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箕面新都心デザイン計画などを具体的な言葉で表現したもの。まちづくりにおける従来の規制型のルールではなく、もう少し積極的に街の魅力をつくりだしていく「提案型」のまちづくりを進めるためのヒント集・素材集として29の「作法」がまとめられています。
商売をする地権者や商業者にとっては、人が多く集まれば店が繁盛して「お金が儲かる」ということになり「集客のための魅力づくり」が「得する」ことにつながります。一方、この街で暮らす人にとっては、にぎやかになることは便利な反面「平穏にすごせない」という可能性もあります。このように「集客のため」と「住みやすさ」とは一見方向性が違うように見えますが、街の魅力づくりを進めるということでは同じです。
「みんなが得する」とは、この街にかかわる人々がお互いにアイデアを出しあうことでいっしょにまちの魅力を高めて、この街に住む人、働く人、訪れる人すべてが「得をしよう」という意図で提案されました。
山にいだかれ、流れを大事にする、人が活きる街・かやの
環境を活かす/バリアフリーを進める/安心感と暮らす/土に親しむ
山並みを活かす街をつくる/緑を育てる/千里川は街の思いを映す/人のスケールに合わせる/御堂筋と一体となる/成長のあかしとなる/昔の記憶を伝える/にぎわいを楽しむ/暮らしと職場が共生する/くつろぐ/音の風景をつくる/夜を演出する/駐車場を工夫する/街を歩く、自転車で行動する/街角で人が風景になる
歩く目標をつくる/花や実のなる木を使う/水を活かす/身近な花を育てる/街並みをつなげる/境界を工夫する/働く姿を見せる/ 自然な素材を使う/細部に気を使う/内と外をつなげる
それぞれの作法はひとつづつ、1枚のシートに作法の「ねらい」(実現したい生活像)や「まちづくりを進める視点と工夫」・「提案の例」が整理されています。
土地利用を考えるとき、街全体の「まちづくりテーマ」を実現するために、それぞれの施行者に創意工夫を凝らしていただくための素材集です。
詳しくは、事務所において「みんなが得するまちづくり作法集」の冊子の貸し出しを行っておりますので、お問い合わせください。
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