更新日:2018年10月25日

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第14回市民会議議事概要

「平成20年度に向けて!」

日時:平成20年3月26日(水曜日) 午後6時30分から9時まで

場所:職員会館 2階集会室

出席者:市民19人(欠席25人)、サポートスタッフ4人、事務局9人、コンサルタント2人

1.これまでのふりかえり

今回の全体会議の進行は、世話人の吉田さんがしました。

2.「市民と市民会議との意見交流会」のふりかえり

「市民と市民会議との意見交流会」でいただいたご意見の概要を振り返るとともに、ご意見についての検討を担当する分科会を決めました。

「意見提出シート」について9人から提出があり、その内容について、進行役から紹介しました。こちらのご意見についても、世話人会で担当する分科会を検討することとなりました。

副代表の川端さんから、意見交流会について、以下のようなまとめをしました。

  • 意見交流会では、我々が扱うテーマとして「地域の問題」を扱うのかどうかということが大きな課題として見出された。また、提言内容が実行できるのかといったことも大きな課題である。アドバイザーの阿部さんからも、「ただ提言書に書けばよいということではない」というお話があった。実行性について、これからも議論していかなければならないと思う。また、分科会においても検討すべき課題が残っているように思われる。さらに、意見交流会でいただいたご意見に対する回答も作成していかなくてはならない。これらの4つの宿題を踏まえて、今後のスケジュールを考えていくことが必要である

3.広報活動について

世話人の森岡さんから、タッキーでの番組収録について説明をしました。

  • 3月28日に第1回目の収録をする。出演は世話人の川端さんと高山さんにお願いした。意見交流会の内容をどのように編集するのかなどについては、出演者と協議し検討するので了承いただきたい
  • 月1回の放送枠があり、順次、分科会ごとに出演していただくのでご協力をお願いしたい

4.20年度の活動に向けて

コンサルタントから、資料「平成20年度の活動の流れ(大まかなイメージ)」について、説明がありました。

  • 意見交流会では、これまで議論を積み上げてきたことが参加者に伝わり、意見交流が活発に行われた。今後は、意見交流会をきっかけとして、多くの人の意見を取り込んだ提言書にしていくことが必要
  • 本日は、20年度に向けてのということで、みなさんの想いを出していただいて、世話人会で整理して、4月の全体会議で進め方について確定させていきたい

3つのグループに分かれて、意見交換を行い、各グループから発表をしました。

<B班>

  • 交流会の課題や感想としては、「人集めが少なかったのではないか」、「意見交流会に来られたかた以外にもっと多くの人の意見を聞く必要がある」、「もっと細分化した地域別の課題を出すべきではないか」といったご意見があった。また、「止々呂美のかたともっと話し合った方が良かった」など、地域の問題の視点が抜けていたとのご意見があった
  • 提言に向けてのイメージとしては、我々が提言する基本構想はどうあるべきかということについて意見が出た。「個別課題の回答を提案する」だけでは単なる対処療法であってそれほど意味がないのではないか。総合計画が上手く回っていないのは、市民を抜きにして議論をしているからではないか。よって、今回の提言では、市民が議論に加わるような仕組みや仕掛け、制度を中心に議論したい。そういった制度、仕組みの中で、他の市民も含めて10年間の中で、取り組みの方向を決めていけばよい。また、時代によってハンドルを切れるようなフレキシブルな総合計画をイメージすべきと考えている
  • 例えば、自治基本条例についても、この内容にしなさいと提言するのではなく、制度仕組みの中で市民が議論したものを作り上げていくということを約束できるような総合計画をこの提言でうたうべきだという考え方である
  • 総合計画そのものは、分厚いものはいらない。必要であれば、バックデータを資料としてつける。提言そのものは、10~20ページ程度という考え方
  • 市民会議は「あしたの箕面を作る知恵袋」だから、総合計画審議会についても、何らかの形で参画していくべきである。それは、直接的な参加ではなくても、この中から代表を送り込んで、そのバックとして、この組織で議論したものを生かすという形でもいい。そういう形での存続や継続を考えていけばいいと話し合った

[質疑応答]

  • 今年の9月に提出するのは提言書であって総合計画の案ではない。分厚い総合計画はいらないというのはどういう意味か?
    • →一律にすべての分野、すべての項目で、同じ深さで提言することは考えていない
    • →今の総合計画の11ページに将来構想・都市構想として書いていることは、今議論しているみなさんのキャッチフレーズと変わらない。この先をどう実現していくかということをやっていかないといけない。どう実現するかというのは、特に市民としてどういう部分で責任を持ってかかわってくるかということを提言していきたい
  • 今の総合計画の言葉はまったく意味がなく、私もこれは飾りだと思う。しかし、「共助自助」はいいが、言っている人が何をイメージして言っているのかという裏がないと、かっこいいことだけを言うことになってしまう。そういうことをみなさんで共通認識しないといけない
    • →「共助しましょう」ということで終わってはだめということだろう

<A班>

  • 提言のまとめ方について議論をした。結論は、「インパクトのある提言をしよう」ということ。議会に持っていって「分かりきったこと」と言われないようにしたい。そのためには、分科会での地に足のついた議論が欠かせない。残っている課題があるので、それから課題を積み上げていくというプロセスが欠かせない。分科会を適宜組み替えて効率的に進められればよい。いずれにしても第4次総合計画を超えるもの、すなわち、時代の変化や市民の意見を汲み取ったものにしたい
  • 都市計画や財政が追加の検討テーマとしてあると思われる。財政についてどういう手法で財政を評価するのか。我々が納得できるやり方で将来を見通す必要がある
  • 市民が提言書に納得して協力してくれないと話にならない。まず、分科会レベルで市民とのコンタクトをしっかりやっていこう
  • 大切にしている考え方は、「自助・共助・公助」。また、「元気箕面」という一言で意見交流会ではすませたが、その中には、住みよいまち、暮らしの向上、経済元気、循環経済などいくつかの要素がある。また、福祉が何のためにあるのかということを我々はよく考えなければならないと思う。福祉にお金を使うということは何のためなのか。一言で言うと、「社会的に強い箕面になる」ということが実現されなければならないと考える。そのもとになるのは、やはり、市民の関心度である。箕面っていいまち、安心できるまちとなれば、愛着がわき、箕面を大切にする気持ちが生まれる。こういったことが、提言書に織り込まれていることが大切だと考えている

[質疑応答]

  • 「市民の協力を得るための説明や納得」ということを説明されたと思うが、それと参加参画ということは並列と考えていいか?
    • →並列には考えていない。時代を理解して、自発的に参加していこうということは別に考えている。まずは、「共助」が大切という考え方を市民に訴えたい
    • →見栄えはいいが、何をするのかがはっきりと分からないような提言書はつくりたくない。提言書を読んで、議会や審議会が「一回現場をみてみよう」といったことになるとよい

<C班>

  • あまり議論はまとまらなかったが、いずれにしても、「市民が提言する基本構想のあり方」ということかと思う。分科会で議論してきたことを積み上げていくのか、それとも、時代認識、主要課題、将来都市像を全体で組みなおしていくのか、といった2つの方向性の議論があった。総論として「まちづくりの中での総合計画の位置づけ・役割」、「時代認識」などの資料があったが、再度、それをひもといて勉強していくことが必要だろう
  • 将来都市像として「市民自治社会」のひとことでいいのかというご意見もあった
  • 断片的でも市民会議としての想いを提言すればよいというご意見もあった。アイデアとしては、止々呂美の農業再生や子どもたちの食育などがあげられた。分科会で検討してきたことを統合していけば大きなプロジェクトが見えてくるかもしれない

[質疑応答]

  • 個別のものを積み上げるのが基本とは思うが、個別ばらばらということではなく、根に共通的なものがあるとよい

各グループからの発表内容を踏まえて、世話人会で進め方などについてたたき台をつくることになりました。

5.次回の日程・プログラムの確認

(今後の全体会議の開催日程)

第15回市民会議 4月17日(木曜日) 午後1時30分から4時30分まで

最後に、「ふりかえりシート」にご記入いただき、第14回の市民会議を閉会しました。

 

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