更新日:2022年8月8日

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平成30年第11回箕面市教育委員会定例会会議録

日時:平成30年11月15日(木曜日)午後1時
場所:箕面市役所本館3階委員会室

出席委員

  • 教育長 藤迫稔君
  • 代表教育委員 教育長職務代理者 山元行博君
  • 委員 髙野敦子君
  • 委員 大橋亜由美君
  • 委員 中享子君

付議案件説明者

  • 教育次長兼子ども未来創造局長 髙橋由紀君
  • 子ども未来創造局担当部長 木村均君
  • 子ども未来創造局担当部長 浜田徳美君
  • 子ども未来創造局副部長 岡裕美君
  • 子ども未来創造局学校教育監 石橋充久君
  • 子ども未来創造局担当副部長 巣組悦子君
  • 子ども未来創造局副理事 水谷晃君
  • 教育政策室長 村中慶三君
  • 学校教育室長 金城忠君
  • 教育センター長 尾﨑勝彦君

出席事務局職員

  • 教育政策室担当室長 山本学君
  • 教育政策室参事 西山心悟君

議事日程

日程第1:会議録署名委員の指定
日程第2:教育長報告
日程第3:箕面市教育委員会人事発令の件
日程第4:箕面市教育委員会会議録の承認を求める件
(午後1時開会)

 

◯教育長(藤迫稔君):ただ今から、平成30年第11回箕面市教育委員会定例会を開催いたします。議事に先立ちまして事務局に「諸般の報告」を求めます。
(事務局報告)
◯教育長(藤迫稔君):ただ今の報告どおり、本委員会は成立いたしました。
◯教育長(藤迫稔君):それでは、日程第1「会議録署名委員の指定」を行います。本日の会議録署名委員は、箕面市教育委員会会議規則第5条第2項の規定に基づき、髙野委員を指定いたします。
◯教育長(藤迫稔君):次に、日程第2「教育長報告」を行います。
◯教育長(藤迫稔君):まず教育委員会委員関係ですが、小学校の運動会と中学校の体育祭の実施にあたり、小学校につきましては、当初は例年どおり同一日の開催を予定しておりましたが、今回の熱中症対策のために当初計画日より時期をずらし、各小学校区で日程調整のうえ実施したことから、開催日が複数の日にまたがりました。教育委員には、可能な限り出席いただいております。中学校の体育祭に関しても、当初の予定日が雨で順延になり、順延の日が中学校ごとに異なったこともありまして、開催日が分かれておりますが、こちらのほうにも、可能な限り教育委員に出席いただいております。18日の木曜日には、学校における働き方改革研修がありまして、学校の管理職のほか、教育委員にも出席いただきました。内容としましては、パイロット校である南小学校の実践報告と、ワークライフバランスコンサルタントで元教員である澤田先生にお話をしていただきました。特に印象に残っているのは、南小学校の実践報告のなかで、現場の教職員のコメントが映像で流れたところです。それぞれの教職員からは、働き方改革により学校が動いていることを実際に肌で感じているようなコメントがありました。また、この映像を観た各学校の管理職には、自分の学校でもこういった取り組みが少しでもできるんじゃないかと思ったのではないかと感じています。29日の月曜日には、平成30年度大阪府市町村教育委員会研修会がホテルアウィーナ大阪で行われまして、教育委員会にご参加いただいております。テーマは、「プログラミング教育」で、色々とお話があったと聞いております。二点目の教育長関係ですけれども、平成30年第3回箕面市議会定例会が行われました。この会議中には、役員選挙もありまして、我々が関係する文教常任委員会は、上田委員長、今木副委員長、中西委員、堀江委員、二石委員の構成になっています。また一般質問におきましては、教育委員会関係について10項目の質問がありました。25日の木曜日には、平成30年度近畿都市教育長協議会研究協議会が和歌山県で行われました。「2030年の未来社会を生きる子供たちの教育を創造する」というテーマで、滋賀県草津市、和歌山県岩出市、兵庫県三田市、それぞれの教育長から実例発表があり、議論を行いました。次に行事報告ですが、学校教育関係では、先ほども言いましたように、小・中学校の運動会、体育祭の日程がかなり広範囲に渡っています。4日ですが、校長経営会議を開催しまして、この間の給食の誤食事故について、学校と共有して再発防止の取り組みを行いました。誤食事故がなかなかなくならないので、教育委員会で再発防止のための色々な対策について共有しているところです。25日には、臨時中学校経営会議を行いまして、チャレンジテストの評価に関し、再度中学校の校長に徹底をしたところです。次に生涯学習関係では、8日には第51回市民スポーツカーニバルふれあいフェスティバルが第二総合運動場で1456人の参加をもって盛大に行われました。28日には、同じく第二総合運動場多目的グラウンドで、PTAソフトボール大会を開催しております。また、10月上旬には、箕面市の国際協力都市であるニュージーランド・ハット市から市長さんをはじめとする訪問団が箕面市を来訪されました。5日には、ニュージーランドウェルカムセレモニーがメイプルホールで行われました。7日には、みのおキューズモールでニュージーランドフェアが開催され、ハット市にあるワイヌイオマタ高校のカパハカチームの生徒20人がカパハカを披露するなどの催しが行われました。どちらも盛大で、たくさんの人々に喜んでもらえたのではないかと思います。その他、スポーツ関係につきましては、第62回秋季市民大会が順調に開催されました。
◯教育長(藤迫稔君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯教育長(藤迫稔君):それでは、箕面市教育委員会会議規則第4条の規定に基づき、山元代表教育委員を指名し、ここからの議事進行をお願いいたします。
◯代表教育委員(山元行博君):ただいまご指名いただきましたので、ここからの議事を進行いたします。それでは、日程第3、議案第61号「箕面市教育委員会人事発令の件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局教育政策室長に求めます。
○子ども未来創造局教育政策室長:本件は、人事発令を行う必要が生じましたため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第25条第1項並びに箕面市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、教育長が臨時に代理しましたので、同規則第3条第2項の規定により、報告するものです。
◯代表教育委員(山元行博君):それではご質問、ご意見をお受けいたします。
◯代表教育委員(山元行博君):ないようですので、報告第61号を採決いたします。本件を報告どおり承認することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯代表教育委員(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認されました。
◯代表教育委員(山元行博君):次に、日程第4、報告第62号「箕面市教育委員会会議録の承認を求めるの件」を議題といたします。議案の朗読を省略し、提案理由を子ども未来創造局教育政策室長に求めます。
○子ども未来創造局教育政策室長:本件は、去る10月11日に開催されました平成30年第2回箕面市教育委員会臨時会の会議録、及び10月18日に開催されました平成30年第10回箕面市教育委員会定例会の会議録を作成しましたので、箕面市教育委員会会議規則第5条第2項の規定により、報告するものです。ご承認くださるようお願いします。
◯代表教育委員(山元行博君):それではご質問、ご意見をお受けいたします。
◯代表教育委員(山元行博君):ないようですので、報告第62号を採決いたします。本件を報告どおり承認することにご異議ございませんか。
(“異議なし”の声あり)
◯代表教育委員(山元行博君):異議なしと認めます。よって、本件は報告どおり承認されました。
◯代表教育委員(山元行博君):各委員から教育行政に係ることで、何かご意見等ありますでしょうか。
◯代表教育委員(山元行博君):私のほうから一点。今週のニュースで見たのですが、文部科学省が、来年度の全国学力テストの英語の試験で、「話す」領域についてはなかなか機器の調整がつかないため、選択制にするという内容でした。そのような通知が届いているのかということと、箕面市はどうするのかということをお伺いしたいと思います。
○学校教育室長:全国学力テストの英語の問題の対する通知につきましては、既に届いております。内容といたしましては、今後、全国学力テストの英語のテストはスピーキングの力を測るために、タブレット等の機器を使ってテストを行うというものです。ただ、自治体によって、そういった機器がまだ十分に配備されていない場合においては、受験しないことも選択可能とするものです。本市におきましては、すでにタブレットが配備されておりますので、現在、情報政策室とも調整のうえ、受験する方向で検討しているところです。
◯代表教育委員(山元行博君):以前から、高校入試でヒアリングテストを実施していますが、大阪府教育委員会では、カセットテープなどをきっちり事前に用意して、万全の準備をして実施しているのにも関わらず、いつもどこかでトラブルが起きています。そのトラブルが起きることが信じられないのですが、ヒアリングだけでもそういった状況がありますので、「聞く」・「話す」については、機器を使うということなので、万全の準備をして取り組んでいただきたいと思います。
◯代表教育委員(山元行博君):他に事務局から「その他、教育行政に係る報告」があれば、申出を受けますが、いかがですか。
○学校教育室長:平成30年度(2018年度)箕面子どもステップアップ調査結果について、詳細の報告がまとまりましたので、ご報告させていただきます。今回の調査結果報告は、毎年「その1」、「その2」の二回に分けて報告させていただいておりますが、今回は「その1」の報告となります。内容としましては、4月に行われました全国学力学習状況調査と、6月に行われました体力調査についての報告となります。箕面市の指標と目標値、それに対する実施結果を表にまとめております。今回実施しました全国学力学習状況調査について、箕面市の目標値としましては、全国トップの都道府県の平均正答率を上回るということになっておりますが、結果として、今年度は小学校6年生の算数Aと算数B、中学校3年生の数学Aと数学Bにつきましては、全国トップを上回る結果になりました。これは、昨年度と比較しましても、良好な結果となっております。また、体力運動能力については、目標値としましては、全学年全種目で全国平均値を上回るということになっていますが、全学年で全国平均値を上回ることができていないという結果になっています。これらの分析結果として、全国学力テストの課題としては、小学校では国語Bの「目的に応じて文章の内容を的確におさえ、自分の考えを明確にしながら読む」という正答率が全国トップの都道府県と比較すると低いという結果になっています。中学校では、「全体と部分の関係に注意して相手の反応をふまえながら話す」というところが、同様に全国トップの都道府県と比較して低く、課題があります。この二つの問題につきましては、どちらも目的に応じて、相手の反応を踏まえながらという条件の部分が問題に入っている、一定活用力を問われる問題になっています。箕面市の子供たちは、それぞれ自分の考えを書いたり、質問に答えたりすることについては十分にできていますが、目的に応じて書く、相手の反応を踏まえながら話すという条件が加わった若干複雑な問題になった場合に課題があるということになっています。こちらにつきましては、これまで同様に箕面の授業の基本といった子どもの主体性を活かした授業方法をさらに徹底していくことによって、子どもたちとのやりとりのある授業のなかで活用の力を付けていきたいと考えております。また、理科に関しましては、全体的には全国5位ということで、非常に良好な結果ですけれども、小学校ではろ過の操作方法に関する問題、中学校ではガスバーナーに関する問題で課題が見られました。調査の結果、箕面市では実験の回数は多く行われていますが、実験をするにあたっては、実験器具の使い方等についても、ただ説明をするのではなくて、子どもたちの主体的な活動を通して定着を図るということが大切であるということが、今回の分析になっています。こちらにつきましても、今後の授業改善につなげていきたいと思います。体力調査につきましては、さきほどのよう全国平均を超えていない状況ですけれども、昨年度から体力向上のモデル校を実施しております。市平均としては、超えていませんが、このモデル校につきましては向上している学校があります。全国平均値を多くの種目で超えている学校も見られます。この取り組みを通じて、全市にそのような方法を発信していって全国平均値の突破を目指して、今後も取り組んでいきたいと思います。
◯代表教育委員(山元行博君):ご質問、ご意見をお受けいたします。
◯教育長(藤迫稔君):結果のところですが、今の説明でよいのですが、この報告書をしっかり読むと、箕面市の目標値が全国トップの都道府県の平均正答率を目標値にしていることが分かるのですが、4ページの「平成30年度(2018年度)の目標値と結果」の表だけを見ると、単に「目標値を下回っているんだな」ということになるので、できればもう少し9ページから10ページの「平成30年度全国学力・学習状況踏査結果」の表も併せて見ていただく工夫をしてもらうと、「比較対象として、大阪府平均と比べ、全国平均と比べ、都道府県全国トップと比べているんだな」、「目標としている都道府県全国トップには届いた科目もあり、なかなか届かない科目もあるが、大阪府や全国の平均と比べると箕面市は良好な結果になっているんだな」と感じられると思います。4ページの「平成30年度(2018年度)の目標値と結果」の表だけを見ると少し誤解を招くと思いますので、表現の工夫をお願いいたします。
◯代表教育委員(山元行博君):他、いかがでしょうか。
◯代表教育委員(山元行博君):先週の土曜日に青少年弁論大会がありました。私は6年連続で参加させていただいて、5年連続で指導講評をさせていただいています。国語の発表する力に関して、生徒たちのレベルが高く、すごい成長力だと感じています。本当に見事な発表でした。今回一番びっくりしたのは、最後に発表した中学3年生の生徒で、教育行政を問う発表があったことです。私は、最後に一人一人にコメントを返していくのですが、果たしてしっかりと返答できたか心配しています。中学生がそのようなことに関心を持ち、大人はどのように考えているのか聞いてみたいという姿勢は素晴らしいと思いました。そういったことからしても、箕面の子供たちが発表する力はすごいと思いましたので、これからも磨きをかけてほしいと感じました。
◯代表教育委員(山元行博君):他、よろしいでしょうか。
◯代表教育委員(山元行博君):以上をもちまして、本日の会議はすべて終了し、付議された案件、報告2件は、すべて議了いたしました。教育長にお返いたします。
◯教育長(藤迫稔君):ありがとうございました。これをもちまして、平成30年第11回箕面市教育委員会定例会を閉会いたします。

(午後1時20分閉会)

以上のとおり会議の次第を記し、相違ないことを認めたので、ここに署名する。

箕面市教育委員会

教育長(本人自署)

委員(本人自署)

 

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:子ども未来創造局教育政策室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6762

ファックス番号:072-724-6010

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