二種混合予防接種
二種混合(ジフテリア・破傷風)予防接種について
- ジフテリアと破傷風の第1期の予防接種として、乳幼児期に三種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日せき)または四種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ)を接種した人の第2期の予防接種として1回接種します。
- ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオはすべて予防接種により発症・重症化を予防できる疾患です。
ジフテリアについて
厚生労働省ホームページ( 外部サイトへリンク )をご参照ください。
破傷風について
厚生労働省ホームページ( 外部サイトへリンク )をご参照ください。
接種対象年齢及び回数
11歳から13歳未満までに1回接種(標準的には小学6年生年齢相当)
接種方法
- 接種の際は母子健康手帳を忘れずに持参してください。
- 予防接種予診票は、小学6年生のかたを対象に毎年5月頃に個別送付します。
- 個別接種での実施ですので、下記の定期予防接種医療機関でご予約のうえ接種してください。
(定期予防接種医療機関一覧表)
接種費用
無 料
※ただし、対象年齢(11歳から13歳未満)に当てはまらない場合は任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償が受けることができないため、ご注意ください。
ワクチンの種類
不活化ワクチン
留意事項
- 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
- 予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。
※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
- 接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師と連絡がとれるようにしておきましょう。
- 接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
- 母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録となります。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
副反応について
- 副反応は局所反応が主なもので、接種箇所の発赤、腫脹、疼痛、硬結などがみられることがあります。また、発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、下痢、めまい、関節痛などの全身症状もみられることがあります。これらの症状は2、3日で消失すると言われています。(硬結は1~2週間残存することがあります。)
- まれに報告される重い副反応には、ショック、アナフィラキシーがあります。
- 重い副反応はなくても腫れが大きく目立つ時などには医師に相談してください。
- 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
- 予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。