更新日:2018年10月25日

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第8回市民会議議事概要

「分科会を作ろう&運営委員会の設立に向けて」

日時:平成19年10月18日(木曜日) 午後1時30分から4時30分まで

場所:職員会館 2階集会室

出席者:市民18人(欠席20人)、サポートスタッフ10人、事務局6人、コンサルタント2人

1. これまでのふりかえり

第7回の議事概要について、出席者にご確認をいただき、後日、市のホームページに掲載することとなりました。

2.分科会の検討

進行役から、第7回市民会議において「今後10年間、箕面市が力を入れて取り組むべきこと」として4グループから発表のあった内容を、市民会議全体としての関心事項を明らかにするために再整理した結果、大きな柱として以下の6つのテーマが浮かび上がってきたことについて説明をしました。

[6つのテーマ]

  • 『魅力UPで憧れのまちに』
  • 『すべての人に安心を』
  • 『人と人が関わり、人が育つ』
  • 『市民がまちづくりの主人公』
  • 『環境を大切にして暮らす』
  • 『市役所にもっと経営感覚を』

また、6つのテーマについて、市民会議のメンバーの関心を尋ねたアンケート調査の結果を報告しました。

進行役からの説明を受けて、分科会の分け方について、全体で意見交換を行いました。

(意見交換)

  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』は取り扱う範囲が広いので、その他の5つのテーマに分割してはどうか
  • 「THE箕面」、「日本中の憧れのまち」は、もっと魅力あるまちをつくっていこうということが強調されている。確かに範囲は広いが、いきなり廃止するのではなく、一度は議論させてほしい
    • ⇒『箕面の魅力UPで憧れのまちに』は、他の5つのテーマとも関連するので、このテーマに参加する人は、他のテーマにも参加するということが考えられる
  • 『すべての人に安心を』の中にある「文教、国際化都市「箕面」をめざす」という意見の趣旨は、『箕面の魅力UPで憧れのまちに』の「THE箕面」に近いので、そちらに移して欲しい
  • 6つのテーマは目標のような表現となっているが、具体策を考えていく段階で、分科会どうしで具体策を調整する機会はあるのか
    • ⇒6つのテーマごとに議論の場として分科会をつくり、目標と手段をセットで考えていただく。全体会議に検討成果を持ち寄り、抜け落ちている点や重複している点などについて調整していく。最後までこの6つのグループのまま、検討を進めるかどうかはわからない
  • 分科会の分け方については、スケジュールに余裕がないので、「都市計画」、「生活(健康、医療、人権など)」、「まちづくりと財政」の3つが良いのではないか
    • ⇒今後のスケジュールは、来年3月末に中間報告、来年秋に最終報告をとりまとめる。分科会の開催頻度は分科会にお任せする。分科会の数が少ないと、分科会の人数が多くなり日程調整が難しくなるということにも留意する必要がある
  • 分科会の数が多いと提言内容の調整が難しくなるのではないか。ある程度分科会が取り扱う範囲が広いほうが、一貫性のある提言がつくりやすくなると思う
  • 分科会で議論を始める前に、全員が共通して納得しておくべき前提条件があるのではないか。例えば、住宅都市であることを変えるのか変えないのか、人口を増やしていくのかどうかなど。ある程度まちのイメージを共通で持つ必要がある
    • ⇒第7回の市民会議では人口を増やしていくべきとするカードはみられなかった。また、産業に関わるカードも少なかった。住宅都市として暮らしの質を高めていきたいということが共通認識としてうかがわれる。しかし、財政再建を検討する中で、やはり産業政策に力を入れるべきということになるかもしれない
  • 前回の各グループでの意見をベースにつくられた6つのテーマはよくまとまっていると思う。分科会の人数としては、5人は少なく、12人は多いように思う
  • 前回の市民会議で、箕面森町や西小野原、彩都についての意見が少なかったのは、市民会議参加者との関わりが少ないからではないか。全体を見渡して、抜け落ちている検討課題があるようであれば、行政から提起してほしい
    • ⇒これまでのところ、止々呂美地区のかたには参加いただけていない。参加してくださいという意見があるかもしれないが、我々が飛び込んでいって話を聞いてくるということも考えられる。都市計画は暮らしを実現するための手段であると考えられることから、都市計画というテーマでは柱をつくらなかった。6つのテーマのなかで都市計画についても検討していただければと思う
  • 前提条件を押さえておくべきというご意見があった。船場団地の再開発や地下鉄延伸が進むと、人口が増加するということもあるだろう。一般論としては人口減少時代であるが、どのように考えていくのか議論を重ねることが必要ではないか。今日の段階では『箕面の魅力UPで憧れのまちに』のテーマを除く5つの分科会を作ってはどうか。『箕面の魅力UPで憧れのまちに』に関わることは全体会議でもう一度議論した上で、必要があれば分科会を作ってはどうか
  • 参加者のみなさんは具体的な事柄について議論をしたいと思われていると思う。とりあえず、この6つのテーマで分科会をスタートさせてはどうか。そして、全体会議で集まったときに、足りないことがあれば議論すればよい
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』について、これだけたくさんのカードが出ている。これは、それだけみなさんが関心をもって議論したいということであるから、議論する前から「やめよう」ということはよくない。一度、議論してみるべきだと思う。そして、分科会で議論したことをもちよって、また、分科会を再編していくこともありうる
    • ⇒前回のみなさんのカードをまとめていくと、この6つの柱が浮かび上がった。それぞれ想いがあると思うので、一通り検討してみてはどうかと思う
  • 『すべての人に安心を』という名前がつけられているが、内容をみると人権や福祉に関連するご意見である。すべてという言葉に含まれているのかもしれないが、「共生」ということが大切だと思う。多様な人が集まってまちをつくっていくというイメージから「箕面を生命の豊かな森にする」といった名前にしてはどうか
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』に入っている「心のふれあう商店街の復活」を、『市民がまちづくりの主人公』に移してはどうか。市民の中に商業者も含まれる
  • 同様に、『箕面の魅力UPで憧れのまちに』に入っている「箕面の宝を大切に」を、『環境を大切にして暮らす』に移してはどうか
    • ⇒「箕面の宝」ということに着目して検討していこうというメッセージをこめて、『箕面の魅力UPで憧れのまちに』に入れている。箕面の宝という観点からは、自然だけでなく、文化なども宝としてあげられる。具体的な行動になると、環境のところと重なってくるかもしれない
  • 同じ自然であっても、「憧れのまち」において考える自然と、「環境を大切に」において考える自然とでは切り口が違うし、施策も異なってくると思う。それぞれの切り口から一度考えてみたらよいのではないか
  • 6つの柱は事務局が再整理した案であり、それでよいかどうかについて話し合う場が全体会議である。『箕面の魅力UPで憧れのまちに』は総論的であり、他の5つとはトーンが異なっている。まずは、5つの分科会でスタートしてはどうか
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』は、情報発信やイメージアップなど外向けの取組を考える場ではないかと思う。残りの5つは今の市民に対する取組を検討する場だと捉えている。6つでスタートしてはどうか
  • 6つの柱が浮かび上がってきているが、7つの目の柱として「産業の活性化」を加えることが必要ではないか
    • ⇒産業についてのご意見はあったが、他の意見に比べて相対的に数が少なかったため、大きな柱の1つにはならなかった
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』に入っている「あらゆる資源を総動員」を、『市役所にもっと経営感覚を』に移してはどうか
    • ⇒効率的に議論をする必要はあるが、ある程度議論をしてから調整していくことも考えられる
  • 商店街についても色々な切り口から検討することができる。この6つのテーマは事務局が整理したものではあるが、事前アンケートで自分はこのテーマが良いと思って選んでいる。まずは、この6グループでスタートしてはどうか
    • ⇒6つのテーマは議論の入り口であり、それを出発点として検討していただければよい。議論が重なってしまうことがあるかもしれないが、最初から全てを区分することは難しい。産業活性化については一つの柱として設けた方がよいか
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』の中の一つの項目としても議論はできると思うが、分科会の進め方によっては十分に議論されないかもしれない
  • 5つぐらいの柱に集約してはどうか。自分の得意分野の分科会に入って議論し、検討成果を持ち寄ってということを繰り返して検討を進めていってはどうか
  • いくつかの案がでているので採決をとってはどうか
    • ⇒当初の6つのテーマの案、『魅力UPで憧れのまちに』を解体して5つのテーマにする案、産業の活性化を加えて7つのテーマにする案、3つ(都市計画、生活、まちづくり・財政)のテーマにする案が出ている
    • ⇒これまでの検討プロセスを振り返ると、単に分野で分けるのではなく、どういうまちにしたいかという想いで分けようとしている。せっかくカードに書いていただいているので、一度それについて議論した方がよいのではないか。分科会の数を少なくすると、人数が多くなり日程調整が難しくなる。また、ある程度人数が少ないほうが議論もしやすい
  • 『魅力UPで憧れのまちに』において、産業活性化が大事だと認識して議論していただけるのであれば、「産業の活性化」を柱の1つとして設けるという提案を撤回する
  • 『箕面の魅力UPで憧れのまちに』を希望されている12人のかたは、他の5つのテーマにも入っていただき、総合的な視点で議論していただきたい
    • ⇒『箕面の魅力UPで憧れのまちに』のテーマは、他のテーマとも関わりが深いので、他の分科会とコミュニケーションをしっかりとっていただければと思う
  • 分科会で話し合った結論であっても、それをそのまま市民会議の結論とするのかどうかについては、全体会議での検討が必要だと思う
    • ⇒分科会と全体会議での議論を繰り返しながら、市民会議としての提言をまとめていきたい

上記の意見交換の結果、第7回の市民会議でのカードを再整理して浮かび上がってきた6つの柱ごとに分科会を設置することとなりました。また、複数の分科会に参加できることを確認しました。

3.分科会の進め方についての検討

出席者それぞれが希望する分科会を表明しました。欠席者の希望を把握した後、10月24日以後に、第1回の分科会をそれぞれ開くことになりました。

資料6「分科会の運営について」に基づいて、各分科会において、リーダー・サブリーダーの選任、分科会の活動の進め方(学習、現地調査、市民意見の集約など)、提言書のイメージについて検討し、第9回全体会議で報告いただきたいとの説明を進行役からしました。

説明を受けて、全体で意見交換を行いました。

(意見交換)

  • 作成する提言が基本構想レベルなのか、基本計画レベルなのかによって、分科会活動の内容が変わってくる。方針について本日合意をとることはできないか
    • ⇒提言書のイメージについては、これまでさまざまな意見が出ているが合意はできていない。まちづくりの方向性だけでなく、具体的な施策についても提言したいというご意見が多かった。次回の全体会議までに、各分科会で検討していただき、次回の全体会議で方針を決定したい
    • ⇒事務局(市)から求めているのは基本構想の提言である。会則案においても、第2条で、基本構想を提言することを目的としている
    • ⇒市民会議としてどういう提言書を出していきたいのかについて、次回の全体会議で議論したい。いずれにしても、さまざまな市民の意見を聞くということは必要なので、そのような活動からスタートしていただければと思う。また、必要に応じて、新しいメンバーを引っ張りこんでいただきたい
  • 各分科会の参加メンバーがわかるように名簿を作成して欲しい
    • ⇒事務局で名簿を作成し、お知らせする

意見交換の後、分科会ごとに、第1回の分科会の日程の候補日を出していただきました。

4.運営委員会企画会議からの報告と検討

10月12日(金曜日)に運営委員会の企画会議が開催され、会則(案)、事業計画(案)などについての検討成果について事務局から報告しました。

また、意見交換の後、全体会議としての概ねの承認をいただき、詳細については世話人会(運営委員会)に一任すること、世話人会が会則、事業計画、予算を作成し、市に補助金申請をすること、第9回全体会議で結果を報告すること、という流れについて了解をいただきたいと事務局から説明しました。

説明を受けて、全体で意見交換を行いました。

(意見交換)

  • 全体会議の招集についての規定がない
    • ⇒全体会議の招集についての規定を追加したい
  • 30人の意見だけではなく、多くの市民の意見を取り入れた提言としていくことが必要である。市民への報告だけでなく、啓発や意見を聞いていく活動が大事である。そのような趣旨がわかるように、市民会議の目的を明らかにし、事業計画、予算をつくることが必要ではないか
  • 企画会議においても同様の議論があり、提言作成において幅広い市民の意見を取り入れることが大事であるということについては共通認識として確認している
    • ⇒予算については、企画会議で十分検討がされていない。今後、具体的な検討を行うなかで、市民とのコミュニケーションのための費用も検討されると思う
  • 例えば、「より多くの市民に理解していただける構想を策定する」といった文言を市民会議の目的に追加してはどうか
    • ⇒会則に明記している方が、意見を求めやすいし、意見をいただきやすくなるのではないか。明記していく方向で世話人会で議論していただくこととしたい
  • 多くの市民の意見を聞くため、出向いていくための交通費や手土産、名刺などの費用も予算に加えていただきたい。世話人会においてよく検討してほしい

上記の意見交換を踏まえて会則、事業計画、予算を検討・決定することについて、世話人会への一任が了承されました。

事務局から、後日、世話人会のメンバー募集が行われることについて説明がありました。

5.今後の予定

第1回の分科会の日程が下記のとおり、決定しました。

  • 『魅力UPで憧れのまちに』 10月24日(水曜日) 午後7時から
  • 『人と人が関わり、人が育つ』 10月26日(金曜日) 午後6時から
  • 『環境を大切にして暮らす』 10月25日(木曜日) 午後1時30分から
  • 『すべての人に安心を』 10月26日(金曜日) 午後3時30分から
  • 『市民がまちづくりの主人公』 11月1日(木曜日) 午前9時30分から
  • 『市役所にもっと経営感覚を』 10月31日(水曜日) 午後6時30分から

また、参加者からの提案を受けて、第1回分科会については、関心があれば、メンバー以外のかたも自由に参加できるようにすることになりました。

分科会の開催場所、議題(特に話し合っていただきたいこと)については、事務局から連絡する予定です。

また、世話人会のメンバー募集を後日事務局から行い、第1回会世話人会を10月下旬に開催する予定です。

(今後の全体会議の開催日程)

  • 第9回市民会議 11月28日(水曜日) 午後6時30分から9時まで

最後に、「ふりかえりシート」にご記入いただき、第8回の市民会議を閉会しました。

 

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