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令和2年度に、船場地域に新設する学校を小学校とすることを決定しましたが、全市的な小中一貫教育を進めていくという観点から、新設校を施設一体型校舎の小中一貫校とすることに決定しました。
また新設校の校区を新たに設定することから、全市的に校区の再編を行いました。校区再編についてはこちらをご覧ください。
検討経過 | 概要 |
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新設校の校種再検討の必要性・妥当性について第三者評価を行いました。第三者評価の結果を受け、箕面市教育委員会としての考え方をまとめました。 | |
校種再検討結果に関する第三者評価(令和5年5月) |
再検討の結果作成した6つの案に対しての第三者評価を行いました。 |
校種再検討に関する地域意見交換会(令和5年6月) | 再検討の結果作成した6つの案に対しての意見交換会を開催しました(校種変更を行う場合に影響が生じうる小学校区にお住まいのかたが対象)。 |
総合教育会議(令和5年7月) | 総合教育会議にて、新設校の校種に関する検討の方向性について市長と教育委員会とで確認しました。 |
校種再検討に関する地域説明会(令和5年7月) | 新設校の校種について今後の検討の方向性が決まったことから、令和5年6月の意見交換の対象としていた小学校区にお住まいのかたを対象とした説明会を開催しました。 |
校種再検討に関する市民説明会(令和5年8月) | 新設校の校種について今後の検討の方向性が決まったことから、全市民を対象とした説明会を開催しました。 |
総合教育会議(令和5年11月) | 教育委員会での検討状況について市長と共有しました。 |
教育委員会定例会(令和5年11月) | 船場新設校で取り組む施策について議論しました。 |
教育委員会定例会(令和5年12月) | 船場新設校で取り組む施策について議論しました。 |
箕面市通学区域審議会(令和6年1月) | 新設校を施設一体型校舎とした場合の通学区域への影響について議論いただき、通学区域への影響がない旨の答申をいただきました。 |
教育委員会定例会(令和6年1月) | これまでの議論を踏まえ、新設校を施設一体型校舎の小中学校とすることなど、教育委員会としての意思決定を行いました。 |
総合教育会議(令和6年2月) |
箕面市通学区域審議会からの答申、令和6年1月の教育委員会定例会での意思決定の内容、この間検討を深めてきた船場新設校で取り組む施策について市長と共有しました。 船場新設校を施設一体型校舎とすることについて市長と合意しました。 |
箕面市萱野5丁目7番
現在の箕面市立病院がある場所です。箕面市立病院が船場東地域に移転した後、解体・建設工事を行う予定です。
令和14年度(2032年度)開校を目標としています。
※箕面市立病院の移転時期の変更や、予期しない工期の延長などが生じた場合、新設校の開校時期も変更となる可能性があります。
現在、箕面市と豊中市の境界付近に位置する第五中学校を中学校区の中心となる市立病院跡地に移転し、新設する小学校とあわせた施設一体型校舎の小中一貫校にすることを予定しています。
なお、箕面市では、小学校と中学校が一体的な「施設一体型校舎」でも、小学校と中学校が離れている「施設分離型校舎」でも、小中一貫教育を進めています。
新しい施設一体型校舎の小中一貫校(新設小学校・第五中学校)だけでなく、中小学校・新設小学校・第五中学校の3校をひとつの学園として扱い、学園が一体となって学校運営を行うことで、第五中学校区全体で小中一貫教育を進めていきます。
具体的には以下の施策を進めていくことを検討しています。
第五中学校区における小中一貫教育の取組について(PDF:903KB)
新設校は、箕面市立病院の跡地に建設する予定であるため、開校時期は箕面市立病院の移転時期に影響されることとなります。
また箕面市立病院の移転後、すぐに校舎の建設に取りかかることはできず、病院施設の解体や校舎を建設する場所の造成工事が必要となることから、新設校の開校まで時間を要します。
なお、船場東地区についてはマンション建設による新たな人口定着が見込まれている一方で、就学指定校である萱野東小学校までの通学距離が長いことから、ご希望されるかたについては就学指定校を変更できる特例措置を設けています。
詳しくはこちらをご覧ください。
5年刻みで人口推計を算出している「箕面市人口ビジョン」をもとにした児童生徒数推計では、開校年に近い2035年で次の人数を見込んでいます。
学校名 | 児童生徒数(学級数) |
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中小学校 | 299人(12学級) |
(仮称)船場小学校 | 685人(23学級) |
第五中学校 | 492人(14学級) |
※上記児童生徒数は住民基本台帳上の人数で、私立学校や特別支援学校への就学、また支援学級在籍児童数は加味していない人数、学級数です。
(仮称)船場小学校の校区内に居住しており、(仮称)船場小学校開校前に萱野小学校・中小学校・萱野東小学校に既に通っている児童については、引き続き在学している小学校に通い続けるか、新しい(仮称)船場小学校に通うかを選ぶことができます。
また中学生についても、第五中学校移転後に、既に第四中学校に通っている生徒については、引き続き第四中学校に通い続けるか、移転後の第五中学校に通うかを選ぶことができます。
(仮称)船場小学校への就学となる対象地域はこちら(JPG:301KB)
新設校は、運動場・体育館・特別教室などを小学校用と中学校用それぞれで確保するなど、施設一体型校舎としての十分な設備が整備できると考えています。
※イメージパースは学校の敷地規模を示すために作成したものです。校舎等のデザインは、市内の既存校の設計を使っており、令和7年度以降に着手する設計段階において校舎等のイメージを作成していきます。
制服の着用などの学校ごとの決まりごとについては、各学校ごとに決定されます。今後の世情なども踏まえて、開校が近づいてから判断していくことになります。
第五中学校は、箕面市立病院跡地に移転するものとして扱われるため、「第五中学校」という名称についても、現時点では変更の予定はありません。
箕面市では市全体で定期的な人事異動を行っています。新設校についても既存の小・中学校と同様に、年齢やこれまでの経験年数等も踏まえ、適切な教職員配置がなされます。
箕面市では施設一体型校舎の中学校区だけでなく、施設形態に関わらず全市的に小中一貫教育を推進していくための計画を策定しています。
詳しくはこちらをご覧ください。