあります。
- また、発熱、発疹がみられることがありますが、通常は一過性のもで数日中に消失します。
- まれに過敏反応(接種直後から翌日に発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱等)が現れることがあります。
- 重大な副反応として、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病(100万人接種あたり1人程度)があります。
- 接種後の通常の反応として起こる局所反応が、通常は約3か月後には治りますが、まれに大きなうみになるなど、治療が必要になることもあります。
- 重い副反応がなくても、気になる症状や体調の変化がみられた場合は、接種した医師に相談してください。
- 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
- 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。
厚生労働省リーフレット