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箕面に、箕面有馬電気軌道(現阪急電鉄)のマルーン色の電車が走り始めてから、平成22年(2010年)3月10日に、満100年を迎えました。
この節目にあわせ、総務部総務課(当時)では、電車開通を原動力に、景勝地箕面公園のふもとにある農村が都市近郊地として歩みつづけてきた姿を、連続企画展「電車が通る。みのおに遊ぶ。みのおに住まう」として紹介してきました。平成20年度(2008年度)から平成22年度(2010年度)まで、「電車が通る。」、「みのおに遊ぶ。」、「みのおに住まう。」と1年1テーマずつとりあげ、市立郷土資料館において3年連続開催し、多くのかたがたにご来場いただきました。
この連続企画展の特徴は、企画展で展示した資料の多くは、箕面市が昭和53年度(1978年度)から、次世代に伝えるべき市行政や地域の記録の保存に努める中で調査、整理してきた”行政史料”(=箕面市のアーカイブ)ということです。
市所蔵の資料だけでなく、住民をはじめとしたかたがたからご提供いただいた資料や研究の成果も利用しました。
企画展では、多くのかたがたに、記録により、その時代が鮮やかによみがえる面白さを感じていただけたのではないかと思っております。あわせて、この企画展がきっかけになり、地域の記録がこれからも大切にされること、また、時代の息吹を伝えるこれらの記録が、地域の振興やさまざまな活動に活用されていくことを願っています。
企画展会場でお配りしていた「展示ガイド」を、ご希望のかたに配布しています。
「展示ガイド」は、展示資料の内容やその背景についての簡単な解説や作成図版、参考文献などを掲載した冊子です。企画展のテーマに沿って、箕面が現在のような郊外住宅地、観光地、そして子どもをはぐくむまちになっていくあゆみをたどれるようになっています。調べものなどの参考に、どうぞご活用ください。
なお、「箕面の時空探検」で、連続企画展からおもな内容をテーマ別に紹介しています。
「展示ガイド」は市内2カ所の施設で配布しています。
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