更新日:2018年10月25日

ここから本文です。

基本構想第2章第3節2,3

2.国際化・情報化への対応と産業振興

本市には世界60カ国を超える外国人市民が生活し、市民主体の文化交流が活発に行われるなど、多文化共生社会を可能とする環境は整ってきています。今後は、自治体の役割を交流から相互協力関係へと発展させるとともに、より市民生活に密着した内なる国際化を進めるために、在住外国人市民の日常生活上のハンディキャップの解消や多様なニーズに対応できる施策などの充実を図る必要があります。

情報通信技術の革新は、個人での情報受発信を容易にし、活動や選択の自由度が増大するなど、より自分にあった生活スタイルや社会活動を選択できるようになることが期待されています。

本市では、個人情報の保護を図りながら行政サービスの向上をめざし、きめ細かな行政情報システムの整備を進めてきました。今後は、高度情報化が市民生活や地域の経済活動の新しい可能性を切り拓くという視点に立って、市民・事業者・行政それぞれが持つ情報を容易に受発信できるよう、地域の情報化を進めていくことが求められます。

高度な情報通信技術は、個人や少人数でも起業を可能とするビジネスチャンスや、在宅勤務等の多様な就労形態を創出する可能性を有しています。国際化や情報化等に関する大きな動きをふまえながら、本市の特性を生かした、いろいろな切り口からのまちづくり・産業の振興が重要な課題となっています。

3.豊かな自然環境の保全・活用とライフスタイルの転換

山間・山麓部の豊かな自然環境は数多くの動植物を育み、大気の浄化、地下水の涵養、山崩れや土砂流出といった災害の防止等多様な機能を有しています。また、市街地へと連なる緑の山なみは市民にやすらぎとうるおいを与えるとともに、豊かな自然と景勝を求めて、市外からも数多くの人々が訪れています。

長い歴史の中で人々が守り育ててきたこの豊かな自然の魅力と価値を再認識し、貴重な自然環境の保全と活用を図る必要があります。そのため、市民・事業者・行政の適切な役割分担による仕組みを確立するとともに、山の緑と連なる市街地の緑化を進めるなど、名実ともに「緑のまち箕面」をつくりあげていくことが、本市のまちづくりにおける重要な課題です。

自動車公害やごみ問題等の身近な都市生活型環境問題、酸性雨や地球温暖化等の地球環境問題が深刻化し、市民の環境問題に対する意識は高まっています。こうした状況をふまえ、大量生産・大量消費・大量廃棄型から自然環境や地球環境に配慮した資源循環型の事業活動・ライフスタイルに転換していくことが、市民・事業者・行政の共通の課題となっています。

 

つぎへ
総合計画のページへ

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:総務部財政経営室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6708

ファックス番号:072-723-2096

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページは見つけやすかったですか?