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更新日:2021年8月17日

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平成21年度(2009年度)体力・運動能力調査の結果

1.体力とは

体力は、人間のあらゆる活動の源です。

健康な生活を営むことにも、また、物事に取り組む意欲や気力という精神面の充実にも深く関わっています。

人間の健全な発たち成長を支え、より豊かで充実した生活を送る上で大変重要なものです。

2.子どもの体力向上の意義

子どもの時期に活発な身体活動を行い、体力を高めることで、健全な発たちと成長を支えるとともに、運動スポーツに親しむ身体的能力の基礎を養い、病気から身体を守る力を高め、より健康な状態をつくることにつながります。

3.子どもの体力の現状

文部科学省の調査によると、子どもの体力運動能力は昭和60年(1985年)ごろから現在まで低下傾向が続いています。

50メートル走

 50m

(文部科学省「子どもの体力向上」ホームページより)全国平均値は、小数点以下第2位で四捨五入しています。

ソフトボール投げ

 soft(文部科学省「子どもの体力向上」ホームページより)全国平均値は、小数点以下第2位で四捨五入しています。

背景

保護者や国民の意識の中で、「外遊びやスポーツよりも勉強を重視する傾向」があること、また、生活の利便化や生活様式の変化により、日常生活において 身体を動かす機会が減少していることがあげられます。

直接的な原因としては、スポーツや外遊びに不可欠な要素である3つの間、「時間」「空間」「仲間」が減少したことがあげられます。

4.体力向上に向けて

屋外で遊んだり、スポーツに親しむ機会を意識して確保していくことが必要です。

学校においては

小学校期においては、多様な運動を経験し、適切な運動量と質を確保

中学校期においては、授業部活動などを通して計画的継続的な運動量と質を確保

小中の9年間で、運動に親しむ習慣を定着させることが重要

「よく食べ、よく動き、よく眠る」(調和の取れた食事、適切な運動、十分な休養・睡眠)という基本的生活習慣を身につけることも大切です。

5.平成21年度の本市の結果は

文部科学省は、平成20年度から本調査を実施しており、平成21年度は箕面市立の全小中学校(小13校、中7校)が参加しました。

その結果、体力合計点が全国平均を下回り、全国の最下位層に位置するという厳しい状況であることがわかりました。

6.今後に向けて

数値を上げることだけを目的とするのではなく、仲間と一緒に運動することが好きな子どもたちの育成、生涯を通じて運動に親しもうとする意欲を持つ子どもたちの育成をめざします。

そのために、全市あげて子どもの体力向上に取り組みます。

これまでの施策や各学校の取組を分析し、成果と課題を明らかにする。

各学校においては、学校ぐるみで体力向上策を継続的に実践する。

市教育委員会においては、児童・生徒の体力向上施策として「なわとび」の活用を奨励し、来る2月1日からは「オンラインなわとび大会」をスタートさせる。

平成22年度から、小中一貫体力向上モデル校区事業などの体力向上推進事業を実施する。

現在、策定している「箕面市子どもの体力向上プラン」に基づき、さまざまなメニューに取り組む。

保護者・地域のみなさまにも、この状況を知っていただき、協力を依頼する。

以下に、本市の本調査のあらましと結果の概要を掲載しています。

 

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:子ども未来創造局学校教育室 

箕面市西小路4‐6‐1

電話番号:072-724-6761

ファックス番号:072-724-6010

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