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箕面市立萱野小学校 > 校長から > 校長から(2016年度)

更新日:2017年4月4日

校長から(2016年度)

”萱野小学校らしさ”を受け継ぐ

平成29年(2017年)3月1日
校長:韮澤宣雄

先日、児童朝会で次のような話を子どもたちにしました。

「今週の木曜日2月16日は、萱野小学校の創立記念日です。1879年(明治12年)2月16日にこの学校は誕生しました。138歳になります。今があるのは、138年もの長い間、たくさんの人がこの学校を大切に守ってきてくれたからです。今、みんながこの学校で楽しく過ごすことができるのは、そんな人達のおかげです。では、この先も100年、この学校があり続けるために、今、この学校を大切に守るのは誰でしょう?そう、ここにいるみんなです。
『学校を大切にする』というのは、掃除をきれいにするとか、物を大切に扱うことももちろんですが、校長先生は“萱小らしさを受け継ぐこと”がとっても大切だと思います。その“萱小らしさ”とは・・・、
・自分が好き、友だちが好き、学校が好きな子どもであること。
・地域のかたと一緒に、楽しい学校をつくること。
この二つが、萱野小学校が大切にしてきた“らしさ”であり、みんなにもしみついている萱小らしさです。
これからも、みんなが自分を大切にして、友だちを大切にして、そして地域のかたに感謝をして、この学校で過ごしてください。そうすることで、100年先も、この地域で大切にされる萱野小学校であり続けることができると思います。」

今年度も、保護者のみなさま、地域のみなさまには、幾多のご支援とご協力をいただき、子どもたちに多様な体験の機会と、対話的な学びをご示唆いただきました。本当にありがとうございました。この1年を振り返ると、子どもたちの笑顔の隣には、いつも子どもたちと関わってくださっている保護者のみなさま、地域のみなさまの笑顔がありました。まさに、萱小らしさをしっかりと受け継ぐことができた1年になったと感謝しております。

次の139年目に向けても、“萱小らしさ”を大切にして、子どもたちを真ん中に、多くの大人がかかわり、つながり、向き合える学校運営に努めていきます。

来年度も、よろしくお願い致します。

餅つきの様子

第25回公開研究会に向けて

平成29年(2017年)2月1日
校長:韮澤宣雄

今週はじめ、関東では気温20度を超える地域があったそうです。そうかと思えば、昨日は小雪がちらつく朝となりました。体調管理が難しい季節です。保護者のみなさま、地域のみなさま、どうぞご自愛ください。

1月は小体連球技大会が開催され、6年生はサッカーに、5年生はバスケットボールに取り組みました。そして2月、恒例のマラソン週間がスタートしました。子どもたちは、休み時間になると校庭に出て、元気に走っています。寒い季節もしっかり運動に取り組んで、風邪などをひかずにこの冬を乗り越えたいものです。

今週2月3日(金曜日)、第25回萱野小学校公開研究会を開催します。濵渦副校長がコメントを寄せてくれましたので、ご紹介します。

 

第25回萱野小学校公開研究会に向けて

副校長:濵渦数馬

2月に入りました。3学期は本当に短く、のんびりしているとあっという間に終わってしまうなあ、と時の速さを感じています。

いま、子どもたちは学年の総まとめの時期にさしかかってきており、現学年での活動をまとめるべく、この1年間積み上げてきた取り組みを分析し、まとめの活動をおこなっています。みなさまもご存じのとおり、まとめの作業が一番根気のいる作業で、子どもたちもその作業のむずかしさを味わいながら、先生とともに、がんばっているところです。

本校は、「みずから学ぶ もちあじがいきる かやっ子の 協働型学力保障」をテーマに、人権総合学習に取り組んでいます。 

友だちとのつながり、地域のかたとのつながり、保護者のかたとのつながり…。さまざまなつながりの中で多様な価値観を知り、他者を認めることで、ひいては、自分も認めてもらえる関係づくりにつながること。そういった子どもたち一人ひとりがお互い大切にされる経験が積めるよう、この学習に取り組んでいます。2月3日(金曜日)に行われる「第25回萱野小学校公開研究会」では、そんな活動の一幕をご覧いただける絶好の機会です。

当日は遠方からも多数の教育関係者のかたが来校されます。この機会にぜひ、教職員とともに子どもたちの豊かな学びのあり方について、ともに考え、ともに育む教育活動に参加いただけると幸甚です。ご多用のこととは存じますが、お時間が許す限りご来校いただきますよう心よりお願い申し上げます。

円陣を組む児童たち

138回目の年明け

平成29年(2017年)1月
校長:韮澤宣雄

新年あけましておめでとうございます。気持ちよく晴れた元旦となりました。保護者のみなさま、地域のみなさまにおかれましては、和やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

萱野小学校は、今年で138回目の年明けを迎えました。この遥かな歩みに、慎み深く敬いの念を抱かずにはいられません。この歴史を紡いだ先人の方々の思いは、本校の「学校教育目標」の言葉の中に受け継がれています。今を担う我々は、これらの言葉を大切に、今日も一歩一歩、地域に根差した人権を基盤にした教育活動に取り組んでいきます。

本年も変わらぬご支援を何卒よろしくお願いします。

さて、長い歴史といえば、本校の公開研究会は今年で25回目を迎えます、四半世紀にわたり、本校の人権総合学習の実践を多くの教育関係者の皆様と共有し、共に深めてきました。今年も下記の日程で開催します。保護者のみなさま、地域のみなさまの多数のご参加をお待ちしております。

第25回萱野小学校公開研究会
平成29年(2017年)2月3日(金曜日)
公開授業:13時45分~14時30分
分科会・全体会:14時45分~17時00分

始業式

子どもたちの「3つの願い」

2016年12月22日
校長:韮澤宣雄

2学期が終了しました。今日の終業式では、子どもたちに「友だちと立派につながることができた2学期でした」と私の感想を話しました。たくさんの行事や人権総合学習で、子どもたちは協力して一つのことをめざしました。時には、友だちと意見が異なるなど、スムーズにいかないこともありましたが、お互いの違いを認め、違いから学びが深まり、新たな発見と豊かな成果を生み出しました。”違いからこそ、豊かさが生まれる”ことを体験的に学習できた2学期だったと思います。

さて、明日から冬休みです。ご家庭で、地域で、ゆっくりとこの1年をねぎらっていただき、そして、子どもたちには、是非それぞれの頑張りを褒めてあげて頂ければと思います。保護者のみなさま、地域のみなさま、今年1年間のご支援、ご協力、本当にありがとうございました。
今年最後のお便りは、教頭の佐藤がコメントを寄せてくれました。ご紹介させていただきます。

 

子どもたちの「3つの願い」~2017年に思いをはせて~

教頭:佐藤秀昭

2016年がまもなく終わろうとしています。長いと思われた2学期も今から思えばあっと言う間のことでした。4月からの子どもたちを見てきて、感じていることを2016年の最終号でお伝えしようと思います。

「3つの願い」がどの子どもにもあると感じました。子どもたちの願いのひとつは「勉強がわかるようになりたい!」です。授業中、様々な子どもたちの姿に出会いますが、わからなくていいと思っている子どもは一人もいません。学習が分かった時、自分の意見が認められた時の輝く表情が印象的でした。2つめは、「友だちと仲良くしたい!」です。同じ時を過ごす仲間に対して、子どもたちは笑ったり泣いたりします。仲間とつながれた時、行事で力を合わせられた時の喜ぶ姿はわすれられません。そして、3つめの願いは「教職員・保護者に認められたい!」です。行事や参観日には、子どもたちの成長がぐんと感じられるひとときです。時には、大人の言うことが響いていないように見える時もありますが、必ず子どもたちは伝えたことに応えようとしているのがわかります。

学校は、この3つの願いを実現するために大切な役割と責任があると感じます。3つの願いがかなえられた時の子どもたちの成長、変容に教育者であることの喜びを感じることもたくさんありました。まもなく2016年の終わりを迎えますが、2017年さらなる子どもたちの願いの実現にむけて萱野小学校は、気持ちもあらたに出発したいと思っています。

メディアでは、震災、いじめなど社会の今後の課題が示されているものが多かった一年でもありました。今の社会課題を自らの学びを生かして乗り越えていく力を育んでいくことは学校・保護者・地域が連携していくことでしか実現しません。子どもたちが未来に対して願いが持てるようなとりくみをともに進めていきましょう。

保護者の皆様、地域の皆様、今年一年のご支援、ご協力、本当にありがとうございました。ご家族一同、良いお年をお迎え下さい。来年も、本校教職員一同、力を合わせてがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。

2学期の終業式

実り多き年を迎える準備を

2016年12月1日
校長:韮澤宣雄

木々が赤や黄色にいろづき、箕面の山に多くの人々が訪れる季節になりました。秋は、スポーツ、芸術、行楽など、子どもたちがわくわくする行事が多い季節です。かやっ子たちは、学年PCT活動、かやのキッズ、こども会ドッジボール大会など保護者のみなさまや地域のみなさまのご支援ご協力により、豊かな体験活動に参加することができました。萱野小が大切にしている「つながり」が、この秋もしっかりと深まったことに、心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

いよいよ12月。今回は、年末年始に向けた濵渦副校長のコメントをご紹介します。

 

実り多き年を迎える準備を

副校長:濵渦数馬

早いもので2016年も残すところあと1か月。布団から出るのがつらい、そんな季節になってきました。11月24日には東京で観測史上初の積雪が観測されました。いよいよ冬本番です。この時期は、流行性感冒がはやりはじめる季節です。手洗い、うがい、マスクの着用など、体調管理にご注意ください。

さて、2016年の干支は申(さる)。この申という言葉の意味は、木の果実が熟して固まっていく様子を表したものです。一方で、2017年の干支である酉(とり)は、果実が極限まで熟した状態を表したものです。今年、しっかりとあたため育てていた半熟の実を、立派な実として仕上げる年、そんな年を迎えます。

学校生活は積み重ねです。今年できたこと、できなかったことをこの年の瀬に一度お子様と一緒に見つめなおしてみてください。「一か月しかない。」よりも「まだ一か月ある。」と考えて、行動してみてください。2017年、立派な果実に育て上げるヒントが見つかるかもしれません。

一番長く行事盛りだくさんの2学期が、いよいよ今月で終わります。保護者のみなさま、地域のみなさまには出会い、経験の場を数多く提供いただき、本当にありがとうございました。引き続き、本校教育活動への変わらぬご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

縄跳び

25年目の積み上げに向けて

2016年11月1日
校長:韮澤宣雄

つい先日まで、あんなに眩しく、暑かった校庭で、今は世界が変わったように、穏やかに枯葉が渦を巻いています。いつも思いますが、学校は四季の移り変わりをより身近に感じます。保護者の皆様、地域の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

箕面が美しく色づくこの季節は、子どもたちにとっては、何をするにしても絶好の季節。市内でも様々なイベントが盛りだくさんです。この機会に、学習、運動、読書、芸術、そして新たな取り組みに、是非チャレンジしてほしいと思います。

先日の参観日・懇談会では、多数のご参加ありがとうございました。本校では、豊かな「つながり」の中でこそ、子どもたちは自らの進路を切り拓き、よりよい社会の実現に向けて具体的に行動できる力を高めることができると考えています。今後も、参観日のときに限らず、お時間の許す時にはご来校いただき、子どもたちの様子をみていただければと思います。その際は、安全管理のため、必ず名札の着用をお願いします。

さて、豊かな「つながり」の中で積み上げられる、萱野小学校における1年間の人権総合学習、基礎学力保障の取り組みの様子は、例年、広く教育関係者のかたにも公開させていただいています。今年度も、「第25回萱野小学校公開研究会」を開催します。

「第25回萱野小学校公開研究会」
平成29年(2017年)2月3日(金曜日)
公開授業:13時45分から14時30分

保護者の皆様、地域の皆様、参加者の皆様と共に学びあうことを通して、今後の教育活動の充実に繋げる機会にしたいと存じます。早めのご案内となりますが、万障お繰り合わせの上、ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします。

いかだに乗る児童たち

仲間と協力して作った最高の運動会

2016年10月1日
校長:韮澤宣雄

気持ちの良い秋晴れとなった9月24日(土曜日)、多くの来賓のかた、地域のかた、保護者のかたの温かい声援に包まれ、運動会を開催することができました。子どもたちが掲げたスローガンは、「smile~仲間と協力して最高の運動会を作ろう~」です。まさに、笑顔あふれる最高の運動会になりました。お力添えをいただきました全てのかたに厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今回は健康教育部の職員からのメッセージをご紹介します。

 

「仲間と協力して作った最高の運動会」

健康教育部:体育

今年は、2学期のスタートが8月26日に変更となり、まだまだ残暑が厳しい中で熱中症に注意しながら運動会の練習がスタートしました。運動会直前に大型の台風が大阪を直撃し、最後の調整が難しかった学年もありましたが、最後まで一生懸命練習をする子どもたちの姿がありました。表情は日増しに真剣なもの、満足げなものとなっており、「はやく本番でこの姿を見せたい」という溢れんばかりの気持ちが伝わってきました。そして、そんな気持ちはたくさんの子どもたちのすてきな姿につながっていきました。

高学年の子どもたちは、自分たちの学年の種目のことだけを考えるのではなく、様々な準備をしていました。萱野小学校のみんなで運動会を熱く盛り上がるようにしようと、代議員を中心に「smile~仲間と協力して最高の運動会を作ろう~」というスローガンも決められました。

そして、当日。すがすがしい秋空の下、運動会が行われました。一年生から六年生までが青々としげった緑のじゅうたんから、大きな声で応援し、その声が運動場いっぱいに広がって運動会を大いに盛り上げました。すべての児童が笑顔いっぱいになれた運動会となりました。ご参加・ご協力いただいた地域、保護者の皆様、大変ありがとうございました。

一年生は初めての運動会でしたが、笑顔に溢れた団体演技、ダンスを交えた一年生らしい玉入れを見せてくれました。二年生は、はじめて経験するカーブの入ったトラックを走りました。テンポの速い曲を、友だちと息を合わせて踊る姿が素敵でした。三年生はバラエティ走や80m走と、自分ががんばることができる走競技を選び、仲間と切磋琢磨していました。一生懸命練習したダンスで運動会を盛り上げました。四年生の団体競技では、赤組・白組ともに、チーム一丸となって大きな玉を転がし、運動場を駆け巡りました。ボールを使った団体演技も、たくさんの隊形移動や、仲間と息を合わせながら、ボールを投げ合うシーンがたくさんありました。五年生は息のあった南中ソーランを演じました。太鼓の音で華麗に入場し、描かれた一字を背に颯爽とソーランを舞いきりました。走競技では力強い姿が見られました。六年生は最後の運動会。今年度から箕面市全体で組体操の制限が設けられた中で、フラッグを使った新たな演技に挑戦しました。疾走感溢れる音楽にあわせながら、仲間と息を合わせた集団行動。そして力強くフラッグを振る音が会場中に響き渡りました。最後に旗をつなげて、114人全員でつくりあげたフィナーレでは、どの子も達成感いっぱいの顔がありました。そんな子どもたちの姿が、観客の皆様に感動を与えたのではないでしょうか。仲間がいるから安心して演技ができる、技ができるといった気持ちがみなさんにも伝わったと思います。

今年の応援団もとても元気で仲がよく、赤白そろってひとつのダンスを踊ることになりました。赤組・白組がお互い協力し励ましあい、運動会の雰囲気を大変盛りたててくれました。

そして、今年もPTAのみなさまと地域のみなさま主催の『新箕面音頭』『綱引き』『パンくい競争』を行うことができ、多くの方々に参加をいただきました。子どもたちだけでなく、参加しただれもがすがすがしい汗をかき、楽しい一日を過ごせたと思います。早朝より多くのみなさまのご協力、ご声援をいただき本当にありがとうございました。子どもたち一人一人が運動会でつけた力を、これからも日々の活動にいかしていき、さらなる成長につながるよう、ご支援よろしくお願いします。

2016年運動会

すべての子どもたちに「居場所」をつくる

2016年9月1日
校長:韮澤宣雄

今年から二学期のスタートが8月26日となりました。9月1日の今日、例年とは違って、運動会の練習も既に真っ盛りです。これから秋が深まり、学習に、読書に、そして運動に最適の季節です。まずは、運動会。教職員と子どもたちで力を合わせ、精一杯取り組んでいきます。

今月は、佐藤教頭のコメントを紹介します。

 

すべての子どもたちに「居場所」をつくる

教頭:佐藤秀昭

今年の夏にブラジル、リオデジャネイロで第31回のオリンピック大会が開催されました。世界のアスリートたちが、メダルをめざして競技する姿に日本中が熱狂する暑い夏になりました。今回の大会で話題になったのが、世界の中の難民選手チーム団でした。国旗を掲げるのではなく、五輪の旗を先頭に国に所属できない選手たちの活躍の場をと考えて、その参加が認められました。世界的な流れの中で、「排除」ではなく「受容」を求める動きがさらに加速していくことを願います。同時に、学校文化も、一人ひとりの子どもたちにとっての「居場所」があるような学校文化を今回オリンピックの流れと同様につくっていきたいと思っています。

昨年度より少し早い2学期が始まり、学校にも久しぶりに活気が戻ってきました。子どもたちの元気な顔に会えてとてもうれしく思っています。保護者の皆さま、地域の皆さまには、夏休み中、子どもたちの安全についてご協力いただきお礼申し上げます。子どもたちは、学期中ではできない、楽しく貴重な出会い、発見、体験をし、この夏のアスリートたちに負けないくらいの思い出をつくったことと思います。

校区青少年を守る会や自治会、こども会などの地域組織の皆さまには、「箕面まつり」や校区内のまつりなどで、子どもたちが良い思い出を作ることができる様々な工夫をしていただきました。8月27日(土曜日)にも、全体PCT「ナイトキャンプDE夏のおもいで」を開催していただきました。これもまた夏の最後のすばらしい思い出づくりの催しとなりました。この夏お世話になった地域の皆様、PTA委員をはじめ、ご協力をいただいたすべての皆さまにお礼申し上げます。

また、今後子どもたちが2学期、安全、安心して生活できるよう、校区青少年指導員、守る会、PTA役員の皆さまに、見まもりの旗・飛び出し坊やの補修、交換、新設をしていただきました。子どもたちの安全・安心のためにいつも地域の支えがあることを子どもたちにも伝えていく機会にしたいと思っています。

教職員も、多くの研修に参加することに加えて、中学校区の教職員が参加しての合同研修などで研究を深めました。研修会での教職員の多くの学びを、2学期からの本校授業、取り組みに生かしていきます。

さて、2学期は、学期の中で一番長く行事も多い学期です。いろいろな場面で子どもたちの成長が一番大きく感じられる楽しみな学期でもあります。9月にはオリンピック同様、力を尽くして競技する子どもたちの姿も見られることと思います。多くの様々な行事で、保護者、PTA、地域の皆さまのご協力をいただく機会も多いと思いますが、子どもたちの安心の「居場所」を学校・地域でつくっていくためにご協力よろしくお願いいたします。

肝試し

安全安心に注意して楽しい夏休みを!

2016年7月20日
校長:韮澤宣雄

今年の夏は平年より暑くなるとの予報です。7月5日には、熱中症指数が31℃を超え、危険レベルに達したため、萱野小学校では、お昼休みの外遊びを控え、子どもたちは屋内で過ごしました。

夏は夏らしい気候の元で、海やプール、花火に肝だめしなど、夏の風物詩を思う存分楽しみたいところですが、熱中症やゲリラ豪雨などの危険への備えも大切です。

どうかご自愛いただき、楽しい夏休みをお過ごしください。今月は、濵渦副校長のコメントをご紹介します。

 

安心安全に注意して楽しい夏休みを!

副校長:濵渦数馬

「小学校時代の夏休みは何をしてた?」と聞かれると、私はプールでひたすら泳いでいたことを思い出します。スイミングスクールか市民プールのどちらかにほぼ毎日通っていました。プールの帰りに程よい疲れに包まれながらスポーツ飲料を飲み、友だちと話をするのがとても楽しかったのを覚えています。その経験からか、中学時代も水泳部に入部。泳いでばかりの子ども時代でした。

本校児童のみなさんは、明日から始まる夏休みをどのように過ごすのでしょうか。この夏休みが本校児童のみなさんにとって、夢中になれることへの出会いや、友だちや家族との時間を楽しく過ごす笑顔あふれる時間になるように願っています。

さて、本日、子どもたちの通知表「のびゆくすがた」をみなさんにお渡ししました。そこからは、一人ひとりの子どもたちの様子が窺えます。1学期の学習活動や行事、友だちとの関わり合いなどで、子どもたちは、多くの事を学びました。ご家庭でも、子どものがんばりや成長を認めていただき、課題については子どもの意欲を高めるようアドバイスをお願いいたします。

保護者の皆様、地域の皆様には、1学期の間、子どもたちの学習活動や学校行事などの教育活動、PTA活動、かやのキッズなど子どもたちの「地域行事」、安心安全の「見まもり活動」など多方面にわたりご支援、ご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。今後とも変わらずのご支援ご協力をよろしくお願いします。

いよいよ長い夏休みが始まります。暑い日が続き、生活も不規則になりがちで何かと体調を崩しやすい季節です。ご家庭では特に子どもたちの体調管理に十分に気をつけていただき、また、子どもたちを危険から守っていただきますようお願い申し上げます。自分やまわりのひとを大切にして、思い出にのこる夏休みにしてください。

8月26日(金曜日)の始業式では、みんなのステキな笑顔に出会えることを楽しみにしています。

1学期の終業式

大きな夢に向かって小さな一歩を

2016年7月
校長:韮澤宣雄

マイアミ・マーリンズのイチロー選手が、現地時間6月15日、ピート・ローズ選手の持つメジャー歴代最多4,256安打を更新する日米通算4,257安打(日本1,278、米国2,979)という大記録を達成しました。

日本のプロ野球では2,000安打を達成すると「名球会」入りです。その2倍をはるかに超えたイチロー選手は、まさに超人だと思います。

しかし、当のイチロー選手は、記録を達成したとき、至ってクールでした。彼にはきっと、もっと先に見据えているものがあるのでしょう。そうだとしたら、まだまだ楽しみが尽きません。

イチロー選手は、以前、こんな話しをされているそうです。『小さいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。』

今、学校の昇降口には、子どもたちが書いた七夕の短冊が飾ってあります。それぞれの願い事・夢が学校を包んでくれています。イチロー選手の話しからは、誰でも夢は目標になり、目標は現実にできるんだと、希望を与えてくれるように感じます。子どもたちも大きな夢に向かって、小さな一歩を重ねて欲しいと思います。

でも、イチロー選手は、こうも言っています。『「楽しんでやれ」とよく言われますが、僕にはその意味がわかりません。』と。やはり、超人なのかも知れませんね。

先日6月25日(土曜日)に、「第54回つくってあそぼう!かやのキッズ!」が行われました。この「かやのキッズ」は、毎回、たくさんの子どもたちが参加し、工作や遊びに取り組んでいます。この活動を、校区青少年を守る会、青少年指導員、こども会、保護者のみなさま、地域のみなさまが支えてくれています。本当にありがとうございます。

1学期も残りわずかとなりました。日々、暑くなり、体調をくずしやすい時期です。不審者の出没が多くなる時期でもあります。子どもの健康管理や不審者対応、水の事故防止などにつきましても、子どもへの注意喚起をよろしくお願いします。

七夕の笹と児童

学習発表会に思いをこめて

2016年6月
校長:韮澤宣雄

先週、6年生と教職員でプール清掃をしました。昨晩、地域のみなさまとの打合せ内容は七夕飾りについてでした。春が過ぎ、いよいよ夏がくるなぁという実感です。学校には、春夏秋冬、四季折々の取り組みがあり、季節感を味わえるのも大きな魅力と感じています。

この季節の萱野小学校の風物詩である学習発表会について、佐藤教頭先生がメッセージを寄せてくれました。今月はそちらをご紹介します。

 

学習発表会に思いをこめて

教頭:佐藤秀昭

早いもので、1学期も折り返しの時期になりました。教頭職に就いてあっという間の2か月でした。あらためて、学校が教職員の一人ひとりの働きや、保護者のみなさまをはじめとする地域のかたの支えの中でなりたっていることを今更ながらに気づく2か月でした。管理職という視点で学校を見つめ直しています。教頭の佐藤です。

新聞やニュースでは依然として、いじめや排斥の学校課題が論じられています。人が社会に出ていくことを考えた時、課題解決のための人とのつながりが重要です。小学校、中学校での仲間とつながる実感が、必ず社会に出た時の「人とつながる」力になり、さまざまな困難を乗り越える力になると信じて、子どもたちを育成していきたいと思います。

子どもたちがいじめにあっても、必ずそれは教職員、保護者、仲間の力で解決できる課題であることを子どもたちに示していくことが、今、学校、保護者、地域に求められています。ともに、「つながる」力をはぐくむ教育を進めていきましょう。

6月は、子どもステップアップ調査のi-check(生活状況調査)で、クラスや学年への思いや自分の生活状況を調べます。その結果を教職員で分析し、これからの学級づくり、学年づくりにつなげていきます。学校長・副校長とともに「誰もが居場所のある学校文化」をめざして、学校づくりにもつなげていきます。体力アンケートや授業アンケートをとおしても、保護者のみなさまの意見を真摯に受けとめ、学校のとりくみ改善に向かっていきます。

5月の「友だち月間」のまとめとしての、6月4日(土曜日)の学習発表会があります。仲間の良さを知り、仲間とつながった成果として劇や音楽で精いっぱい自分たちを表現します。学年ごとの発達段階があり、十分でないところももちろんありますが、子どもたちの力いっぱいの取り組みを、ぜひ保護者のみなさまや地域のみなさまで支えてもらい、あたたかい学習発表会にしたいと教職員も子どもといっしょにはりきっています。楽しみにしておいてください。

プール清掃

すてきな出会い、すてきなつながりを大切に!

2016年5月
校長:韮澤宣雄

慌ただしく4月が過ぎ去っていきました。新しい学年、新しいクラスで迎える新年度は、子どもも大人も、やっぱりドキドキします。大型連休を迎え、私自身、少し落ち着きを取り戻したいと思います。

今回は、4月から「チーム萱野」の一員となりました濵渦副校長が、5月号の学校だよりにコメントを寄せていますので、それを紹介します。

 

すてきな出会い、すてきなつながりを大切に!

副校長:濵渦数馬

雨の中、ドキドキ、ワクワクした気持ちで入学してきた1年生もずいぶん小学校生活に慣れ楽しんでいる姿を見せてくれています。きっと入学式の雨は、芽吹いていく大地にとって必要な「恵みの雨」だったのでしょう。これから成長していく子どもたちには、降り注いだ雨を力に変えて、日々、すてきな出会い、すてきな発見に触れて歩みを進めてほしいと思います。

上級生に大きな声で「よろしくおねがいします!」とあいさつした対面式、校区の保育所や幼稚園のお友だちと交流した「れんげ畑でこんにちは」など、お友だちの輪やいろいろな人とのつながりがとても広がりました。これからもすてきな出会いを大切にして、お友だちをたくさんつくってほしいです。

改めまして、保護者のみなさま、地域のみなさま、このたび、萱野小学校の副校長を拝命いたしました濵渦(はまうず)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

5月は、進級した子どもたちの新たな生活のドキドキ、ワクワクが少し落ち着き、子どもが1年間安定して学校生活をおくるための基礎を育てることができる大切な月です。本校では、人間関係づくりの取り組みを進めていく節目の月として「友だち月間」と位置づけ、自分も友だちも大切にできる子どもや学校をめざし、つながりを深める教育活動を進めていきます。

20日(金曜日)には、PTA総会が開催されます。総会では、教育目標や教育活動の様子などをお伝えしますので、多くの保護者の皆さまに、ご参加いただきますようお願いいたします。子どもたちには、すてきな出会い、すてきなつながりを大切にできる力を身につけてしてほしいと思っています。そのためには、まわりの大人同士も支え合い、力を合わせていかなければなりません。ぜひ、PTA活動などを通して私たちも楽しくつながっていきましょう。

れんげ畑

ひとり一人の違いを豊かさに

2016年4月
校長:韮澤宣雄

今年の冬は“暖冬”だと予想されていましたが、1月になってからグッと冷えはじめ、インフルエンザの流行も、例年より1ヶ月程度遅れてしっかりとやってきました。いわば“遅冬”といった感じでしょうか。4月7日の入学式では、まだまだたくさんの花びらをつけた桜たちが107名の新1年生を迎えてくれました。

いよいよ2016年度の萱野小学校がスタートです。

保護者のみなさま、地域のみなさま、今年度より校長を拝命しました韮澤(にらさわ)です。昨年度は副校長として大変お世話になりました。改めまして、今年度もよろしくお願い申し上げます。

4月は、別れと出会いの季節ですが、本校も教職員の異動がありました。3月までともに子どもに向き合ってきた教職員が本校を去るのは残念でなりませんが、同じく子どもへの愛情と教育への情熱を持った新しい教職員が加わりました。教職員一同、保護者・地域のみなさまとの“つながり”を大切にして、本校138年の歴史に恥じない学校づくりに邁進してまいります。変わらぬご支援をお願い申し上げます。

さて、本校の「学校教育目標」は、次の通りです。

学校教育目標

「自分が好き!友だちが好き!学校が好き!」な子どもをはぐくむ。
地域・社会に開かれた楽しい学校づくりに努める。

めざす子ども像

(1)自分が大切な存在であると実感できる子。
(2)他者に共感でき思いやりのある人権感覚にあふれる子。
(3)基礎・基本や、自ら学び自ら考える力など確かな学力の向上をめざす子。
(4)基本的な生活習慣や社会のルールやマナーを身につけた子。
(5)積極的に地域・社会に参画しようとする子。

学校は子どもにとって、安心で、楽しい場所であるべきです。新1年生の保護者のみなさまは、当然ながら、不安や心配もおありかと思います。萱野小学校は、ひとり一人の個性を大切にして、みんなの違いを豊かさにつなげてく人権教育を基盤に、安心・楽しい学校づくりを進めていきます。

保護者のみなさま、地域のみなさま、本年度も本校の教育活動に、ご理解ご協力をいただきますようよろしくお願いします。

2016年入学式

お問い合わせ

所属課室:箕面市立萱野小学校 

箕面市萱野2-7-40

電話番号:072-721-3254

ファックス番号:072-724-9693