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今回は、箕面市内でも古くからの住宅地のみどりをテーマに桜ヶ丘、百楽荘、桜、箕面で目にしましたみどりの一コマです。
桜ヶ丘や百楽荘は、第2回の地区景観のみどりでも一部紹介させていただきましたが、大正11年(1922年)に住宅改造博覧会が開催された桜ヶ丘2丁目など閑静な住宅地で、生垣や前栽などに工夫が凝らされた地域の一つです。
(前栽(せんざい)は草木を植えた庭、または植え込みのことです。)
桜ヶ丘2丁目
住宅改造博覧会場跡近くの住宅には、カイズカイブキの生垣に囲まれた前栽から手入れされた木々のみどりに思わず足が止まりました。
写真右側の風景が次の写真へと続きます。
カイズカイブキの生垣
桜ヶ丘2丁目(紅葉橋筋南向き)
桜ヶ丘の閑静な住宅を箕面川から北へ延びる3つ(西から順に阿比太橋筋、紅葉橋筋、田村橋筋。)の筋があり、それぞれ異なる風景が楽しめます。
この写真は、阪急桜井駅(南向き)に向かって撮影しました。
桜ヶ丘2丁目(紅葉橋筋北向き)
写真は、山(北向き)に向かって撮影しました。生垣の列が山裾に溶け込んで行くようです。
百楽荘3丁目
牧落八幡宮(境内のみどりは指定保護樹林に指定)界隈の住宅地のみどりの風景を撮影しました。八幡宮の森が住宅地のみどりに大きく貢献しています。
百楽荘3丁目
阪急箕面線から東側に延びる旧街道沿いに見る百楽荘のみどりです。
道筋で生垣とブロック塀を比べると、これから、みどりを守り育てていくための一つのテーマにもなるのではないでしょうか。(写真右手は、百楽荘4丁目です)
箕面3丁目
桜通りから一筋北側で東西につらぬく市道沿いでは、垣根のツツジが白、赤、桃色で彩る風景を5月に見ることができるようです。
箕面3丁目
手入れされたクロマツが玄関脇の白壁を引き立てている光景が目に留まりました。
箕面3丁目
箕面北小学校の一本東側では、カイズカイブキの垣根が山裾のみどりに向かって溶け込んでいくようです。
箕面3丁目
桜通り沿いの駐車場です。旧住宅地のカイズカイブキの生垣を残して駐車場になっています。皆様のご理解により生垣や前栽を残しながら建て替えられる光景を見かけるようになりました。
ご紹介させていただきました場所は、古くからの住宅地で見かけることのできる風景で、生垣などが地域内で豊富なみどりを演出している場所ではないでしょうか。
次回は、比較的新しい住宅地のみどりを紹介させていただく予定です。
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