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更新日:2021年9月13日

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ヒブ(インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌予防接種

ヒブ・小児用肺炎球菌予防接種について

  • ヒブワクチン、小児用肺炎球菌予防接種は、平成25年(2013年)4月1日から定期接種になりました。

ヒブ・肺炎球菌について

  • ヒブ感染症は、インフルエンザ菌b型という細菌によって発生する感染症です(冬に流行する流行性感冒のインフルエンザとは別物です)。
  • 肺炎球菌は肺炎をおこす原因菌です。
  • ヒブ、肺炎球菌ともに珍しい菌ではありません。ヒブは乳幼児の20人に一人、肺炎球菌は乳幼児の2~5人に1人の鼻の中などにいることが判っています。どちらも菌をもっている全ての人が発症するわけではなく、何らかの原因で菌が体内に侵入し、増殖すると発症し、細菌性髄膜炎や急性咽頭蓋炎、菌血症などを引き起こします。
  • 細菌性髄膜炎にかかると小児の約5%は死亡し、てんかん、難聴、発達障害などの後遺症が約30%にみられます。細菌性髄膜炎の原因菌はヒブが約60%、肺炎球菌が約30%を占め、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの接種で髄膜炎の多くは予防できます。
  • ほとんどが5歳未満で発生するため、乳幼児期において特に注意が必要です。

接種対象年齢

生後2か月から5歳(生後60か月)の誕生日の前日まで

【ヒブ】接種回数・間隔

接種種回数が接種開始年齢によって異なります。

接種開始年齢 接種回数 接種間隔

生後2か月から7か月になる前日

までに接種開始

【標準的な接種スケジュール】

4回接種

初回1回目

↓ 27日以上の間隔をあける(標準的には27日から56日の間隔をあける)

初回2回目(初回1回目から28日後から)

↓ 27日以上の間隔をあける(標準的には27日から56日の間隔をあける)

初回3回目(初回2回目から28日後から)

   ー ここまでを1歳の誕生日の前日までに接種してください ー

↓ 7か月以上の間隔をあける

(標準的には7か月から13か月までの間隔をあける)

追加1回

------------------------------------------------------------------------------

 なお、1歳までに初回3回目までの接種を完了できなかった場合は、残りの初回接種を省略し、27日以上の間隔をあけて、追加のみを接種します。

生後7か月から1歳までの誕生日の前日
までに接種開始

3回接種

初回1回目

↓ 27日以上の間隔をあける(標準的には27日から56日の間隔をあける)

初回2回目(初回1回目から28日後から)

   ー ここまでを1歳の誕生日の前日までに接種してください ー

↓ 7か月以上の間隔をあける

(標準的には7か月から13か月までの間隔をあける)

追加1回

------------------------------------------------------------------------------

 なお、1歳までに初回2回目までの接種を完了できなかった場合は、残りの初回接種を省略し、27日以上の間隔をあけて、追加のみを接種します。

1歳から5歳の誕生日の前日
までに接種開始
1回接種 1回

【小児用肺炎球菌】接種回数・間隔

接種回数が接種開始年齢によって異なります。

接種開始年齢 接種回数 接種間隔

生後2か月から7か月になる前日

までに接種開始

【標準的な接種スケジュール】

4回接種

初回1回目

↓ 27日以上の間隔をあける

初回2回目

↓ 27日以上の間隔をあける

初回3回目

   ー ここまでを2歳の誕生日の前日までに接種してください ー 

↓ 初回接種終了後60日以上の間隔をあける

追加1回(1歳以降、標準は1歳から1歳3か月の間に接種)

------------------------------------------------------------------------------

 なお、2歳までに初回3回目までの接種を完了できなかった場合は、残りの初回接種を省略し、60日以上の間隔をあけて、追加のみを接種します。

 また、初回2回目の接種が1歳を超えた場合は、初回3回目を省略し、60日以上の間隔をあけて追加のみを接種します。

生後7か月から1歳までの誕生日の前日
までに接種開始
3回接種

初回1回目

↓ 27日以上の間隔をあける

初回2回目

 ー ここまでを2歳の誕生日の前日までに接種してください ー

↓ 初回接種終了後60日以上の間隔をあける

追加1回(1歳以降、標準は1歳から1歳3か月の間に接種)

------------------------------------------------------------------------------
 なお、2歳までに初回3回目までの接種を完了できなかった場合は、残りの初回接種を省略し、60日以上の間隔をあけて、追加のみを接種します。

 また、初回2回目の接種が1歳を超えた場合は、初回3回目を省略し、60日以上の間隔をあけて追加のみを接種します。

1歳から2歳までの誕生日の前日
までに接種開始
2回接種

1回目

↓ 60日以上の間隔をあける

2回目

2歳から5歳までの誕生日の前日
までに接種開始
1回接種 1回

接種方法

  • 接種の際は母子健康手帳を忘れずに持参してください。
  • 予防接種予診票は、出生届出時にお渡ししている「予防接種手帳」内にあります。
  • この予防接種は個別接種となりますので、下記の定期予防接種医療機関でご予約のうえ接種してください。

定期予防接種医療機関一覧表

接種費用

無 料
※ただし、対象年齢(生後2か月から5歳未満)に当てはまらない場合、接種間隔が異なる場合(初回1回目→2回目を27日以上あけずに接種した、ヒブワクチンを初回3回目から7か月以上あけずに接種したなど)は任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた際に予防接種法に基づく補償が受けることができないため、ご注意ください。

ワクチンの種類

不活化ワクチン

留意事項

  • 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
  • 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。

      ※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
  • 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師と連絡がとれるようにしておきましょう。
  • 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
  • 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
  • 母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録です。今後接種歴を確認する機会が多くありますので、大切に保管してください。

副反応について

  • 接種後、注射部位の発赤・腫れ・しこりなどの局所反応がある場合があります。
  • 発熱や、いつもより機嫌が悪かったり、ぐずったり、眠そうにすることがあります。
  • 重い副反応がなくても、気になる症状や体調の変化がみられた場合は、接種した医師に相談してください。
  • 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
  • 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。

厚生労働省リーフレット

よくあるご質問

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お問い合わせ

所属課室:子ども未来創造局子どもすこやか室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6768

ファックス番号:072-721-9907

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