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更新日:2018年11月8日

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第1.生涯学習推進基本計画策定の趣旨と位置づけ

1.基本計画策定の趣旨

本市では、平成4年(1992年)に策定した箕面市生涯学習推進構想(以下「推進構想」という。)に基づき、「いつでも」「どこでも」「誰でも」学習活動ができる環境醸成のため、「ライフステージ」に対応した学習機会の整備などに取り組んできた。具体的には、市民の自主的な生涯学習活動を支援する情報提供の充実や公共施設のネットワーク化、インターネット予約実施、市長部局・教育委員会横断的組織の設置などを進めてきた。その結果、平成19年度(2007年度)各種施設の年間利用者は、延べ約162万人、図書館個人貸出冊数は約129万冊にものぼるなど、本市の生涯学習は市民の自主的な学習活動に支えられ充実してきているといえる。

しかしながら、現代社会の変化は、これまでにも増して生涯にわたる学習機会の保障を要請している。たとえば、インターネット、ケータイ、ブログなどといったように情報コミュニケーション技術の爆発的な革新は今日の生活を大きく変えてきている。仕事のしかたや生活の利便性の問題だけではなく、いわゆる「学校裏サイト」がいじめの温床になるなど、情報リテラシーへの学習が子どもの安全・安心にも深く関わる事態となっている。青年層は、今日の社会経済情勢と労働市場の変容によって、本人の個人的責任だけには帰せないにもかかわらず、「ニート」などの言葉に表現される不安定な生活を余儀なくされている。リカレント教育(社会人の再学習機会)などの必要性が提唱されていながらも、有効な手だてが講じ切れていない。また、地域のつながりはますます希薄になり、地域コミュニティは崩壊の危機にあるといわざるをえない。独居高齢者や子育て層が地域において孤立し孤独で不安な生活をおくっている状況もある。

このような状況の中、人生や社会のことを知り、世代を超えた交流を促し、みんなで力を合わせて地域の課題を発見し支えあっていくための生涯学習の推進がこれまでにも増して求められている。

「箕面市生涯学習推進基本計画(以下、「基本計画」という。)」は、変化し続ける社会に対応するべく、「生涯学習」のとらえかた、めざすべき「生涯学習社会」の姿などを整理するとともに、生涯学習のニーズへの対応方策をまとめ、今後の施策展開の基本となるものとして策定する。

【参考資料】A箕面市における生涯学習の状況

「箕面市生涯学習推進構想」(平成4年)の到達点と評価(概略)

推進構想に基づく取り組み

「いつでも」「どこでも」「だれでも」を合い言葉に、市民が豊かな人生を送り自己実現できるように、ライフステージに対応した学習機会の保障に向けて、市長部局・教育委員会の横断的総合調整機能の整備や学習機会の体系化を図ってきた。

現在の到達点と今後の方向性

  • (1)ライフステージに対応した幅広い学習機会の提供や市民の自主的な生涯学習活動の展開により、市民の自己実現や仲間の広がりにつながっており、地域のまちづくりの一翼を担う取り組みも広がってきている。
  • (2)ただし、人材養成、学習成果をいかす仕組みづくりなどにおいては課題が残されている。
  • (3)したがって、今後は、市民が自主的に仲間とともに学び、交流する機会の保障とともに、地域課題・社会的課題の発見・学習の機会提供を目的意識的に行い、その解決に向けてみんなが知恵を絞る市民社会づくりをめざして、さらに生涯学習の充実を行うことが求められる。

主な設定課題

現在の到達点

生涯学習推進体制の整備

全体調整し具体化する庁内組織を整備

平成8年度(1996年度)に文化・生涯学習施策推進本部会議を設置

生涯学習支援体制の整備

生涯学習情報提供システムの整備

平成4年度(1992年度)から生涯学習施設など6館ネットワークシステムが稼働し相互予約が可能となった。平成19年度(2007年度)には12館にネットワークを拡大するとともに、講座イベント情報の提供システムを整備した。

学習相談体制の整備

各種生涯学習活動についての相談などを実施している。さらに幅広い研修、人材養成が必要。

指導者・ボランティア人材の確保(人材バンク)

人材バンク制度はストック情報でもあり、うまく機能しないと考えられる。生きたニーズマッチングの仕組みの検討が必要。

施設などの整備

学校施設との連携

平成9年度(1997年度)に四中開放教室開設。地域住民による学校教育支援や子どもの安全見守り、居場所づくりなどの活動が広がってきている。

関連施設の整備(特にコミュニティセンターへの職員配置)

コミュニティセンターへの職員配置は行っていないが、地域コミュニティの中核施設として地域組織による管理運営がなされている。利用の大半は、趣味・文化の学習、サークル活動、地域課題の会合などが行われている。

生涯学習機会の体系的提供

体系的学習機会の提供(ライフステージ別、分野別)

子ども、成人を中心に多様な学習機会が提供されているが、青年期に絞った学習機会が少ない。

2.基本計画の位置づけと計画期間

基本計画においては、教育委員会所管の生涯学習施策はもちろんのこと、市長部局で実施している施策に関しても生涯学習の観点からとらえ、「学習」と「実践活動」の相互作用も視野に入れながら、生涯を通じた「学び」を改めて位置づけて生涯学習機会を体系化し一体的に市民へ情報提供を行うとともに、生涯学習社会実現の観点からさまざまな施策を貫く計画として位置づける。

ただし、それぞれの施策の具体的な推進に関しては、「スポーツ振興計画」「子ども読書活動推進計画」や現在策定中の「(仮称)図書館基本計画」など、それぞれの施策に関わる計画やプラン、事務事業などに基づいて実施するものとする。

また、現在策定中の次期箕面市総合計画の最終年度と整合を図り、基本計画は、平成21年度(2009年度)から平成32年度(2020年度)までの12年間を計画期間とする。期間が長期にわたるため、現時点では基本となる考えかたとあわせて、前期概ね6年間に実施する項目を整理することとし、後期の実施項目については、前期の後半において取り組みを評価し社会情勢などをふまえて整理することとする。

基本計画とほかの計画との関係イメージ

3.基本計画の策定経緯

基本計画の策定にあたっては、箕面市社会教育委員会議を中核として、箕面市立公民館運営審議会・箕面市立生涯学習センター運営審議会、箕面市立図書館協議会などとも協働した議論を行いながら策定を進めた。また、公民館などの利用者団体へのアンケート調査を行い(82団体から回答)、ニーズの把握に努めるとともに、パブリックコメントを実施した。庁内は、箕面市文化・生涯学習推進本部会議及び同本部会議幹事会に策定に関する実務者会議を設置し調整を図りながら、基本計画の策定を進めた。

【参考資料】B.「基本計画策定経緯の概要」

 

第2.生涯学習の意義目的

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