箕面市 > 市政 > 広報・広聴 > 広報 > 報道資料 > 平成28年度報道資料 > (報道資料)毎月2万円を支給する保育士補助金予算を拡大~追加で20人分360万円の補正予算を6月議会に提案します~
更新日:2016年5月30日
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箕面市では、保育士確保を支援するため、平成27年10月から、市内民間保育園などに新たに正職員として採用される市内在住の保育士に、生活支援補助金として毎月2万円(最大3年間で72万円)を補助しています。また、将来的な保育士の確保のため、保育士課程を学ぶ提携大学などの学生に学生支援補助金として毎月2万円を支援しており、これらふたつの補助金制度を利用すると、通算7年間で168万円もの補助金を受けられます。
箕面市では、待機児童解消のため毎年保育園を新設・定員拡大しています。そのいっぽうで、保育士確保が追いつかず、民間保育園では定員上限まで子どもを受け入れられていない実態があり、保育士補助金制度を始めました。この結果、箕面市内の民間保育園などでは、平成27年10月から平成28年5月までの8ヶ月間で、合計23名の保育士を新たに採用することができ、93名分の保育所受入定員の確保につながりました。
平成28年度当初予算では、生活支援補助金と学生支援補助金それぞれ15人分720万円を計上していましたが、申込み数が当初見込みを大幅に上まわりました。このため、さらに追加で、20人分360万円の補正予算を6月議会に提案します。
(1)事業とその背景
箕面市では、保育士確保を支援するため、平成27年10月から、市内民間保育園などに新たに正職員として採用される市内在住の保育士に、生活支援補助金として毎月2万円(最大3年間で72万円)を補助しています。
また、将来的な保育士確保のため、卒業後に箕面市内で働くことを条件に、保育士課程を学ぶ提携大学などの学生に学生支援補助金として毎月2万円を支援しています。これらふたつの補助金制度を利用すると、通算7年間で168万円もの補助金を受けられます。
箕面市では、待機児童解消のため毎年保育園を新設・定員拡大しています。そのいっぽうで、保育士の確保が追いつかず、民間保育園では定員上限まで子どもを受け入れられていない実態が発生しているため、箕面市では保育士補助金制度を始めたものです。
(2)事業の実績
この結果、箕面市内の民間保育園などでは、平成27年10月から平成28年5月までの8ヶ月間で、合計23名の保育士を新たに採用することができ、93名分の保育所受入定員の確保につながりました。
(3)補正予算について
平成28年度当初予算では、生活支援補助金と学生支援補助金それぞれ15人分720万円を計上しましたが、生活支援補助金に5月現在23名の申込みがあり当初見込みを大幅に上まわりました。このため、さらに追加で20人分360万円(9ヶ月分)の補正予算を6月議会に提案します。
箕面市では、平成22年度から「待機児童ゼロプラン」に基づき保育所の整備を進め、平成28年4月までに14園917人の保育園などの新設・定員拡大を行ってきました。
そのいっぽうで、保育士の確保が追いつかず、民間保育園では定員100名のところ80名しか受け入れられていないケースや、定員150名のところ110名しか受け入れられていないケースもあります。この実態を踏まえ、平成27年10月から箕面市では保育士補助金制度を始めたものです。
《箕面市の保育園などの施設数と定員の推移》
年度 | 22年度 | 23年度 | 24年度 | 25年度 | 26年度 | 27年度 | 28年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
施設数 | 13園 | 15園 | 16園 | 17園 | 19園 | 26園 | 27園 |
定員 | 1,325人 | 1,475人 | 1,595人 | 1,665人 | 1,920人 | 2,090人 | 2,242人 |
報道資料PDF版
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