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更新日:2017年9月15日

校長から(2014年度)

人と人がつながって生きていくことの大切さ

2015年3月校長藤迫稔

3月になりました。学校の桜のつぼみも少しずつ膨らみ始め、春の訪れが近いことを気づかせてくれます。

先月18日(水曜日)のマラソン大会には、多くの保護者の皆さまにご参集いただき、我が子だけでなく、多くの子どもたちのがんばりにも、心温まるご声援をいただきました。ありがとうございます。子どもたちは、自分の目標にチャレンジし、持てる力を発揮しました。また、お友だちへの応援も素晴らしかったです。お互いに励ましあい、がんばりを認めあうすてきな姿も見せてくれました。このような気持ちをいつまでも忘れずに、これからの長い人生の中でも大切にしてほしいです。

28日(土曜日)の「つくってあそぼう!かやのキッズ」では、「ゴム鉄砲」の工作やゲーム、おもちつきなど、多くの子どもたちが楽しいひとときを過ごしました。この「かやのキッズ」も回を重ねて50回をむかえました。地域のさまざまな団体、ボランティアの皆さま、PTAの皆さまと学校がつながっていなければ、ここまで続いてこなかったのではないでしょうか。皆さまの今までのご尽力に心から感謝申し上げますとともに今後ともよろしくお願いしたいと思います。

本年度はじめの学校だよりでは、子どもたちには「人と人がつながって生きていくことの大切さ」を学んでほしいという思いをお伝えしました。その目標に向かって、皆さまには本当にいろいろな場面でご協力をいただきました。皆さまとのつながりがしっかりとできたことによって学校活動が活気のあるものになったと思っています。子どもたちを真ん中において向きあうことが何よりも大切であることをこの1年間で実感しました。

6年生は、後少しで本校を旅立っていきますが、中学に進学しても、自分を大切に人とつながりながら行動できる中学校生活をおくってくれることを期待しています。そして、4月にはピカピカの新1年生との出会いの入学式です。今後とも、笑顔の絶えない楽しい学校づくりを皆さまと一緒に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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もとめる 伝えあう つながる わたしたち

2015年2月校長藤迫稔

寒さ厳しい日々が続いており、子どもたちの体調管理が難しくなっています。箕面市内では、インフルエンザ・風邪による学級閉鎖が増えています。本校でもインフルエンザ・風邪などが流行しています。学校でも子どもたちに注意をしていますが、ご家庭でも、うがい・手洗い・十分な睡眠をとるようお願いいたします。

学校では、寒さを吹き飛ばし、体力をつけるために、しっかりと運動しています。1月29日(木曜日)には小体連の球技大会で、6年生がサッカー、5年生がバスケットボールで本校の代表として頑張ってくれました。また、2月3日(火曜日)から17日(火曜日)をマラソン週間とし、体育の時間や休み時間を使って走ります。マラソン大会は、18日(水曜日)、中学年9時から、低学年10時から、高学年11時からの予定です。また、12日(木曜日)から27日(金曜日)の間は、箕面市が実施するオンラインなわとび大会に参加します。児童が休憩時間になわとびに親しめる環境を提供することで、児童の運動への意欲を高める機会にしたいと思っています。

また、2月6日(金曜日)には今年度最後の授業参観(公開研究会)を実施します。ぜひ子どもたちの学習の様子をご覧ください。また23日(月曜日)には懇談会を実施いたします。1年間の締めくくりとして、学習や生活を保護者の皆さんと振り返り、次の学年につないでいきたいと考えていますので、たくさんの保護者のご参加をお願いいたします。

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2015年に「たすき」をつなぐ

2015年1月校長藤迫稔

今年は羊年です。羊は群れをなすことから「家族の安泰」を表すとされ、いつまでも「平和」に暮らすことを象徴しているといわれています。子ども、教職員、保護者の皆さま、地域の皆さま、みんながつながって、より一層楽しく魅力的な学校を目ざしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

私ごとですが、このお正月に、長年の念願であった箱根駅伝を観戦してきました。本校出身の田口雅也選手(東洋大4年)の往路一区での素晴らしい走りを、間近で応援することができました。この駅伝の醍醐味は、一本のたすきをチームが力を合わせてつないでいくということにあります。わずか数秒の差であってもたすきは途切れてしまうという非情な現実のなか、必死にゴールまでたすきをつなごうとする選手たちの姿を目の当たりにし、大きな感動を得ました。私もこの「つながる」ということを大切に、昨年1年を振り返り、反省すべき点は反省し、引き続きがんばるべき点にはさらに力を入れて、この2015年にしっかり「つなげて」いきたいと思っています。

さて、今日から3学期が始まりました。3学期は、学期で一番短い学期ですが、学習指導や生活指導のまとめの学期です。一日一日を大切に楽しく効果的な教育活動を進めていきます。

また、2月6日(金曜日)には、公開研究会を開催します。全国・大阪府・箕面市の教職員や行政関係、教育関連企業、学識経験者のかたの参加も得て、「子どもと子ども・子どもと学び・子どもと社会 豊かな関係性で高める 未来を拓く学力」をテーマに本校のこれまでの取りくみを振り返り、これからの実践について話し合います。詳しい時程や内容については、学校だよりなどでお知らせします。ご都合がつきましたら、公開授業を参観いただきますようお願いします。

さて、先の阪神淡路大震災の発生から20年がたちました。今年も17日に市内一斉の防災訓練が行われます。ぜひ親子一緒に避難所である萱野小学校まで歩いていただき、震災時に危険な場所やいざというとき逃げ込める場所などの確認をしていただきたいと思います。自分の命を守ることができるのは自分自身であり、いざというときにどうするか日頃から考え備えることが大切です。親子で話し合う日にしていただきたいと思います。

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来年もあたたかい「つながる」関係を大切に!

2014年12月24日校長藤迫稔

「野を駆ける馬のように力強く飛躍したい」と年頭に願った2014年も、早いもので残り1週間になりました。来年も、子どもと子ども、子どもと大人、そして、学校と地域と家庭がしっかりとつながる、あたたかい『つながる』関係を大切にしていきたいと思っています。

本日で2学期が終了しました。2学期は、学期の中で一番長く、また、運動会や遠足、PCT活動、かやのキッズなど行事の多い学期でした。保護者のみなさま、地域のみなさまには、日々の学習活動や催し、行事などのさまざまな教育活動に積極的に関わってくださり、多くのご支援、ご協力をいただきましたことに心よりお礼申し上げます。

今日、通知表「のびゆくすがた」を持って帰ります。子どもたちが二学期の学習をふりかえり、「力がついたと思うことや、これからがんばりたいと思うこと」を書いています。ぜひ、通知表を子どもと一緒に確認し、その成長やがんばりを認めていただき、子どもの意欲につながるような言葉をかけていただきますようお願いいたします。

さて、明日から冬休みが始まります。この冬休みはその期間中に年が変わるという特別な意味を持つ休みです。一年をふりかえり、そして、新年にあたって具体な目標を立てるよい機会です。ご家庭でも、ゆっくり我が子と会話できる時間をつくっていただき、「自分は大切にされているのだ」ということを実感できるような絆を深めていただけたらと思います。

一かたで、生活のリズムが少し崩れるのも年末年始の特徴の一つです。夜更かしには気をつける、子どもだけでは行ってはいけないところ(校区外)には行かない、帰宅時間や交通ルールを守る、交通事故や不審者などに気をつけるように家庭でも注意をお願いします。

保護者のみなさま、地域のみなさま、今年一年のご支援、ご協力、本当にありがとうございました。ご家族一同、良いお年をお迎えください。来年も、本校教職員一同、力を合わせてがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたしします。

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学習や生活のまとめの時期になりました。

2014年12月校長藤迫稔

11月に入ったとたんに朝晩の寒さが厳しくなり、冬の訪れがそう遠くないことを肌で感じていましたが、一転、22日からの3連休は春のような暖かさで、美しく彩られた箕面の山に多くのかたが来られたことをニュースで知りました。体調管理が非常に難しくなっています。子どもたちには学校でも十分に話をしますが、ご家庭でも注意をお願いします。

街を歩けばクリスマスソングが流れ、なぜか気持ちが逸るのは私だけなのでしょうか?学校もいよいよ2学期の最後の月になりました。学習活動や生活指導のまとめの時期として、日々の教育活動の充実に努めていきます。

先月は、学年PCT活動、こども会ドッジボール大会、かやのキッズなど、さまざまな体験活動や行事を保護者の皆さまや地域の皆さまに、ご支援、ご協力いただき実施しました。本当にありがとうございました。

こども会のドッジボール大会は、どの学年も頑張りましたが、特に5・6年生のチームは1チームが準決勝まで進み、3位に入賞しました。このドッジボール。私も応援に出向いたのですが、見ていて思うのは、「とても激しいスポーツである」ことと「チームワークがすべてである」ことです。すごいボールを投げられる子どもがいても、どれだけ捕球が上手な子どもいても、チームとして機能していなければ絶対に勝てません。「自分が当てたい」という気持ちをこらえて、有効なパスを味かたに送ることができるかできないかが勝負の分かれ目になります。楽しみながら、いろいろなことを学べるスポーツだなあとつくづく感じました。力を合わせることの大切さを改めてみんなで共有できたと思います。

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時には自然の不思議に目向けて

2014年11月校長藤迫稔

10月は大型の台風が続けてやってきたため、もしもに備えて本校では避難所を開設しました。校区内では幸いにも大きな被害はありませんでしたが、全国各地では大きな被害を受けたかたもおられ心が痛みます。地域のかた々に支えられている地域の小学校として、災害時には今後もその役割を果たしていきたいと思います。
このような災害時にいつも感じることですが、私たち人間を普段はやさしく抱いてくれている自然も一旦牙をむくと大変なことになるということです。
確かに人間の力は優秀であり偉大であると思います。ips細胞の作製、青色LEDの発明と量産化、そして、パソコン、携帯電話(スマホ)の普及など、私たちの身の回りには人間が作り出したものがたくさんあり、本当に人間の力ってすごいなあと思います。
しかし、大自然の前では人間はほとんど無力です。台風もそう、火山の噴火もそう、地震も津波も雷もそう。そういった自然と私たちはともに生き続けていかなければなりません。子どもたちには、テレビやゲームやスマホにばかりに夢中になるのではなくて、一度、自然についてじっくり考え、自然と上手に付き合っていくことを考えてほしいです。

さて、「自然」といえば、秋は四季のありがたさを特に感じる、さわやかなとても過ごしやすい季節です。子どもたちには勉強やスポーツに気持ちを集中して取り組むとともに、いろいろなことに興味を持ってチャレンジしてもらいたいです。
10月にはマリンスクール、陸上記録会、芸術鑑賞会、学年PCT、ファミリーペタンク大会など学校行事や地域行事がたくさんありましたし、今月も引き続き、学年PCT、かやのキッズ、箕面・世界子どもの本アカデミー賞授賞式などもあります。保護者の皆さん、地域の皆さんにはいろいろとお世話になりありがとうございます。そして、引き続きよろしくお願いします。

11月からは、下校時間が午後4時30分になります。日没も早く、市内においても不審者の出没などの事象も起こっています。不審者対応、交通事故、風邪などの病気やケガなど、子どもたちの安全確保や健康管理についても、引き続き、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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とてもすてきな萱野小学校の運動会!

2014年10月校長藤迫稔

9月27日(土曜日)は秋のすがすがしい青空のもと、萱野小学校の運動会を行いました。「みんなが心をひとつにして力をあわせる。」、「最後まであきらめずに、自分の持てる力を出し切る。」、「一人ひとりの頑張りをみんなで応援する。」、「運動会を思いっきり楽しむ。」ことがすべてできたすてきな運動会でした。ご来賓の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さま、子どもたちのがんばりにあたたかいご声援をいただきありがとうございました。とてもすてきな運動会であったと思います。今回は、「健康教育部の体育担当」が運動会をふりかえってくれましたのでそれを紹介します。

ようやく秋のさわやかな季節を迎えます。子どもたちも学習や読書に集中しやすくなります。運動会で実感した「やればできる」の気持ちを忘れずに何事にも取り組んでほしいです。

「あきらめず 正々堂々 やりきった」
健康教育部 体育

今年の夏休みは、例年にないような豪雨が続き、少し暑さも和らいだ状態で二学期が始まりました。少し暑さが厳しくもありましたが、全体としては練習をしやすい気候の中でした。期間の途中には、台風や雨が気になることもありましたが、子どもたちの「練習したいねん!」という思いが雨雲を追いやったのでしょう。練習日程を変えるような必要もなく、毎日一生懸命に練習をする子どもたちの姿がありました。その表情は日増しに真剣なもの、満足げなものとなっており、練習の最終週ではきらきらとした表情で「はやく本番でこの姿を見せたい」という気持ちが溢れんばかりのすてきな姿を見せていました。

自分たちの学年の種目のことを考えるのでなく、高学年の子どもたちは「自分たちでつくり上げる運動会」のためにさまざまな準備をしていました。萱野小学校のみんなで運動会を熱く盛り上がるようにしようと代議委員を中心に「正々堂々とあきらめずに最後までがんばろう」というスローガンも決められました。

そして、当日。「運動会日和」ということばがあったら、きっとこのような天気のことを言うのでしょう。すがすがしい秋空の下、運動会が行われました。一年生から六年生までが青々としげった緑のじゅうたんから、大きな声で応援し、その声が運動場いっぱいに広がって運動会を大いに盛り上げました。すべての児童が笑顔いっぱいになれた運動会となりました。ご参加・ご協力いただいた地域、保護者のみなさま、大変ありがとうございました。

一年生は初めての運動会でしたが、笑顔にあふれた団体演技、ダンスを交えた一年生らしい玉入れを見せてくれました。二年生、今年は昨年よりお兄さん、お姉さんになりました。はじめて経験するカーブの入ったトラックを走りました。友だちと息を合わせてダンスを踊る姿がすてきでした。三年生はバラエティ走や80m走と自分ががんばれる走競技を選び、仲間と切磋琢磨していました。一生懸命練習したエイサーは太鼓のリズムで運動会を盛り上げました。四年生の団体競技では、赤組・白組ともに力を合わせ、チーム一丸となって綱を懸命に引きました。カラータオルを使った団体演技も仲間と協力して踊るシーンがたくさんありました。五年生はソーラン節を演じました。半被に描かれた一字を背に凛々しく、ソーランをやりきりました。走競技では力強い姿が見られました。六年生は最後の運動会。「HERO 熱くなれ!」と銘打たれた組体操では疾走感あふれる音楽にあわせながら、仲間と息を合わせた演技を会場中に見せてくれました。81人全員で築き上げたピラミッドで子どもたちはたち成感を感じ、観客のみなさまには感動を与えたのではないでしょうか。仲間がいるから安心して演技ができる、技ができるといった気持ちがみなさんにも伝わったと思います。

今年の応援団も大変元気で仲がよく、赤白そろってひとつのダンスを踊ることになりました。赤組・白組がお互い協力し励ましあい、運動会の雰囲気を大変盛りたててくれました。

そして、今年もPTAと地域主催の『新箕面音頭』『綱引き』『パンくい競争』を行うことができ、多くのかた々に参加をいただきました。PTA、地域主催の三種目はすっかり定着し、本校の運動会の看板種目となりました。子どもたちだけでなく、参加しただれもがすがすがしい汗をかき、楽しい一日を過ごせたと思います。
早朝より多くのみなさまのご協力、ご声援をいただき本当にありがとうございました。

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キラキラな姿を見せてほしい

2014年9月校長藤迫稔

「キラキラ輝く、キミの夏」これは、第96回全国高校野球選手権大会のキャッチコピーです。しかし、この夏は、気象庁が「平成26年8月豪雨」と命名するように、台風11号発生以降各地で大雨が続くなど、「キラキラ」とはほど遠いイメージでした。大きな被害を受けられたかた々には心からお見舞いを申し上げます。

今日から2学期が始まり、学校にも久しぶりに活気が戻ってきました。子どもたちの元気な顔に会えてとてもうれしいです。保護者の皆さま、地域の皆さまには、夏休み中、子どもたちの安全についてご協力いただきお礼申し上げます。子どもたちは、学期中ではできない、楽しく貴重な出会い、発見、体験をし、まさに「キラキラ」な思い出を作ったことでしょう。

校区青少年を守る会や自治会、こども会などの地域組織の皆さまには、「箕面まつり」や校区内のまつりなどで、子どもたちの良い思い出が作れるさまざまな工夫をしていただきました。また、8月30日(日曜日)には、全体PCT「和太鼓体験へレッツゴー!!」を開催しました。プロの太鼓打ちを3人も輩出している本校ならではの企画であり、太鼓集団と一緒に太鼓をたたく子どもたちの姿はキラキラ輝いていました。これもまた夏のすばらしい思い出づくりの催しとなったのではないでしょうか。ご協力をいただいたすべての皆さまにお礼申し上げます。

また、8月24日(日曜日)に、子どもたちが2学期、安全、安心して生活できるよう、校区青少年指導員、守る会、PTA役員の皆さまに、見まもりの旗・飛び出し坊やの補修、交換、新設をしていただきました。冒頭に触れたように今夏は台風や強風、大雨で損傷が例年以上にひどく作業が大変だったと思います。皆さま、ありがとうございました。

教職員も、多くの研修に参加することに加えて、中学校区の教職員が参加しての合同研修などで研究を深めました。研修会での教職員の多くの学びを、2学期からの本校授業、取り組みに生かしていきます。

さて、2学期は、学期の中で一番長く行事も多い学期です。いろいろな場面で子どもたちのキラキラな姿が見ることができる楽しみな学期でもあります。多くのさまざまな行事で、保護者、PTA、地域の皆さまのご協力をいただく機会も多いと思いますが、子どもたちの笑顔のためによろしくお願いいたします。

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すてきな思い出いっぱいの夏休みを

2014年7月18日藤迫稔

世界のサッカーファンを魅了したワールドカップはドイツの優勝で幕を閉じました。これで睡眠不足から解放されるとほっとしているかたも多いのではないでしょうか。決勝トーナメントに進んだチームはさすがに素晴らしいチームばかりで、どちらに勝利の女神が微笑んでもおかしくない試合ばかりだったと思います。その勝敗を分けたポイントは何なのでしょうか?もちろん、選手一人ひとりの技術力もさることながら、私はやはり、チーム全員が普段からどれだけ話をしてお互いのことを理解し合っているかどうかだと思っています。試合開始のホイッスルが鳴るとピッチ上では会話を交わす余裕などありません。築き上げた「つながり」が個々のプレーの精度を上げ、チームに力を与えるのだと思います。優勝したドイツはまさにその通りのすてきなチームであったと思います。

私たちの萱野小学校が、みんなが大好きなすてきな学校であり続けるためには、子どもたちがお互いの気持ちを理解しあい、しっかりとつながらなければなりません。それはそんな難しいことではないと思っています。朝一番に「おはよう!」と元気よくあいさつを交わせば、もう心はつながっているはずです。きちんとあいさつできるそんな子どもたちになってほしいです。

さて、1学期を終えるに際し、子どもたちの通知票「のびゆくすがた」を見ました。そこからは、一人ひとりの子どもたちの成長や頑張りなどの様子が伺われます。1学期の学習活動や行事、友だちとの関わり合いなどで、子どもたちは、多くの事を学び成長しました。ご家庭でも、子どものがんばり、成長を認めていただき、課題の克服については子どもの意欲を高めるようアドバイスをお願いいたします。

また、保護者のみなさま、地域のみなさまには、1学期、子どもたちの学習活動や学校行事などの教育活動、PTA活動、「かやのキッズ」など子どもたちの地域行事、安全の見まもり活動など多くのご支援、ご協力をいただき心よりお礼申し上げます。

いよいよ長い夏休みが始まります。暑い日が続き、生活も不規則になりがちで何かと体調を崩しやすい季節です。子どもたちの体調管理にはご家庭で十分気をつけてください。また、交通事故、水の事故、不審者の出没や子どもだけで留守番している家を狙った犯罪も多くなる時期でもあります。学校でも指導いたしますが、ご家庭でも、注意喚起をお願いします。

子どもたちにとっては、新しい発見、新しい出会いが多く、楽しい思い出をつくることができる夏休みです。すてきな思い出づくりの夏休みになることを心から願っています。始業式には、元気な姿で出会いたいと思います。保護者のみなさま、地域のみなさまの、ご協力、よろしくお願いします。

サッカー 

あきらめなければ必ず夢に近づける

2014年7月校長藤迫稔

サッカーワールドカップの一次予選が終了しました。サッカーファンだけでなく世界の多くの人々がその勝敗に一喜一憂し、そして、ワールドクラスのスーパープレーに魅了されました。日本は残念ながら一次予選で敗退し、日本のサッカーを世界に知らしめることはできませんでしたが、サポーターがピッチ以外の場面で「日本らしさ」を世界中に発信することになりました。

「試合に敗れても選手の頑張りに敬意を表して惜しみない拍手を送る。」「試合終了後に自分たちの汚したスタンドのごみを自主的に拾って帰る。」などです。

この心意気に世界の多くの人々が驚かされたとのことです。敗北の悔しさを乗り越えて、なんだか心が和みました。私自身もそんな人でありたいし、子どもたちにはそんな行動のできる人になってほしいです。

さて、先日6月28日(土曜日)に、「第48回つくってあそぼう!かやのキッズ!(七夕かざり&ピザトースト)」が行われました。児童昇降口周辺に掲げた笹には、学年ごとに一人ひとりの子どもの夢や願いが書かれた短冊がつるされています。短冊に込められた子どもの願いや夢からは一人ひとりの子どもの個性、大切にしていること、こだわりなどが伺われます。

まさに夢の途中、日本代表本田選手の言葉です。「夢は絶対にあきらめたらいけない。あきらめなければ必ず夢に近づける。」

子どもたちには「そのために今、何をすべきか」ということを伝え続けたいと思っています。

この「かやのキッズ」は、毎回、多くの子どもが参加し楽しく生き生きと活動しています。この子どもたちの活動を、校区青少年を守る会、青少年指導員、民生委員児童委員、こども会、保護者、本校卒業生、地域のかた々など多くのかたが支えてくれています。本当にありがとうございます。子どもたちの夢や願いが叶うよう、また、夢に向かって一生懸命努力していくがんばりを、保護者、地域のみなさま、教職員で力を合わせて見守り、応援、励ましていきたいと思います。

さて、一学期も、あと少しになりました。学期のまとめの時期であり、学習面、生活面で、これまでの取り組みを振り返り、日々の教育活動の充実に努めていきます。また、日々、蒸し暑くなり、体調をくずしやすい時期です。また、不審者の出没なども多くなる時期でもあります。子どもの健康管理や不審者対応、水の事故などにつきましても、併せて子どもへの注意喚起を、よろしくお願いいたします。

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思いやる心、助け合う気持ちを大切に

2014年6月校長藤迫稔

宇宙飛行士の若田光一さんが、先月、188日間に及ぶ国際宇宙ステーションでの重大な任務を終えて宇宙船ソユーズで無事地球に帰還しました。よく「世界を股にかける」とはいいますが、まさに、「宇宙を股にかける」日本人初の船長若田さんの偉業は素晴らしいの一言です。果てしなく大きな大きな宇宙を見てきた若田さんにとって、その中のほんのちっぽけな地球の上で、人が自分の意見のみを主張したり、いがみ合ったり、そして最後には傷つけあったりする姿を見てどう感じておられるのでしょうか。相手を思いやる心、力を合わせてお互い助け合おうという気持ちはぜひ大切にしたいものです。

さて、6月にはいくつかの調査があります。まずは、「箕面子どもステップアップ調査」の一環として、11日(水曜日)に、「学習状況生活状況調査」を行います。これは、子どもたちの学習習慣、ご家庭での生活状況をアンケート形式で調査するもので、自尊感情などの向上及び学習課題や生活課題の改善をはかるものです。また、6月末までの期間を活用して、「体力調査」を実施しています。子どもたち一人ひとりの発たち段階に応じた基本的な運動能力を調査し、基礎体力の向上をはかるものです。日頃の運動習慣などを把握し、体育の授業内容の充実など学校でのさまざまな取り組みにつなげるとともに、家庭や地域と連携して、子どもが運動に興味を持ち、自主的に活動するための支援なども行っていきたいと考えています。

6月中旬には、授業アンケートを行います。教員が常に自らの授業をふりかえり、よりわかりやすい授業を行うために、お子さまや保護者の意見を参考にして、その成果や課題を踏まえて授業づくりを進めていきます。
子どもたちの健やかな成長を願うとき、学校には学校の、家庭には家庭の役割は自ずとありますが、それぞれが個別に動いているだけでは十分ではありません。今まで以上に、学校と家庭が連携して、さらには地域とも連携して取り組んでいきたいと強く思っています。どうか、今後ともよろしくお願いします。

さて、本年度も、「友だち月間」の節目の取り組みとして、6日(金曜日)、7日(土曜日)に学習発表会を実施いたします。子どもたちが表現する喜びや楽しさを味わうとともに、それぞれの思いをしっかり受け止め、力を合わせて一つのものを創り上げることを通して、つながりを深める発表会です。保護者のみなさまには、7日(土曜日)の発表会を、ぜひ、ご参観いただきますよう、お願いいたします。

梅雨に入る季節の変わり目の月です。体調をくずしやすい時期です。ご家庭でも、引き続き、子どもの体調の把握や交通事故、水の事故の防止、不審者への注意喚起などに、ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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すてきな出会い、すてきなつながりを大切に!

2014年5月校長藤迫稔

先日、穏やかな陽気に誘われて箕面の滝道を散歩しました。紅葉のシーズンも素晴らしいですが、新緑がまばゆいさわやかなこの季節も大好きです。26日からは今や恒例となった「箕面川床」がスタートしており、「新緑と、せせらぎと、旬の食材」を、ぜひ楽しんでみたいものです。

学校の桜に迎えられてドキドキ、ワクワクした気持ちで入学してきた1年生もずいぶん小学校生活に慣れ、楽しんでいます。学校で見るもの、聞くものの多くは初めての体験で、日々、すてきな出会い、すてきな発見の連続だったと思います。萱小の仲間としてむかえられた「1年生をむかえる会」、2年生にエスコートされての「わくわく学校探検」、校区の保育所や幼稚園のお友だちとの交流「れんげ畑でこんにちは」など、お友だちの輪もずいぶん広がりました。すてきな出会いを大切にして、お友だちをたくさんつくってほしいです。

一かた、6年生は、9日(金曜日)から1泊2日で広島県に修学旅行に行きます。平和の大切さ、命の尊さなどを学ぶことと合わせてマナーやルールを守り、6年生みんなのつながりをより一層深める機会にしてほしいと思います。また、小学校生活最終の学年であり、小学校の楽しい思い出をつくれる1年にしてほしいです。

5月は、子どもが1年間安定して学校生活をおくるための基礎を育てる大切な月です。人間関係づくりの取り組みを今後進めていく節目の月として「友だち月間」と位置づけ、自分も友だちも大切にできる子どもや学校をめざし、つながりを深める教育活動を進めていきます。

16日(金曜日)には、授業参観、懇談会とPTA総会が開催されます。PTA総会では、教育目標や教育活動の様子などをお伝えしますので、多くの保護者のみなさまに、ご参加いただきますようお願いいたします。子どもたちには、すてきな出会い、すてきなつながりを大切にできる「つながる力」をつけてしてほしいと思っています。そのためには、まわりの大人同士が支え合い、力を合わせていかなければなりません。ぜひ、PTA活動などを通して私たちも楽しくつながっていきましょう。

れんげ

みんなでつながりましょう!

2014年4校長藤迫稔

学校の桜もきれいに花を咲かせ、昨日、ピカピカで元気な1年生を迎えてくれました。萱野小学校の2014年度がスタートしました。今年度も学校教育目標に、「自分が好き!友だちが好き!学校が好き!な子どもをはぐくむ。」「地域・社会に開かれた楽しい学校づくりに努める。」ことを掲げ、教職員一丸となり、保護者の皆さま、地域の皆さまと連携しながら取り組んでいきます。

先月、地域のイベントの一環で学校の運動場に気球が上がりました。多くの子どもたちが空から、自分たちの住んでいるまちを見下ろしました。学校、家、ビル、道路、公園、田畑など、いつもは大きく見えていたものがとっても小さく見えました。どれもが日頃見慣れた形と違って見えました。これほどまでに違って見えることに子どもたちは驚いたはずです。人や物事も同じで、見る角度によって見えかた、感じかたは異なります。「あの人はいやな人だから嫌い」「そんなやりかたはおかしい」という一面的な見かたではなく、見かたをいろいろ変えることで、「あの人にはこんなすてきなところがあるんだ」「確かにこんなかた法もあるなあ」ということが発見できます。ぜひ、子どもたちにはそういうことを知り、行動してほしいと思います。また、空からまちを見ると視野がひろがり、自分たちのまちも遠くのまちもみんなつながって一つの景色に見えたと思います。そのような中で人と人がつながって生きていくことの大切さも学んでほしいと思います。

今日8日(火曜日)は始業式が行われ、全学年が登校し、新たな出発にふさわしい活気が学校に戻ってきました。新しい学年、クラス、友だち、教職員との出会いがある一かたで、この時期避けることのできない出来事として、「教職員の異動」があります。本校の教育の充実のために、情熱と愛情を持って頑張った先生が離任されるのは残念です。在職期間の長短はありますが、間違いなく、「萱野小学校の子どもたちのために」を第一に、萱野小学校を築いてきた先生です。これからも新たなステージでがんばってもらいたいです。

昨年度のはじめの学校だよりで、「とにかく楽しい学校づくり」をめざし、そのためにも「つながる」ということを大切にしたいとお伝えしました。その目標に向かって、皆さまには本当にいろいろな場面でご協力をいただきました。皆さまとのつながりがしっかりとできたことによって学校活動が活気のあるものになったと思っています。

保護者の皆さま、地域の皆さま、本年度も、本校の教育活動に、ご理解、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

これ

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箕面市萱野2-7-40

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