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箕面市立萱野小学校 > 校長から
更新日:2025年4月11日
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桜の花びらが舞う4月、新1年生 103名を迎え、令和7年度、萱野小学校がスタートしました。萱野小学校の学校教育目標は「自分が好き 友だちが好き 学校がすき~地域・社会に開かれた楽しい学校づくり~」です。
今年度、萱野小学校校長になって6年目を向かえます。赴任当時、入学式で迎えた1年生が、今年度は6年生として出発します。「友だちが好き、学校が好き」になるための第1歩は「自分が好き」であると考えます。自分の存在が肯定されてはじめて,ほか者の存在を大切にする心が育ちます。公立小学校に求められている使命のひとつにダイバシティー(多様性)の尊重があります。子どもたち一人ひとりには本当に多様な個性やもちあじがあります。600名近くの子どもたちがともに生活する中で、ちがいを大切にできる子どもを育んでいくことはこの学校教育目標に願いとしてこめられています。教育界の用語として「人権教育」という呼び方もされますが、令和7年度萱野小学校は、すべての教育活動の中に人権教育を基盤として進めていきます。
今年度は、戦後80年をむかえる年度となります。戦争のある国では、教育が大切にされなくなります。子どもたちは学校に行けず、命の危険を感じる毎日が続きます。日本では、教育の方向性が論議される昨今ですが、それはそのまま日本が平和な世界であるということなのです。平和を希求し、未来を夢みることのできる教育活動を新スタッフとともに始めていきます。より良い未来の担い手としての子どもたち一人ひとりのちがいを大切に輝く学校生活をつくっていきます。あらためてのお願いです。地域・保護者も子どもたちを育てていく大切なスタッフの一人です。子どもたちへのご支援・ご協力をお願いいたします。