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箕面市立萱野小学校 > 校長から
更新日:2024年4月5日
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桜の花びらが舞う4月、新1年生89名を迎え、令和6年度、萱野小学校がスタートしました。萱野小学校の学校教育目標は「自分が好き 友だちが好き 学校がすき~地域・社会に開かれた楽しい学校づくり~」です。
「友だちが好き、学校が好き」になるための第1歩は「自分が好き」であると考えます。自分の存在が肯定されてはじめて,ほか者の存在を大切にする心が育ちます。公立小学校に求められている使命のひとつにダイバシティー(多様性)の尊重があります。子どもたち一人ひとりには本当に多様な個性やもちあじがあります。600名以上の子どもたちがともに生活する中で、ちがいを大切にできる子どもを育んでいくことはこの学校教育目標に願いとしてこめられています。教育界の用語として「人権教育」という呼び方もされますが、令和6年度萱野小学校は、すべての教育活動の中に人権教育を基盤として進めていきたいと考えています。
子どもたちが成長に向かうエネルギーは、「自分が好きであること」「未来を夢見ること」「自分を認めてくれる人がいること」から生まれてきます。社会状況においては戦争や災害など「明るい未来」への不安もまた子どもたちにもあると思います。より良い方向に世界は向かっていると感じられる教育活動ができるように新スタッフとともに始めていきます。より良い未来の担い手としての子どもたち一人ひとりのちがいを大切に輝く学校生活をつくっていきます。あらためてのお願いです。地域・保護者も子どもたちを育てていく大切なスタッフの一人です。子どもたちへのご支援・ご協力をお願いいたします。
校長 佐藤 秀昭