更新日:2018年10月25日

ここから本文です。

第19回市民会議議事概要

「市民との交流で最後の仕上げを!」

日時:平成20年8月21日(木曜日) 午後1時30分から4時30分まで

場所:職員会館 2階集会室

出席者:市民16人(欠席28人)、サポートスタッフ3人、事務局7人、コンサルタント2人

1.これまでのふりかえり

今回の全体会議の進行は、世話人の吉田さんがしました。

議事概要に沿って前回のふりかえりを行い、議事概要について了承されました。

また、8月8日に開催された東海市との交流会について報告をしました。

2.意見交流会及びパブリックコメントの準備について

意見交流会のプログラム及びパブリックコメントについて、五藤さんから説明をし、それをうけて意見交換を行いました。

  • 意見交流会の会場としてグリーンホールのロビーを使えないか。エレベーターがないので、車いすのかたが参加しにくい。この場所しかないのであれば、せめてチラシに「車いすのかたも気軽にお越しください」の文言を入れていただきたい。
    • →パワーポイントでのプレゼンも行うので人通りのあるロビーでの開催は難しい。チラシについては印刷済みであり、今から文言を追加できない。
    • →ポスターを作成するのであれば、ご配慮いただきたい。
  • 要約筆記や手話については予定している。ご指摘の通り、グリーンホールの2階での開催ということで来場を断念されるかたもおられるかもしれないが、当日こられた場合にはみなさんにご協力いただいて2階の会場へご案内したい。
  • パブリックコメントでは、できるだけ沢山のご意見をいただきたい。ご意見を尊重して対応したい。
  • 各分科会においてさまざまな意見交換をしてきた団体にもご意見をいただき、パブリックコメントでのご意見と同様に提言書に反映していきたい。

3.提言書(案)および提言シート集(案)について

提言書(案)について、前回の全体会議での報告から変更のあった点を中心に、田中さんから説明をし、それをうけて意見交換を行いました。

  • 目次の次にある「提言書について」の文章は、「です・ます調」に変えたほうがよい。文章の場所も目次の前がよいかもしれない。
    • →ご意見の方向で修正したい。
  • p3の「(3)総合計画の位置づけ」で、「総合計画の策定の前に自治基本条例をつくる」とあるが、この記述でよいか。
    • →総合計画についての規定がないため、それを明確にする必要がある。自治基本条例で定めなければならないということではない。
  • p7の図の下からでている矢印の先の楕円の中に、将来都市像が書き込まれているが、将来都市像は次ページで記述しているので、ここでは“箕面のあした”という文言でよいのでは。
    • →ご意見の方向で修正する。
  • 「市民会議からのメッセージ」で、“今もこの地で暮らしているもの”といった表現があるが、“もの”という言葉を使わず“市民”にしてはどうか。
  • p9の「まちづくりの目標」のツリー図には、「まちづくりの基本方向」も含まれているので、ツリー図の上の文章で、「まちづくりの基本方向」についての説明を追記したほうがわかりやすい。
    • →ご意見の方向で修正する。
  • 欠席されているかたからのご意見をみると、簡単なご指摘から、本質的なご意見までさまざまである。欠席者のご意見を中心に検討を進めることにしてはどうか。
    • →各担当のかたから、欠席者のご意見についての対応についてご意見をいただいて、修正方針を固めていくこととする。

[目標1:安全・安心でみんながいきいき暮らすまち]

  • p10(2)のタイトルのかっこ内の表現については、ご指摘の通り、“(高齢者・障害者・外国人)”に訂正する。
  • p11(4)の【実現する暮らしの姿】の「生活が安定する就職困難者や母子家庭の母が増えています」については、母子家庭だけでよいのか。
    • →母子家庭だけでなく、ひとり親家庭としてはどうか。
    • →誰が仕事に困っているのかというと母子家庭の母親だと思われるので、案のとおりでよいと思う。
    • →案の表現だと母子家庭の母が増えているような印象を受けるので、「ひとり親家庭の生活が安定する」という趣旨の文章に変える方がよい。
    • →「就職困難者やひとり親の生活が安定している」という表現がよいのでは。
    • →仕事の紹介を最も必要としているのは母子家庭の母親だと考えている。ご了解をいただければと思う。
    • →託児所や保育所の整備で就業支援としては十分でないのか。
    • →それだけでは不十分である。パソコン訓練などが必要となっている。
  • 介護のために仕事ができない、生活できないということがあると思うが、どのように対応していくのか。
    • →p21に高齢者福祉について提言している。介護サービスを増やしてほしいというニーズがあるが、経費のかかることでもあり箕面市の介護保険としてどう対応していくのかということが大事である。介護保険制度を上手に運営していくために、新たな検討の場として「介護サービス対策会議」を提案している。

[目標2:子どもたちの夢が育つまち]

  • p12(1)のタイトルに「受け容れあう」という表現があるが、許容の“容”という文字を使うのであれば、本文も同じ文字を使っていただきたい。
  • p13(4)のタイトルの文末が“めざします”となっているが、“つくります”にしてはどうか。
  • p13(3)に、“そして、開かれた学校を実現するために、地域の人たちの積極的な見守りによって子どもを守っていきます”とあるが意味がわかりにくい。
    • →文章を修正したい。
  • p12に議会で不採択になっている「男女共同参画推進条例」についての記述があるが、どのように提言していくのかについて話し合う必要があるのでは。
    • →否決されたが、条例そのものについては定めていく方向性にあると思う。
    • →時代状況の説明をするのであれば、“箕面市男女協働参画推進条例”という具体名ではなく、一般的な名称を用いてはどうか。
  • p12(1)の【実現する暮らしの姿】の1番目の文章は総括的である。子どもの人権についてもとりあげていただきたい。
  • p13(4)のタイトルに“生涯”という言葉が2回出てくるが、1回でよいのでは。
    • →意図して“生涯”という言葉を2回重ねている。“生涯学ぶこと”が“生涯元気”でいられることにつながると考えている。
  • p12の目標2の文章に“わたしたち”という言葉を用いているが、「市民会議のメッセージ」では“私たち”という言葉が用いられているなど、混在がみられる。
  • p12の【実現する暮らしの姿】の文章の文末が“~います”で統一されているが何か意図があるのか。
    • →特にない。
  • 目標2のタイトルは「子どもたちの夢が育つまち」となっているが、大人の生涯学習の内容も含まれている。
    • →いろいろと検討して、現在のところに位置づけた。
  • p 13(3)の【実現する暮らしの姿】に、“余裕教室を地域の人が活用し、地域に開かれた学校がより進んでいます”とあるが、(4)生涯学習の方がよいのでは。

[目標3:地球環境さきがけのまち]

  • “豊かに”、“ ゆたかに”と言葉遣いが、目標によって異なっている。
    • →箕面市では“豊かに”で統一されているようなので、漢字に修正する。
  • p14(2)に、“潤いと安らぎのある都市計画面積半分・・・”とあるが修正が必要。
    • →計画されている都市公園の半分まで開設されているという趣旨である。文章を修正する。
  • 災害対策で学校の校庭の活用にふれられているが、 校庭に何かつくるのか。
    • →学校の校庭に水を貯留するのではなく、校庭の外周などに溝をつくり水を貯留する方法などがある。雨水を一気に下水に流すのでなく、学校を活用して一度貯留することにより、浸水を減らすことができる。

[目標4:「箕面らしさ」を活かすまち]

  • 文化活動の連盟のような組織は箕面市にあるのか。
    • →文化振興事業団という財団はあるが、連盟は、活動の種類ごとにある。統一組織の必要性についてのご意見あるが、現在は別々に活動されている。
    • →文化政策は行政に頼る面が多い。スポーツの場合も施設整備などを行政に頼らざるを得ないが、体育連盟がスポーツの振興のために色々なお手伝いをしている。芸術分野でも同様の運動ができるようなシステムがあればと思う。
    • →「箕面文化・交流センター」や「郷土資料館」などが1箇所に集まってきている。生涯学習の施設は各地域にあった方がよいと思う。今後は、コンクールなどにより新しい文化にかかわる取り組みを支援していければと思う。
  • p16(3)の【実現する暮らしの姿】に、“開発途上にある新市街地(彩都・森町)は安全で魅力ある「まちづくり」が進み、計画人口が達成されています”と記述されているが、修正・削除したほうがよいのではないかと思っている。
    • →計画人口が達成されないと困るのではないか。
    • →達成のための手立てが提案できていない。府政の方針が変わりつつあるなかで、従来どおりの計画に沿った記述でよいのかどうか迷っている。
    • →この項目で新市街地にかかわる暮らしの姿を入れた理由は何か。
    • →「箕面らしさ」を守るということに関連して、これまで旧市街地や山並みについては大切にしてきた。新市街地についても「箕面らしさ」を作る一部として記述したが、やや人口に偏った内容となってしまっている。
    • →“安全で魅力ある”まちというのが抽象的なので、具体化されるとよい。
    • →計画人口にかかわる記述は削除し、安全などにかかわる記述を中心としたい。
    • →彩都や箕面森町新町が、「箕面らしい」まちになるのかどうか疑問。
    • →新市街地について、提言書の中でまったくふれないのはどうか。
    • →新市街地ということであれば「小野原西」も該当する。
    • →新市街地が「箕面らしいまち」なのかどうかということについては、意見がいろいろとあり、記述することは見送りたい。
    • →“災害のない緑の多いまちづくりを進めていく” という方向性を示すことにしてはどうか。
    • →彩都に関して盛土の安全性についてはいろいろと説明があるが、盛土の下の地盤については、いろいろな問題が指摘されている。「安全なまち」というよりも、「災害のない」ということが課題になる。

[目標5:「箕面のあした」をみんなで創るまち]

  • “創る”という文字は、“つくる”とひらがなにしたい。
  • “地域レベルでの自律” とあるが、“自立”ではないか。
    • →「自ら律する」ということから“自律”としている。
  • p18の【実現する暮らしの姿】に、“市役所の仕事が効率化され、組織や要員も”とあるが、“要員”という言葉がわかりにくい。
    • →“職員”の方がわかりよい。
  • 「複合型地域コミュニティ」の中身を確認したい。「地域コミュニティ協議会」の役割が記述されているが、まちづくりは誰がすると考えているのか。
    • →地域の諸団体がさまざまな活動をしているが、地域の中でコーディネートされていない。コミュニティ協議会には地域としてのビジョンの明確化や計画・調整の役割をもたせていきたい。地域によって取り組み方に違いはあるだろう。
    • →自主防災組織についても、自治会の役割として明記したい。そうすることにより、自治会のない地域においても、消防団と連携していけば、活動が活発化していくのではないかと期待している。
    • →考え方は13校区それぞれで違うと思うが、加入率もさまざまであるなかで、自治会ありきで防災体制を構築しようとしてもなかなか問題解決はできない。自治会で自立して活動ができるのであればよいが、それが難しい場合は、校区で対応していくことも考えられる。このような話し合いができる仕組みがないことが課題だと思っている。役割分担については地域で話し合って柔軟に決めていけばよい。
    • →防災訓練をすることで、住民の知識が増え、機材の置き場所などが周知できる。自治会の役員が毎年変わるなかで、このような取り組みができるとよい。

意見交換が一通り終わり、進行役の田中さんから説明をしました。

  • いただいたご意見を踏まえて、パブリックコメントに向けて資料を修正していく。本日、発言できなかったことは「ふりかえりシート」に書いてください。
  • 提言書に「市議会に対する提言」を盛り込むことの必要性・妥当性についてご意見がありましたが、ぜひ、市議会にも提案したいということで、章をわけることで、提言書に盛り込みたいと思う。
  • 「箕面市民会議の活動をふりかえって」という資料を配布している。個人メッセージをお寄せください。9月1日までに事務局へ送ってください。

4.市民会議のこれからについての意見交換

議事が早めに進行したこともあり、市民会議のこれからについて、参加者各自からご意見・ご感想を頂きました。

  • 市民会議から策定委員会議、審議会に2人ずつ代表者を出します。提言内容がどのように反映されるのかが非常に大事であり、代表者をサポートしていきたいと思います。
  • 策定委員会議、審議会に代表者を出すということから、その母体である市民会議の活動は引き続き必要だと思います。策定委員会議や審議会が開かれた場合に、市民会議のみなさんに、代表者から動向を報告したいと思います。特定のテーマについて引き続き検討したいということがあれば、希望者で集まって別途活動を続けていけばよいと思います。
  • 代表者が困られることのないように、計画案ができる1年半の間は、代表者を支えていきたいと思います。提言書を作って終わりでは作文活動になってしまいます。これからが勝負だと思う。
  • 提言書ができて終わりではなく、提言書をいかに実行していくか、我々が共助で実現させていくかということが重要だとつくづく感じた。少しでも第5次総合計画が良いものとなるように代表者をサポートしていきたい。
  • 提言書がどのようになっていくのか方向性を見ていきたい。また、代表者のサポート役を担っていきたい。何らかのかたちで引き続きかかわっていきたい。
  • この1年半にわたって、いろんなことが交錯し、少しでもよいものをということで提言書がまとまってきたと思う。代表者4人を支えながら、今後ともかかわっていきたいと思う。また、今の行政改革の方法で、どれだけ我々が幸せになるのかについて見ていきたい。
  • 市民活動の現場にいるので、次期総合計画が現場でどのように活かされるのかについて見守っていきたいと思う。代表者4人には頑張っていただきたい。応援していく。
  • 途中から参加したが、意見交流会で農業の問題についての発言を地元の方からいただき大分ショックを受けました。提言を出したことが、5年後、10年後にどのように反映されていくのかを楽しみにしています。
  • 途中から参加し、休んだこともあったのですが、みなさんのご意見を聞いて勉強になりました。活動が続くのであれば、引き続き参加したいと思います。色々な場面で困ったことがあった時に、みんなに相談できるような場になればと思います。
  • サポートスタッフとしてふりかえると、至らなかったこともあったと思います。みなさんの熱い気持ちが伝わってきて、私自身の刺激になりました。総合計画に提言が反映されていけば、次は、私たち行政が実行していく立場になるので、提言書の中身を真摯に受け止めたいと思います。
  • 途中から参加し、みなさんの知識の豊富さと熱心さに驚きました。文面にすべて表現しきれていないこともあります。活動を継続してサポートしていただければと思います。今後も応援していきたいと思います。
  • 策定委員会議、審議会委員の2人の代表枠は当初想定されていなかったことであり、代表者として出ていただくかたに期待したいと思います。
  • 総合計画がどう実行されていくのかについて日々チェックしていくことが必要です。むしろ総合計画ができた後がスタートだと思います。総合計画にかかわるということは行政施策にかかわるということでしょうが、どのようにかかわっていけばよいのかについては、自分自身には答えがありません。今回は事務局を行政がしてくれていますが、それがなくなった中でどのような活動ができるのかについてはみなさんと考えていくものと思っています。
  • ほとんど参加できていませんでした。活動が続くようであれば、時間があれば時々参加させていただきます。
  • 今後の具体的な動きについてですが、継続して参加されるかたについては、意向を把握し、名簿として整理する必要があると思います。
  • 昨年の6月から今日まで議論がされ、このような目標を示せたことについて、自分自身驚いています。よくここまでこられたと思います。市民が参加していくことは大事だと思いますので、なんとかかたちになるようにしたいと思います。
  • 提言書には、委員会、協議会を設立しようという提言がたくさんあります。これは、行政がしていることについて、市民ももっと踏み込んでかかわりたい、何とかしたいということだと思います。これらの提言がいくつか実現していく際には、我々は事情がわかっている仲間ですから、なるべく多くのかたがそういった場に参加して、取り組んでいただきたいと思います。また、多くのかたが、これからも市民会議に関心をもっていただきたいと思います。
  • 代表者として策定委員会議に出させていただきますが、みなさんから力強いサポートの声をいただいて感激しています。市民会議については“やめる”のではなく、“我々の役割や運営を変えて継続する”のだと考えています。 事務局のあり方など運営の仕方は変わりますが、“箕面市民会議”の名称で活動を継続していくものと考えています。
  • 活動を続けることによって進歩する、何か新しいことを求めていく、実現していくということが大事だと思います。市民の目線で物事を考えていくというのは、今までなかなか実現されなかったことだと思います。

参加者からの発言を受けて、事務局から発言がありました。

  • みなさんから提言書をいただくわけですので、その反映状況については報告をする義務があると考えています。報告については、市の仕事として取り組みたいと思います。顔合わせなどあまり中身にかかわらない会合の後に報告会を開いても意味がないと思いますので、どのようなタイミングで報告会を開くのかについては、市で判断させていただきたいと思います。
  • 総合計画によるまちづくりの検証については、みなさんからの提言の中にある「まちづくり市民会議」がその役割を担うものと考えています。行政としてもこのような組織が必要かと思いますし、今後の課題として前向きに議論していきたいと思います。

6.次回日程の確認

(今後の全体会議の開催日程)

第20回市民会議 9月24日(水曜日) 午後6時30分から9時まで

最後に、「ふりかえりシート」にご記入いただき、第19回の市民会議を閉会しました。

 

市民会議のトップページへ

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:総務部財政経営室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページは見つけやすかったですか?