箕面市 > 市政 > 市の計画・施策 > 施策・計画・プラン > 第五次箕面市総合計画 > 第四次箕面市総合計画 -みのおプラン2010- > 基本構想第2章第3節4
更新日:2018年10月25日
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21世紀社会の命題は、変化に対応しながら、利便性、多様性のある快適でコンパクトな持続可能な都市をいかに形成するかにあります。そのために、人口構成の変化に対応した新たな社会資本の整備や、環境にやさしく質の高い交通システムの構築、高度情報化に対応した基盤や制度の整備が課題となります。分権時代は広域連携を図りながら、それぞれの地域が特色あるまちづくりを進める時代でもあります。
本市では箕面新都心、水と緑の健康都市、彩都:国際文化公園都市を、自然との調和を図りながら複合的機能を有したまちづくりプロジェクトとして推進しています。山間・山麓部におけるテーマ設定型の市街地整備としては最後のもので、これらのプロジェクトにより各地域が長年抱えていた課題を解決するとともに、本市の計画的誘導的な都市骨格がほぼ整うことになります。
とりわけ、箕面新都心は本市の個性的な発展を担う原動力として取り組み、市内の拠点を結ぶ公共交通の整備を図るとともに、北大阪急行線の延伸や大阪モノレール彩都線の整備、第二名神高速道路や国道423号バイパスの整備が進められることにより、将来的には千里中央と連携した北大阪地域の都市核として機能する広域交通網の整備を視野に入れたまちづくりを進める必要があります。
これらのプロジェクトは、未来型産業や広域型商業の誘致による市内産業の活性化、多様な雇用機会を創出するなど広域的な人の交流やものの流れをつくり出し、自律的な都市として発展する可能性を高めるとともに、住宅整備による新しい市民の迎え入れを促すことになります。
それぞれのプロジェクトの熟成には相当の年月を要します。既成市街地の再編整備と合わせ、社会情勢の変化と本市の財政力とのバランスを見極めながら、計画的に推進し、持続可能なまちづくりを進めることが重要な課題となっています。
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