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更新日:2018年11月8日

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第5.生涯学習に係る施策・施設の役割と連携・協働

1.生涯学習に係る施策・施設の取り組み

本市では市民の生涯学習機会を具体的に保障するために、公民館、生涯学習センター、図書館、スポーツ施設、郷土資料館、文化・交流センターなどの生涯学習施設を設置し市民の自主的な活動機会を支援するとともに、各種の生涯学習施策を展開している。また、市長部局においても、これら生涯学習施設を活用したさまざまな事業が実施されるとともに、コミュニティセンター、人権文化センター、市民活動センターなどの施設において、それぞれの施設機能に即した、生涯学習機会提供も行っている。このようなこれまでの取り組みをふまえ、市民との協働や施策・施設間の連携をさらに深めながら、取り組みの豊富化をはかっていく必要がある。

なお、生涯学習に係る施策・施設における主な役割・課題・方向性は次のとおりであるが、具体的には、「スポーツ振興計画」「子ども読書活動推進計画」や現在策定中の「(仮称)図書館基本計画」など、それぞれの施策・施設に関連する計画やプラン、事業に基づき推進をはかっていく。

(1)公民館・生涯学習センター

公民館・生涯学習センターは、公民館活動の精神を尊重しながら、市民の生涯学習、文化活動を保障する事業を行っている。趣味・教養、文化・芸術をはじめとしたさまざまな生涯学習活動が活発に行われており、さらには施設利用グループが協議会組織を結成し、「まつり」などを通じて相互交流や成果発表により、広く市民の生涯学習活動のきっかけづくりを行っている。

激動する社会にあって市民の学習権を保障するべく、暮らしや子育て、人権、環境、国際化などの社会的、地域的課題についての講座を開催するなど学習機会の提供を行い、本市の生涯学習の中核的役割をはたしている。

公民館・生涯学習センターは、今後とも市民の生涯学習推進の拠点施設として、その役割を明確化するとともに、行政、外郭団体、市民など幅広く展開されている生涯学習の情報集約などプラットホーム機能を強化し、地域課題の発見につながるような学習機会の提供、子どもの居場所事業や家庭教育支援、相談業務の充実、来館者への日常的支援、支えあう地域づくりのための取り組みを展開し、青年層をはじめとして「学び直し」や新たな学びへの挑戦、学習成果をいかすことが可能な環境整備を進めていく必要がある。

(2)図書館サービス

図書館は市民の生涯学習・まちづくりを支える資料・情報を提供している。年齢、障害の有無、国籍、言語にかかわらず、市民の誰もが身近に利用できるよう地域の情報窓口としての図書館づくりを基本として運営を行っている。インターネット蔵書検索や予約システムなどにより図書館利用の利便性を高めるとともに、他市図書館や大学図書館との連携や、学校図書館との連携・支援をはかり、また、子ども読書活動推進計画に基づき乳幼児期から本に親しめる環境づくりを進めるなどの取り組みを行っている。

おはなし会、子どもの居場所、講座、展示、まつりなどにおいて多彩な事業が市民との協働によって活発に展開されるなど図書館施策の充実がはかられ、多くの市民が参加している。紙芝居まつりや手づくり紙芝居コンクールなどは全国的にも高い評価を受けている。

図書館はすべての人の学習権を保障するという視点から生涯学習の基盤であり、その活動によって生涯学習を振興するものとして、子どもの豊かな育ちと市民の自己学習、地域のまちづくりを支える重要な情報拠点(インフラ)である。変化の激しい社会状況にあって、地域や市民にとって役に立つ図書館としての役割はますます重要となっている。インターネットの普及により情報の迅速性、広域性は高まっているものの、あまりに玉石混交であり、地域に根ざした生活やまちづくりを充実・支援するためには、レファレンス・相談機能とあわせて高次の情報提供を行うことのできる図書館の役割は不可欠である。

今後とも、読書の楽しみを培い、暮らしに役立つ情報提供をはかるとともに、生活、就労・労働、自治、子育て・子ども、安全・安心、多文化共生など各分野の課題解決と地域のまちづくりを支援する情報提供・相談の機能の強化などをはかっていく必要がある。

とりわけ、紙芝居、子育て支援、子どもの居場所などを通じて培った市民との協働のノウハウを活かし、若年層の社会参加や就業支援、高齢者の健康、社会参加など今日的な課題への、市民と協働した取り組みの充実が求められる。

(3)スポーツ施策

誰もがいつでも気軽にスポーツに親しみ、楽しめることのできる生涯スポーツ社会の実現をめざし、スポーツ振興計画などに基づき、各種事業を展開している。スポーツには健康の保持増進、体力向上の機能のみならず、心身のリフレッシュや仲間との連帯感、世代を超えた交流・コミュニケーションの促進など重要な役割をはたしている。また、スポーツは人間の可能性への挑戦の側面を持ち、多くの人に夢と感動を与える。このようなスポーツの持つ多面的な力は、少子高齢化が進展し、地域のつながりが希薄化している今日においてこそ、高齢者の健康づくり、子どもの「生きる力」育成、地域のコミュニティ醸成にとってより重要な意義を持つ。

現在、市民が主体となって総合型地域スポーツクラブの設立、運営が進められており、今後とも、これら市民の活動の支援を行うとともに、スポーツ教室や市民体育大会などの開催や、スポーツボランティアの養成・登録を実施するなど、身近な地域で、子どもから高齢者まで生涯にわたって誰もが気軽にスポーツを楽しむことのできる環境づくりを進めていく必要がある。

(4)文化財保護・郷土資料館・萱野三平記念館

箕面においては、国宝である土佐日記(大阪青山学園所蔵)、重要文化財である如意輪観音坐像(瀧安寺所蔵)、天然記念物である箕面山サル生息地などをはじめとして、貴重な文化財が存在する。これらは、当時の文化、先人たちの生活の様子、箕面の豊かな自然環境などを現在に伝える貴重な財産であり、今後とも保存・活用、保護管理のために取り組むことが求められる。

萱野三平記念館は、府指定史跡である長屋門を含む箕面の歴史について学ぶ貴重な遺産であり、さらに多くの人が訪れるように宣伝・啓発を行う。

郷土資料館においては、郷土の考古、歴史、民俗などに関する貴重な資料を収蔵保管するとともに、展示などを通じて広く市民が学ぶ機会を提供することによって、ふるさと箕面の理解と文化の継承、発展を担っている。興味を引く企画展示の開催や文化・交流センターへの移転などによって来館者数は大きく増加している。市外を含めた小学生の団体見学も増加しており、今後とも、郷土を知り、歴史に学び、郷土に愛着を感じられるような学習機会の提供を図っていく必要がある。

(5)芸術文化

生涯学習センターやメイプルホール、グリーンホールなどさまざまな施設を利用して芸術文化に関わる市民の活動が活発に行われている。特に、美術の分野においては、市民展や選抜美術展などを通じて、創作活動の発表機会、芸術作品の鑑賞機会を提供し、芸術文化活動の振興・支援を行っている。

今後とも市民と協働して芸術文化の振興を図っていくとともに、なかには、豊かな芸術文化の若手継承者が育たず担い手が高齢化している状況もみられ、また、子どもや若年層の人たちにも箕面で育まれた良質な芸術文化に触れる機会提供となるように、世代間をつなぎ、芸術文化を継承発展させるための取り組みが求められる。

(6)文化・交流センター

平成18年(2006年)にリニューアルオープンした箕面文化・交流センターは、市民の生涯学習の場としての機能とともに、乳幼児から高齢者まで多世代の交流を促進し、自然・観光などの情報発信を行うことにより、地域の活性化に資する目的を持ち取り組みを行っている。ワンフロアーで開催できるようになった市民ギャラリーや、青年層の利用が盛んな音楽スタジオ、多世代が集える多世代交流スペースなど機能としても拡充しており、今後とも地域活性化、交流拠点として取り組みを充実していく必要がある。

2.審議・検討調整組織

生涯学習施策を効果的に推進していくためには、学識経験者や社会教育関係者などの先見性のある意見や経験に裏打ちされた意見などを十分に反映しながら進めていくことが得策である。したがって、箕面市社会教育委員会議などすでに設置している各種審議会(箕面市立公民館運営審議会・箕面市立生涯学習センター運営審議会・箕面市立図書館協議会)において議論を行い、施策に取り入れていくことが重要である。

庁内では市長部局・教育委員会の双方にまたがる横断的組織である箕面市文化・生涯学習施策推進本部会議を活用して、庁内連携の強化を図っていく。

3.連携の強化・市民との協働

生涯学習においては、市民との協働が重要な要素となる。社会教育関係団体はもとより、さまざま市民の取り組みとの協働を行いながら生涯学習の推進を図っていく。

その際、すでに市民が持つ協働のノウハウや先駆的に取り組んでいる課題について行政職員が学び、さらに協働を発展させながら取り組むことが求められる。

また、箕面市では、平成17年度(2005年度)から大学との連携協力に関する包括協定を締結している。地域の知的人的財産のひとつである大学との連携を強化し、まちづくりの進展に活かしていく必要がある。

市民活動センターを中心として市の外郭団体などなど協働して定期的に情報交換などを行っているネットワーク(通称:もっとネット)の活動がある。横断的な取り組みとしてユニークなものであり、市民の活動、生涯学習の振興につながることから、市としても情報交換などの連携をはかることが考えられる。

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