更新日:2018年10月25日

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第2回市民会議議事概要

「総合計画学習会&運営ルールの検討」

日時:平成19年7月24日(火曜日) 午後2時から5時15分

場所:職員会館2階

出席者:市民23人(欠席15人)、サポートスタッフ15人、事務局8人、コンサルタント2人

1.自己紹介と第1回市民会議について

1回目を欠席されていた公募市民のみなさんに簡単に自己紹介をしていただきました。

  • 箕面は里山に恵まれたまちである。里山の保全活動に参加している。
  • 自分の住んでいるまちを、住んでよかったと思えるまちにしたいと考え参加した。
  • 震災をきっかけに地域で夏祭りを始めた。予防医学など健康関連で提案したい。
  • 箕面のことを知りたくて参加した。
  • 障害を持つ人といっしょに仕事をしている。NPO的な活動でもある。
  • 通学路に散乱するごみに問題意識をもちボランティアを始めた。きれいなまちにしたい。
  • 子育て中の一般市民の声を届けたいと思って参加した。
  • 誰もが自由に公共交通で移動できることをめざした活動をしている。
  • 10年先、20年先を見据えて植樹をしている。快適な環境を楽しめるまちにしたい。

その後、1回目の会議をふりかえりました。

  • 市民会議の役割は、箕面のまちの将来像を描くこと。目標数値が設定できるとよい。スケジュールは、来年3月までに中間報告、来年秋に最終報告の予定。市民主体の運営とし、市民主体の運営体制ができれば最大50万円の予算がある。公募職員(サポートスタッフ)や事務局、コンサルが支援。
  • 様々な分野に関心を持つ市民のみなさんが参加され、「参加者相互が知り合う機会を設けて」、「総合計画や市政を勉強する機会が必要」、「資料の事前送付を」、「欠席者が意見を 言えるように」など進め方について提案をいただいた。また、参加者のみなさんの都合のよい時間帯がなかなかあわないことがわかった。
  • いただいた意見を受けて、総合計画やまちづくりについての勉強会を7月30日、31日、8月7日に実施する。また、市民会議のイメージがわかりにくいという声があったため、豊中市、日野市、那覇市での取組の資料を送付した。スケジュールがわかりにくいというご意見があったため、大まかなスケジュールをお示しすることとした。また、 「参加者全体の場では発言しにくい」ということからグループ討議を取り入れる。欠席者が意見を述べられるような対応も行っている。
  • 資料3は、大まかなスケジュールのイメージで、具体的にはこれからみなさんで検討してもらう。9月から10月まではこのような全体会の場で、運営ルールや年間の活動計画を検討したり、まち歩きやいろ いろな声を聞く活動を企画・実施する。その後、テーマ別の分科会に分かれて議論を深め、年明けぐらいから中間報告にむけてのとりまとめを行うようなことをイメージしている。
    資料3 今後のスケジュールのイメージ(PDF:23KB)

(意見交換)

  • どのような提案書の作成をめざすのかについて、共有する場をもつ必要がある。
    →第3回で検討することを予定している。
  • 箕面市はこれまでどういうまちになることをめざしてきたのか。また、今後どういうまちをめざしていくのか。その共有なしにばらばら意見をいっても仕方がない。

2.総合計画に基づくまちづくりの歩み

市制50周年の際に作成されたビデオをみた後、事務局から総合計画に基づくまちづくりの歩みについての説明を行いました。

  • 第四次総合計画までのまちづくりは、基盤整備や市街地整備などのハード面のまちづくりが中心であった。次期総合計画はソフト面が中心になるのではないか。
  • 総合計画はどこの市でも同じではないかというご意見もあるが、地方分権の時代にあって、どのような課題を抱え、どういう目標をもって解決していこうとしているのかをしっかり書き込むことが必要と考えている。
  • 基本構想は、地方自治法で作成が義務付けられており、めざすべき将来像や基本目標を示すものである。また、基本計画では、基本目標ごとに施策の基本方針及び施策の体系と内容を示 している。第四次総合計画では、26政策・82施策を定め、保健医療、生活環境整備、文化振興、自然環境、産業振興など多岐にわたった内容となっている。
  • 基本計画の実施にあたっては、第1期から第3期の実施計画を作成している。第3期実施計画は、第四次総合計画の目標を達成するために19年度から22年度に取組む内容を示している。 第3期実施計画13ページでは、26の政策を、市民アンケートの結果やパブリックコメントなどを踏まえて、求めていく成果の方向性と、資源配分の方向性に基づき、9象限のマトリクスに落とし込んでいる。
  • 次期総合計画を考える時も、財政状況をみながら、それぞれの政策をどういう方向にもっていこうかという議論になるだろう。今の財政状況では、全ての政策にお金をかけて、成果をあげていくことはできない。政策施策の検証をしながら、市民生活の課題や、めざしていく将来像を考えていくことになるだろう。
  • 「住みよさランキング」を、今後の議論の参考として配布した。
  • 8月22日にアドバイザーの大阪市大の阿部先生による講演会を開催する。その他、要望に応じて個別テーマの勉強会を開く。

(意見交換)

  • 勉強会は市民会議のメンバー以外でも参加してよいか。
    • →参加可能。
  • この市民会議にはどの程度の権限や正統性があるのか。市民における認知度も高くない中でどこまで論じてよいか。アンケート調査の一種のような位置づけか。
    • →市民会議のみなさんには、市政についてある程度勉強していただいたうえで、将来の都市像についてご提案をいただきたいと考えている。提案を受けて、策定会議、審議会で議論し、総合計画にしていく。
  • 実施計画で行政がされている検証をどうみるか。市民会議として議論していくべきか。市民会議として課題設定などすればもっと豊かな議論になると思う。
    • →実施計画の政策カルテや施策カルテは行政の見方である。「行政はできているというが実態は伴っていない」というような議論があってもよいと思う。
  • 市政のあらゆる分野を勉強することは難しい。8つ程度の部会にわけて、そのなかで深く勉強していく方がよいのではないか。
    • →取り組み方としては分科会で深めるということになると思う。ただし、興味のある分野だけでなく、他の分野にも関心をもってかかわっていただければと思う。
  • 最初は興味のある分野の検討に参加して、それから他にもかかわっていくような流れの方が取り組みやすい。
    • →前半はある程度事務局主導で勉強会をさせていただき、分科会に分かれてからは、それぞれ勉強していただければと思う。要望があれば情報提供もする。

3.運営ルールの検討

運営ルールを検討する目的とグループ討議の進め方についての説明の後、4つのグループに分かれて、運営ルールを検討しました。その後、各グループからの発表を受けて、全体で共有できることを暫定ルールとしました。文案については事務局で整理を行い、第3回の市民会議で確定させることとなりました。

(日程調整のルールについて 共有されたこと)

  • 年間の予定を決めてしまう案で一致。昼と夜を組み合わせるなどの工夫をする。どの曜日・時間帯にするのかについては今後調整・検討する。

(日程調整のルールについての各グループの意見)

  • 日程を固定する際に、駄目な人がいる場合は避けてほしい。会議の事前事後に意見を述べる機会があれば、固定した日程でも何とかなる(Aグループ)。
  • 3カ月程度日程を決めてしまう。2から3カ月は既に予定が入っていると思うが、その後はこの会議を優先してもらう。8割の出席をめざしたい(Bグループ)。
  • 同じ曜日の午前・午後とかには固定しない。火曜日・水曜日・木曜日がよい。昼間と夜間は固定しない。予定が入るので事前に日時を決めた方がよい(Cグループ)。
  • 年間の日程を決めておく。欠席者は事前に意見を述べるのは良いが、事後は感想にとどめてほしい。議論が後戻りすることがないようにしたい(Dグループ)。

(会議の基本ルールについて 共有されたこと)

  • 市民と行政との協働で運営する。会議の開始・終了の時間を明らかにする。
  • 会長に関わるルールについては、事例などを勉強した上で改めて検討する。

(会議の基本ルールについての各グループの意見)

  • 市民と行政との協働での運営に。会長でなく議事進行役を設けては(Aグループ)。
  • 会議の終了時刻を予め明らかにする。会議は最大3時間まで(Bグループ)。
  • 市民が責任をもって取り組む。会長は立候補で(Cグループ)。
  • 会長のイメージがわかりにくい。どういう局面のどういう役割を想定しているのか。原則としてなど、あまり細かなことは決めなくて良いのでは(Dグループ)。

(会議の公開のルールについて 共有されたこと)

  • 傍聴については意見が分かれている。引き続き検討することとする。
  • 個人情報については内容を整理した上でルール化することとする。
  • 分科会の会議録は出席メンバーで作成することとする。
  • 録音は許可を得た上で認めることとする。

(会議の公開のルールについての各グループの意見)

  • 傍聴者も臨時委員として発言してもよい。分科会の会議録は出席メンバーで作成を。録音は可能だが事前に許可を(Aグループ)。
  • 傍聴者には会議の最後にご意見をいただく(Bグループ)。
  • 議論が後戻りしないよう傍聴者には議論の流れの中で発言いただく(Cグループ)。
  • 会議の終わりに傍聴者にご意見をいただくのはかまわない。個人情報について、その内容を具体化したうえでルール化することが必要。録音内容の第3者への公開にあたっては、第3者の目的をはっきりさせることが必要(Dグループ)。
  • 傍聴者に求める意見が、計画作りそのものへの意見なのか、市民会議に対する意見なのかで傍聴者意見の必要性、重要性が違う。
    市民会議が気づいていない点や見落としている点を指摘していただくのは有効である。

(発言のルールについて 共有されたこと)

  • 手短にわかりやすく、責任をもってという内容については、ポジティブな表現に改める。発言が長くならないように互いに気をつけよう。

(発言のルールについての各グループの意見)

  • 批判・中傷はその場にいない人も含めてやめましょう(Aグループ)。
  • 特になし(Bグループ)。
  • 長時間話す人は、議長が制限・ストップがかけられるように。また、特定の地域・団体の立場を尊重した話は認めよう(Cグループ)。
  • ネガティブな表現が多い。話を活発にしましょうということでよいのでは。発言がしにくいような雰囲気になるルールでは困る(Dグループ)。

(合意形成のルールについて 共有されたこと)

  • まずは議論を尽くすということを姿勢として持つ。いきなり多数決で決めるようなことはしない。できるだけ多くの賛成が得られる方向性を見出すように努力するとともに、少数意見も整理する。

(合意形成のルールについての各グループの意見)

  • できるだけ全員合意としたい。議論をして合意できる案をつくっていく。決まらないときも出席者の3分の2以上の合意を目指す(Aグループ)。
  • Aグループと同じ。欠席者にも事前に意見を出していただく。決まらない場合は多数決で(Bグループ)。
  • 全員合意は難しいので多数決。重要な事項については、欠席者の意見も含めた多数決を。合意した内容であっても、必要があれば変更可とする(Cグループ)。
  • 全員合意はありえないので多数決。議題によって過半数や3分の2を使い分ける。合意内容の尊重とあるが、尊重という表現は扱いが軽いのでは(Dグループ)。
  • 提言書については、全員が一致団結して提案(答申)するようにしたい。

(職員会館の利用ルール、その他について)

  • 職員会館の利用ルールについては、検討時間がないので次回以降に検討する。
  • 保育サービスがあることをお知らせすれば、参加する人もいるのではないか。

4.次回日程、プログラムの検討

第3回の市民会議では、他都市での市民会議の事例を参考としながら、「提案書のイメージ」や「年間の活動イメージ」を検討することとなりました( 会議のメンバーのかたは、第2回市民会議の資料2月1日から3を事前に読んでおいてください)。

また、第2回での意見交換の内容をもとに事務局が作成する運営ルール(暫定案)を確認・確定させることとなりました。(欠席されるかたは事前にご意見をご提出ください)。

第3回の開催日程については、できるだけ多くの人が参加できる候補日(8月1日(水曜日)の夜、8月2日(木曜日)の昼、8月8日(水曜日)の夜)の中から、勉強会の日程との重なり具合を考慮し、8月8日(水曜日)午後6時30分から職員会館で開催することとなりました。

第1回の議事概要(修正案)について、特にご意見がなかったため、内容を確定し、後日、市のホームページに掲載されることとなりました。

最後に、「ふりかえりシート」にご記入いただき、第2回の市民会議を閉会しました。

 

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