箕面市 > 産業・まちづくり > 入札・契約 > 指定管理者募集状況(終了分) > 箕面市立障害者福祉センターささゆり園指定管理者候補者の選定結果について
更新日:2019年12月17日
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指定管理者候補者 社会福祉法人あかつき福祉会
評価項目 |
(社福)あかつき福祉会 |
(1)提案金額に関する評価A | 50/100 |
(2)団体・施設管理及び提案内容に関する評価(定量)B | 93/100 |
(3)団体・施設管理及び提案内容に関する評価(定性)C |
82.6/100 |
合計(A+B+C) | 225.6/300 |
事務局より下記のとおり説明を行った。
(応募法人)1者(社会福祉法人あかつき福祉会)
(当日の進行)プレゼンテーション20分、ヒアリング30分で実施
(評価方法)書類審査、プレゼンテーション及びヒアリングにより採点を行う。
・提案金額に関する評価A(定量評価)(100 点)
・団体・施設管理及び提案内容に関する評価B(定量)(100 点)
・団体・施設管理及び提案内容に関する評価C(定性)(100 点)
合計(A+B+C)300 点で採点する。
(質問)生活介護の延長支援の具体的な内容は。
(回答)生活介護の時間を超えて支援することで生活リズムが整う。個別にかかわり、それぞれの課題に応じてアプローチしている。
(質問)生活介護の枠の中で行うのか、それとも独自サービスなのか。
(回答)生活介護の延長支援加算として行う。
(質問)職員体制は十分なのか。
(回答)現時点では充足している。
(質問)毎年採用しているのか。またその具体的な周知方法は。
(回答)毎年5から6人採用している。基本的にはハローワークで募集して、説明会にも参加している。
(質問)一人親家庭の親を積極的に採用するとのことだが、その理由と具体的な方法は。
(回答)理由は人材確保のため。一人親が登録するハローワークもあり、そこを通じて応募いただいている。
(質問)職種や経験年数に応じた研修計画は。
(回答)入職時に正規職員、支援員、臨時職員問わず全員が3日間の研修を受ける。その後OJTにより2、3ヶ月で育成する。
(質問)正規職員が研修を受けた際、ほかの職員に対して伝達研修をしているか。
(回答)必ず報告会を行い、報告書もあげる。
(質問)契約見込み人数を23人とした理由は。
(回答)今年4月時点で22名だったところ、半年で2名亡くなられ、1名新規で受け入れし、もう1名受け入れ予定である。市立障害者自立支援センターが定員を超える可能性があるので、そこからの移行も見込んで23名としている。
(質問)研修は勤務時間内に行っているのか。
(回答)外部研修の報告会は朝夕の10分間。法人全体の研修の場合は時間外に行う。
(質問)経営努力の観点から利用者の獲得は重要だが、支援学校卒業生のニーズや実際の契約状況は。
(回答)対象者は医療的ケアが必要なかたが中心になる。進路指導の先生と卒業予定者のすりあわせをしている。年度によって0人から2、3名と変動する。
(質問)人事考課制度を取り入れているか。
(回答)全体で行っているものはなく、4月の昇給のタイミングで簡易な評価表により評価を行っている。昇給は、正規職員、支援員それぞれの給料表に基づいている。
(質問)介護給付費収入の額としては変わらないのに人件費を増額で見込んでいるのはなぜか。令和6年度までの人員体制の計画は。
(回答)医療的ケアの利用者が増えており、7、8年前と比べると倍増しているため看護師を1名追加配置する予定。最低賃金の上昇も見込んでいる。
(質問)ヒヤリハットの件数が少ないことに対する考えかたは。
(回答)これまで毎年数十件で事故件数も同じくらいだった。ヒヤリハットの報告様式が緻密すぎて報告することを敬遠されていたと考えられるため、今年度から様式を簡素化した。今年度は300から400件上がると思われる。
(質問)法人として複数の施設を抱える中で、ヒヤリハット事案の共有や対応はどのようにしているのか。
(回答)大事故については各所属長を通じてすぐに全体に共有する。それ以外の軽微な事故やヒヤリハットは同日中に監督職に報告し、翌朝のミーティングで共有する。
(質問)入浴回数の制限は。またその理由は。
(回答)1人週2回までとしている。日中支援との関係や、職員体制の問題もあり、ヘルパーを広く募集している。訪問入浴など、ほかのサービスが利用できるかたはそちらを案内するなどしている。
(質問)指定管理者アンケートの意見に対する改善事例は。
(回答)施設の老朽化に伴う空調や雨漏り改修の要望が強くあった。昨年度末にハード面を改修し、今年度のアンケートでは改善されたという好評価をいただいている。
(質問)平成29年度の経常利益が10分の1しかあがっていない理由は。
(回答)利用者の入院や欠席などで利用率が落ちた。逆に平成30年度は利用率が上がっている。
(質問)利用率の低下や収支改善に対する考えかたは。
(回答)利用率はそれほど大きく上がらないと考えている。その上で収支を改善するためには契約者数を増やすことが第一であり、年間20から22人の幅のところを22から25人にして、年間平均で23名の獲得をめざす。自立支援センターの定員超過分や医療的ケア対象者を見込んで達成できると見ている。
(質問)定員上限の20名を確保することで収支は改善されるのか。
(回答)契約者数より実利用者数は少なくなるため定員より多めに契約をする。現在の実利用者は16、17名で、これを17、18名に上げるだけでも改善されると考えている。
選定会議の結果をふまえ、候補者として適当であると認められるため、市として社会福祉法人あかつき福祉会を指定管理者候補者として選定します。
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