箕面市 > 子育て・教育・文化 > 子育て > 保育施設運営法人・運営主体のかたへ > 過去の保育施設設置・運営主体の決定、民営化について > 現法泉寺保育園分園みのり保育園運営法人変更にかかる選定結果について
更新日:2011年11月14日
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(1)第1回選定会議
(2)第2回選定会議
選定会議からの報告(ワード:30KB)を受け、候補者 社会福祉法人夢工房を運営法人として選定した。
評価項目 | 社会福祉法人 夢工房 |
社会福祉法人 あおば福祉会 |
(1)法人の財務状況 |
42 |
36 |
(2)地域の特性や利用者の意向を 考慮した保育計画・指導計画 |
38 |
40 |
(3)事故・災害への対応や事故防止 |
38 |
38 |
(4)現在の運営法人からの引継ぎ 体制 |
38 |
42 |
(5)職員の配置や採用に対する 考え方 |
40 |
36 |
(6)運営方法、運営経費の考え方 など、院内保育に対する考え方 |
40 |
36 |
(7)施設整備資金計画や施設整備 |
44 |
34 |
合計 |
280 |
262 |
(1)選定会議について
事務局より審査対象やスケジュール等について説明
(2)みのり保育園及び認可保育所等整備予定地の現場視察
(3)市立病院院内保育園の現場視察
(4)社会福祉法人あおば福祉会運営 瀬川保育園の現場視察
(5)社会福祉法人夢工房運営 桜保育園の現場視察
(6)現場視察を終えての意見交換
(7)今後の進め方及び次回選定会議について
(1)議長選出について
・現法泉寺保育園分園「みのり保育園」の運営及びその保育拡大による認可保育所等の整備
及び運営を行う法人の選定会議開催要綱第4条に基づき、議長選出を行う。
・委員の互選により、井上委員を議長に選出した。
(2)審査基準について
事務局より審査基準及び配点についての説明
(3)応募法人からの説明(プレゼンテーション)及び質疑応答
委員:院内保育について
インフルエンザの流行時など、一般の保育園が閉園措置となった場合でも
医療従事者の緊急出務で子どもを預ける場合は対応可能か。
法人:緊急時も対応する。
委員:研修について
法人:人材育成に主眼をおいて、研修に力を入れている。夢工房としての保育の
一貫性を共有するため、特に法人内研修を充実させている。また、著名な
講師を招いての講演会も行う。
委員:食の安全、食育について
法人:食材産地はできるだけ近畿圏内のものを使うようにしている。
午後のおやつは、すべて手作りである。
委員:引継ぎについて
法人:法人選定後からすぐ引継ぎは行っていきたい。子どもや保護者に関する引継ぎ、
運営の引継ぎ等を法人間できちんと系統立てて行う。主任予定者による保育の
引継ぎを1月から週2日程度、乳児・幼児保育責任者による引継ぎを1,2月から、
また職員体制が整い次第、2,3月は保育に入って引継ぎを行う予定である。
また、現みのり保育園の職員で法人変更後も、引き続き子どもをみていきたい
かたがおられたら、夢工房にご参画賜りたい。0歳児から子どもを知っている
先生がいるのといないのでは子どもの落ち着きに大きな違いが出る。
委員:職員採用について
法人:当法人の人材採用は1年を通して行っている。法人説明会及び試験を
各地区で行う。関西、関東それぞれでお付き合いのある保育者養成校
に求人票を出す、また就職フェアに出る等、採用活動に力を入れている。
パート等有期雇用契約もあるが、9割が常勤職員であり、全国平均より高い。
委員:支援保育について
法人:この社会の中には障害がある子どももいて、それは一つの個性だという
ことを伝えたい。障害がある子もない子も一緒に育てる共同の保育を
確立していきたい。
委員:保育方針 つながる力について
法人:老若男女、人間は一人では生きていけない。お互い支え合う。つながる
力があれば、新しいはぐくみが生まれる。桜保育園では、地域とのつながり
が保育の運営面においても力になっている。
委員:認可保育所の施設整備費について
法人:院内保育も含め、2億7~8000千万円程度と想定している。
安心こども基金等の補助があり、残りの自己資金数千万円は、
無理なく用意できる額である。
委員:保育と施設の関連について
法人:瀬川保育園では、みんなで集える場所、ホールやランチルームがない。
みんなで一緒に食べる場所、集える場所を新しいみのり保育園では
ぜひ作りたい。
また、床暖房等の整備により、子どもに適した環境づくりを行いたい。
安全面でも、2階に乳児がいると緊急時に素早く避難できない等問題
もあるので、1階平屋建てで、子どもにも大人にも安全な施設にしたい。
委員:院内保育について
法人:緊急時、医療従事者等の子どもの保育は柔軟に対応し行う。
委員:引継ぎについて
法人:引継ぎは1月から3月までを予定しており、1,2月は週3日程度、
3月は毎日職員を配置する。具体的には、1月は子どもの様子を
見守りながら子どもや保護者の引継ぎを行い、2月からは積極的に
保育に入りみのり保育園の保育内容を引き継ぐ。また、3月には
あおば福祉会の保育も取り入れながら、保護者とも接していく。
引継ぎ予定職員は、経験豊富な職員である。また、給食に関しても
引継ぎを行う。
委員:施設整備費について
法人:1億6000万円程度を想定している。
委員:縦割り保育について
法人:瀬川保育園でも異年齢保育を大事に考えており、3・4・5歳児の
3人一組で3人兄弟を構成し、週に1回は交流している。新たな
みのり保育園では、各年齢の部屋を行き来しやすいように設計し、
より交流を深めたい。
委員:採用について
法人:採用するときに大事にしていることとは、試験や実技を受けて頂く
が、人となりである。瀬川保育園民営化のときには、瀬川保育所
からの職員も採用した。
委員:子育て支援や地域との交流について
法人:地域の要望がどこにあるのかをまず知った上で、地域に則した交流
を行う。豊中では、高齢者が多いので、高齢者との交流を行って
いる。瀬川地域では、子育て世帯や転勤族で知り合いがいないかた
が多いので、一緒に楽しめる行事を行う。
委員:食育について
法人:いろんなものをおいしく食べること、生きるということを一番に
大事にしている。
(4)各委員の主な意見等
委員:夢工房が、地域とのつながりを強調していたが、みのり保育園
周辺ではそれは難しいのではないか。
委員:事前提出の資料を見れば、財政面は圧倒的に夢工房のほうが
しっかりしている。
委員:院内保育については、今の段階では不確定な要素が多いため、
両法人とも明確な提案を出しづらかったと思う。しかし、運営費
の積算や施設整備の資金計画は夢工房の方が考えて具体に
算出している。いずれにしても、院内保育については、決定した
法人と今後協議が必要かと思う。
委員:あおば福祉会は園バスをもっているので、認可保育所等の整備
工事中は、バスを使い瀬川保育園と交流しながら保育ができる
との発言があった。
委員:夢工房は、全国的規模の法人であるため、研修が充実している。
職員の採用にも力を入れている。今後、幼・保システムが変わる
ような時でも柔軟に対応していける可能性がある。
委員:一方で、桜保育園では、職員の入れ替わりが早い、若い職員が
多いため、相談がしづらいという保護者の声を聞いたことがある。
委員:事前提出の資料は、夢工房の方がしっかりしており安心感がある。
危機管理のマニュアルもきちっとしている。
委員:あおば福祉会については、財務状況が悪いわけではない。収益
も残し積立も行っているが、今後の計画上の資金に余裕がない。
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