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更新日:2025年9月9日

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山麓線・川合山之口線の事業説明会の実施結果

当日配布資料

説明会資料(PDF:5,456KB)

 令和7年4月25日(金曜日)及び 27日(日曜日)の都市計画道路山麓線及び川合山之口線事業説明会において、都市計画道路整備事業に伴う影響、事業用地の取得に関すること、土地区画整理事業に伴う影響についての質問などをいただきました。各会場での主な質問などについては以下のとおりです。

<令和 7 年 4 月 25 日(金曜日)>

都市計画道路整備事業に伴う影響について

  • 山之口会館から大井出橋に続く道と都市計画道路が交差する箇所は交差点を設けるのかとの質問があり、平面交差する交差点となる旨を説明しました。
  • 同上交差点において信号制御となるかとの質問があり、交通処理については交通管理者である所轄警察との協議により決定される旨を説明しました。
  • 道路の整備により交通量が増加し、間谷住宅から車で出にくくなるのかとの質問があり、新たな道路の整備により道路の選択肢が増えるため、交通量は分散し、現道の交通量は概ね増加しないと予測している旨を説明しました。

事業用地の取得に関することについて

  • 事業により法定外公共物が分断されることに伴う里道等の払い下げの手続きについて質問がありましたが、今後詳細設計の実施により里道等の状況が明らかになるため、現時点では明確な回答ができない旨を説明しました。
  • 工事による既存の水路処理や隣接地への影響について質問があり、道路側溝は既存の水路へ接続するなど現地に合わせての整備となることや、道路整備にあたっては、道路区域内だけでの施工はできないため、影響範囲の土地所有者の方と相談しながら進めていきたい旨を説明しました。
  • 生産緑地で相続税の納税猶予の特例を受けている土地を事業用地として買収された場合について質問があり、通常、特例を受けている農地面積全体の20%を超える譲渡がなされた場合には猶予されている相続税の本税及び利子税を全額支払うことになりますが、道路事業用地の買収など公共事業により買収された農地については、手続をしていただくことで、買収された面積分の相続税の本税のみ納めてもらうことになる旨を説明しました。一方、買収後の残地が生産緑地の面積要件を満たさなくなれば生産緑地の指定が解除されるとともに本税、利子税も含めて納めてもらうことになる可能性がある旨を説明しました。
  • 道路予定地に生産緑地を所有しており、用地買収後も生産緑地を継続できるかとの質問があり、生産緑地の指定要件があるので、買収後の残地の面積により、継続か廃止になるかが決まる旨を説明しました。
  • 代替地を用意してもらえるのかとの質問があり、事業進捗に伴い代替地として利用できる土地を市が保有することになれば、希望を伺うこともあり得ますが、現時点で代替地を用意するとは回答できない旨を説明しました。
  • 土地区画整理事業区域内の土地を提供してもらえないかとの質問があり、川合・山之口土地区画整理事業は民間団体の事業につき、市で土地区画整理事業区域内の土地を用意することはできない旨を説明しました。
  • 所得税の5,000万円までの特別控除の説明で同じ公共事業で2以上の年にまたがり資産譲渡するときは、最初の年のみ適用するとはどういう意味かとの質問があり、例えば、土地を2箇所所有され、2箇年にまたがって2回以上に分けてお譲りいただく場合は、特別控除の対象は最初の年の譲渡資産に限られることになる旨を説明しました。
  • 代替資産の取得による課税の繰延とはどういう意味かとの質問があり、事業の対価補償金で一定の代替資産を取得した場合には、代替資産の取得に充てられた補償金に対応する部分は課税が繰り延べできるというものである旨を説明しました。
  • 5,000万円の控除や代替資産の取得による課税の繰延と3,000万円控除が併用できるのかとの質問があり、3,000万円控除は住宅を売却したとき使われる一般的な特別控除であり、繰延との併用は難しい旨を説明しました。

土地区画整理事業に伴う影響について

  • 土地区画整理事業によりコストコが2027年8月にオープンすると聞いているが、その場合の予想される交通量について質問があり、大型商業施設の開設による詳細な数値は市では把握していないと説明しました。また、今回の都市計画道路川合山之口線及び山麓線の道路整備後の交通量として、都市計画道路川合山之口線が1日あたり6,600台、府道箕面池田線が1日あたり5,300台と予測している旨を説明しました。
  • コストコのオープンによる清水交差点からの流入の定量的な予測と渋滞対策についてどう考えるのかとの質問があり、大型商業施設開業による影響については、土地区画整理事業の業務代行者が商業事業者との調整を踏まえて説明会開催を検討していると聞いている旨を説明しました。大型商業施設による交通集中への対応については、東部地域の幹線道路である府道茨木摂津線の大阪モノレール豊川駅前交差点や国道171号の清水交差点において、信号待ちをする車列が長くなっている現状を改善するため、茨木市域ではありますが、本市においても、大阪府等の関係機関に対し、現状の交通渋滞等の課題が解消されるよう継続して要望をしている旨を説明しました。
  • 市による都市計画道路整備事業と組合による土地区画整理事業に関する説明は、総合的に対応してもらいたいというご意見があり、意見を市内部の関係部所とも共有する旨を回答しました。
  • 川合山之口線・山麓線道路整備事業は、今発生している渋滞対策ではなく、コストコの対策のための事業に見えるというご意見がありました。
  • コストコがオープンしたら大渋滞が発生すると思われるが、コストコからの交通量を考慮した計画となっているのかとの質問があり、大型商業施設の交通量を把握していないため、その施設による増分は見込んでいませんが、一般の土地利用により発生する交通量は、計画交通量に見込んでいる旨を説明しました。ただし、都市計画道路の整備により現在の渋滞は緩和されるものと判断している旨を説明しました。
  • 川合山之口線の完成前にコストコがオープンすると間谷住宅から出られなくなることなど大型商業施設開業による影響については、大型商業施設の進出が決定された後に、大規模小売店舗立地法に基づく説明会が出店事業者(建物設置者)による開催される見通しと聞いてる旨を説明しました。

その他

  • 彩都から府道に出る道路もトンネルの続きができていない。非常に不安であるとご意見がありました。
  • 彩都にデータセンターができ、交通量はさらに増えるので対策が必要。都市計画道路の説明だけの説明であれば、地権者に個別にすればいい。市として、広域的な視点で説明してもらいたいというご意見がありました。

<令和 7 年 4 月 27 日(日曜日)>

都市計画道路整備事業に伴う影響について

  • 都市計画道路は本当に必要なのかとの質問があり、市としては現状では山麓線から市道小野原中村線を経由してクランク形状で茨木能勢線に接続しているため、茨木能勢線の渋滞に加え、車両溜まりの発生やそれによる事故リスクの増加、通学時間帯における交差点への児童の集中など、多くの課題が発生していること、これら課題を解消するためにも本路線は必要と考えている旨を説明しました。
  • 都市計画道路の元々の計画は、茨木能勢線に接続するもので、今回の説明のようなルートではないため現道の状況で対応をお願いするというご意見がありました。
  • 都市計画道路は、大規模開発とは関係なく計画されたものなのか質問があり、箕面市東部地域の渋滞解消を目的としたものであり、大規模開発のために計画したものではない旨を説明しました。
  • 都市計画道路は、開発計画がまとまったので事業化することになったのか、また、開発計画があるからこのルートに決まったのかとの質問があり、都市計画道路は、現状の渋滞解消を目的としてルートを決めて事業を進めている旨を説明しました。
  • 今回の事業目的は土地区画整理事業とは関係ないと考えてよいのか質問があり、今回の道路は、現状の渋滞解消を目的としている旨を説明しました。

事業用地の取得に関することについて

  • 粟生間谷南交差点から東について、都市計画道路として事業認可されたということは、地権者の同意が得られなけば、強制的に土地を収用するのか、それとも計画決定されたルートの変更もあるのかとの質問があり、都市計画決定されたルートどおり事業を進めますが、公共用地の取得は話し合いにより地権者のかたのご理解をいただいた上で行うことが原則である旨を説明しました。

土地区画整理事業に伴う影響について

  • 山之口の土地区画整理事業により、コストコのオープンと都市計画道路の工事が重なると大渋滞になると思うが、対策はあるのかとの質問があり、大型商業施設は土地区画整理事業の業務代行者より令和8年度のオープン予定と聞いており、道路事業と重なる旨を説明しました。渋滞が予想される場合は、交通管理者とも協議のうえ、対策を検討する旨を回答しました。土地区画整理事業のエリア内に代替道路の整備が予定されており、交通渋滞を回避する予定です。
  • コストコの車両の出入りはモノレール側(府道茨木摂津線)だけかとの質問があり、大型商業施設の主たる出入りは府道茨木摂津線と聞いている旨を説明しました。
  • 土地区画整理事業により、新しい道路が川沿いにできると聞いた。新たな道路ができると騒音、大気汚染等の環境問題が出てくるがどう考えているのかとの質問があり、川沿いの新たな道路は、土地区画整理事業の工事用の道路を事業完了後も残すように聞いている旨を説明しました。環境問題については、騒音を低減する舗装を行うなど、可能な対策は考えられる旨を回答しました。
  • コストコオープンによる大型車の増加についてどう考えるのかとの質問があり、大型商業施設の開業による影響は、業務代行者が検討しているので詳細はわかりませんが、大型車の増加を懸念されていることは、業務代行者に伝える旨を回答しました。
  • 都市計画道路の目的は、課題である渋滞の解消と説明されたが、コストコがオープンすると渋滞が解消するとは思えない。コストコから出た車がどこへ向かうのかデータを示して教えてほしいとの質問があり、大型商業施設の利用者の動向は、業務代行者が検討していると聞いている旨を説明しました。質問の主旨は業務代行者に伝え、データによる説明を希望されていることも併せて伝えると回答しました。
  • 大型商業施設による交通量の増加については、道路が完成してから渋滞対策を行うようなことがないようにしてほしいとご意見があり、大型商業施設による渋滞対策については、業務代行者に十分に検討するようあらためて伝える旨を回答しました。

その他

  • 山之口バス停から南へ行く市道の管理が非常に杜撰。道路西側の半分しか側溝が整備されておらず、雨水が溢れて農地に流入し作物が枯れたので改善されたいとの意見があり、現道の維持管理への意見のため、現地を確認のうえ、所管部署から対応について説明させる旨を回答しました。
  • 阪大跡地の解体が始まるので、その工事車両が増えるがどう考えているのかとの質問があり、箕面市東部地域の渋滞解消については、幹線道路である府道茨木摂津線の大阪モノレール豊川駅前交差点や国道171号の清水交差点において、信号待ちをする車列が長くなっている現状を改善するため、大阪府等の関係機関に対し、現状の交通渋滞等の課題が解消されるよう継続して要望をしている旨を説明しました。
  • 今回の都市計画道路整備事業だけでなく、土地区画整理事業も含めて責任のある機関がまとめて説明できる体制を作るべきというご意見がありました。
  • 川合山之口線について組合施行の区間も認可されているのか、また、同じスケジュールで道路も開通するのかとの質問があり、土地区画整理事業区域内の川合山之口線は令和5年11月1日付けで土地区画整理事業の事業計画にて認可されている旨を説明しました。土地区画整理区域内の道路のスケジュールは組合による施工につき、業務代行者に確認する旨を回答しました。
  • 業務代行者と協議するなどして、都市計画道路開通のスケジュールを説明してほしいとご意見があり、今後、土地区画整理区域に関係する道路計画などは業務代行者が商業事業者との調整を踏まえて説明会開催を検討すると聞いている旨を説明しました。
  • 箕面市内では、東西の道路の渋滞が問題と認識しており、とくに「やまや」の前の府道(箕面池田線)の渋滞解消が必要。市、業務代行者、道路の管理者である大阪府の3者で渋滞対策を説明する機会を作ってほしいとご意見があり、主旨は、市内部の関係部所に伝えることを回答しました。

 

 

 

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所属課室:みどりまちづくり部道路整備室 

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電話番号:072-724-6747

ファックス番号:072-723-5581

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