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更新日:2022年4月1日
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乳がんは、我が国の女性のがんの中で罹患率(かかる割合)が高く、死亡原因の上位に位置するがんです。30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半にかかる人が最も多く、その後は次第に減少します。
男性乳がんの罹患率は女性乳がんの1%程度で、女性に比べて5歳から10歳程度高い年齢層に発症します。
豊胸手術をされているかた、ペースメーカーをつけているかた、妊婦、授乳中のかたは受診できません。
進行すると乳房にしこりや皮膚のひきつれ、乳頭や乳輪部分のただれ、乳房が赤く痛みや熱をもつ、乳頭の先から血の混じった分泌液が出るなどがあらわれます。マンモグラフィ検査により、しこりになる前のごく初期の段階で見つかる場合もあります。
ただし、痛みやしこりなどの症状は、乳腺症や良性腫瘍でもあらわれるため検査が必要となります。気になる症状があらわれた場合は、乳がん検診を受診せず、すぐに医療機関で診察を受けましょう。
女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっており、初潮年齢が早い、出産経験がない、閉経年齢が遅いなどがリスク要因とされています。また、閉経後の肥満や飲酒もリスクを高めるといわれています。
そのほかには、第一親等(自分の親または子)で乳がんになった血縁者がいることもリスクを高めるといわれています。
「ブレスト・アウェアネス」とは、女性自身が自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活することをいいます。
ブレスト・アウェアネスを身につけるためには以下の4つの項目を実行することが大切です。
(1)ご自身の乳房の状態を知るために、日頃から見て、触って、感じる習慣を付けましょう(乳房の健康チェック)
(2)気をつけなければいけない乳房の変化を知りましょう(しこりや血性の乳頭分泌など)
(3)乳房に変化がないかを意識し、変化を感じたら、すぐに専門医を受診しましょう
(4)40歳になったら、乳がん検診を受診しましょう
ブレスト・アウェアネスは乳がんの早期発見・早期診断・早期治療につながる、女性にとってとても重要な生活習慣です。
詳しくは下記の項目をご参照ください。
「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)のすすめ」( 外部サイトへリンク )
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