更新日:2024年3月19日

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令和5年度第5回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書

日時、場所、参加者など

日時:令和6年(2024年)1月16日(火曜日)午前10時から11時30分

場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム

出席者:構成員など14名、健康福祉政策室1名、市民安全政策室2名、事務局4名

傍聴者:なし

内容

1.冒頭

  • 座長・副座長欠席のため、事務局が進行。
  • 配布資料及び案件と時間配分を確認。

2.各案件

案件 1 オレンジゆずるタクシーについて

健康福祉政策室か ら説 明。(資料なし)

  • 11月の会議においてさまざまなご意見をいただき、以下について見直した。それ以外については、前回提案どおりでいきたいと考えている。
  • 運営日数:日祝、年末年始含む365日
  • 輸送範囲:制限なし(通院・通所に限らない)
  • 料金:900円(日祝運行やガソリン代の高騰、民間タクシー料金の値上げによる)
  • 3月議会で可決されたら、4月1日から新運用を開始したい。
  • 1月5日頃から現在の会員に再登録の案内を送付している。再登録申請者に対して、2月下旬から3月上旬にかけて、会員証と一緒に今後の運用についてのお知らせ文書を送る予定。

以下のとおり質問・意 見があった。

  • 祝日と年末年始運行はありがたい。
  • 平日と土日の値段の差はあるのか。

    (健康福祉政策室)
    利用料金は365日一律。初乗り820円を900円とする。
  • 利用券廃止とのことだが、給付的な要素もあり、公平性を理由に廃止するのは違うと思う。当時福祉給付金をもらっていたかたともらっていなかったかたで、公平性に違いは出てくるのか。

    (健康福祉政策室)
    当時の福祉給付金の詳細は把握していないが、それを廃止して福祉予約バスを増やしたという経過は聞いている。福祉給付金をもらっていたかたでも、当時の福祉予約バスの会員でなければ利用券は配られていない。同じ状態のかたでも、福祉予約バスの会員だったか否かで異なるのは不公平だと考える。
  •  収入がないかたの経済的負担が増えることについてはどう考えているのか。

    (健康福祉政策室)
    所得条件を設けていないため、利用者の所得状況は把握していない。今まで乗れていた人が、料金が高くなって乗れなくなったという声が聞こえてくるようであれば、必要に応じて実証運行の中で検討していきたい。
  • 福祉タクシーである以上、応能負担であるべき。再検討願いたい。
  • 運行時間は今までどおり7時から18時か。

    (健康福祉政策室)
    そのとおり。当日予約がなくなるので、受付時間は、9時から17時にする方向でシルバー人材センターと調整中。
  • 再登録の案内が届いて、シルバーに問合せをしたかたがいる。車椅子利用者で障害者手帳も持っているのに、「あなたのような軽度の方は利用できない」と言われたとのこと。シルバーにしっかり周知してほしい。

    (健康福祉政策室)
    そのような対応があればすぐに市に伝えてほしい。シルバー人材センターにきちんと伝える。これまでも苦情があれば、都度伝えて改善を求めている。
  • 4台減らして、学校送迎と分けるとのことだが、今でも予約が取りにくい。ニーズと合っているのか。

    (健康福祉政策室)
    これまでの利用実績からすると、全体の運行回数の約7割が午前中に走っている。1回あたりの平均運行時間は1.5時間で、何回走れるかシミュレーションしている。希望時間が重なると難しいかもしれないが、スタートを15分ずらすなどで可能と試算している。学校送迎と分かれるので、これまで使えなかったが使える時間帯も出てくると考えている。
  • 予約は3か月前から可能か。

    (健康福祉政策室)
    検討中。現在再登録の案内をしている関係で、当面3月までの予約は可能としているが、4月以降は会員証が届いてから申し込んでほしい。予約が集中すると予想されるので、当面は利用日の1か月前、2ヶ月前とするなど、パンクしないように調整したいと考えている。
  • 4月、5月に利用したい人はどうすればよいのか。会員証が届いてからしか予約できないのは困る。再登録の申請を早くすれば会員証は早く届くのか。

    (健康福祉政策室)
    できるだけ早く会員証が発行できるよう努める。公平性から、一定時期までの申請分をまとめて同時発行としたいと考えており、2月中旬以降を予定している。当面は予約が取りにくい可能性はあるが、切り替えの時期なのでご理解いただきたい。当面乗る予定がなければ、今すぐ再登録の申請をしなくてもよい。
  • 毎月利用しているかたも多い。予約が取れず、外出を控えるようなことにならないようにしてほしい。

    (健康福祉政策室)
    シルバー人材センターと調整し、よりよい方法を考えていきたい。
  • これまでの利用者全員に案内を送っているとのことだが、何人くらいに案内しているのか。対象者がかなり多いなら、予約が取りづらいのは今までどおり変わらないかもしれない。

    (健康福祉政策室)
    会員情報はシルバー人材センターが管理している。個人情報の観点から死亡や転出の情報を得ることはできず、実態の管理はできていない。再登録の案内は約4,300件送付したが、宛先不明で返ってきたり、すでに亡くなっていると連絡があったかたもいて、最終の登録者が何名になるかは不明である。実利用者は1,200から1,300人なので、そこから少し増える程度かと考えているが、申請が届いてみないとわからない。年末年始については5日前までの予約としたり、予約が入らなければ運行台数を1台だけとするといったことも考えており、予約数に応じた効率的な運行をしていきたい。
  • 会員証の有効期限は。

    (健康福祉政策室)
    シルバー人材センターと調整中。例えば発行後2年間利用がなかったら登録抹消とし、必要があれば再登録してもらうなどを考えている。
  • 新たに利用したい人はどうすればよいか。

    (健康福祉政策室)
    シルバー人材センターに申請書類を提出してほしい。今までは電話1本で登録を受け付けていたが、氏名などを正確に登録するため、今後は申請書と、資格要件が確認できるもの(障害者手帳のコピーなど)を提出してもらう予定。将来的にはオンライン申請でできるようにしていきたい。 

案件2 避難所へのコミュニケーション支援ボードの配備について

市民安全政策室から資料2に基づき説明。以下のとおり質問・意見があった。

  • 裏面の白黒のイラストがイメージしづらいのではないか。
  • A3サイズにまとめているため、情報が多くなりすぎてわかりにくい。高槻市で類似の支援ボードがある。A4で1枚ずつが簡潔にまとめられているので、枚数が増えてもそのようにしたほうが使い勝手がいいと思う。A3ボードも1つあってもいい。そのほか、5W1Hのよくある質問文をまとめたものがあればいいと思う。
  • 難聴者、中途失聴者の立場からすると、配慮が必要だというのがすぐわかるように耳マークを入れてほしい。要約筆記や手話のマークがあればいいと思う。ろう者の場合は言葉を話せないかたも多いので、ボードにない場合はどうやって気持ちを伝えたらいいかという問題がある。五十音順の用語集のようなものがあれば使いやすいかなと思う。

    (市民安全政策室)
    大阪市、八王子市の例を参考にした。複数枚あると必要な情報がどこにあるかわからなくなることを懸念して1枚にしたが、今のご意見を参考にしたい。
  • 視覚障害のかたで、聴力が落ちることもあるので、点字も一緒に入れてほしい。文字のフォントは丸ゴシックがよいと思う。
  • 脳性麻痺で聞き取りはできるが表現が難しいかたがいるが、そのかたは五十音ボードを使用している。いちばんよく使うのは、「はい」「いいえ」。頻度が高いものがあらかじめあると便利。筆談ボードも1つあれば紙は不要。筆談ボードと「はい」「いいえ」のようなボードをを組み合わせるのがよいと思う。
  • 避難所には障害者とのコミュニケーションに慣れていないかたが多いと思う。より分かりやすくしたほうがいい。
  • 最低限必要なものとして配備したらよい。補足するものとして、電光掲示板やデジタルツール、五十音表などいろいろなツールを使ったらいいのではないか。

    (市民安全政策室)
    いただいた意見をもとに修正する。ボードを補完する形で何ができるのか検討していきたい。追加で意見などがあれば、1月中に障害福祉室まで提出していただきたい。

案件3 みのお‘N’プラン「わかりやすい版」の作成について

 事務局から資料3に基づき説明。以下のとおり質問及び意見があった。         

  • 2点目の働くことについて、バザーでセールしているイラストに違和感がある。普通のお店で働いている人もいる。
  • 3番目のサービスのことは書かないのか。

    (事務局)
    今回計画の構成が変わっているため、順番や構成を変えて載せる予定。
  • 農業的なイラストがあるが、箕面ではほぼやっていない。身近に感じられるようにしてほしい。イラストは文字以上に訴える力があるので、きちんと伝わるようにしてほしい。
  • 耳の聞こえない人に関するところを、もう少し手話が分かるイラストにしてほしい。聞こえない人に対しての配慮も分かるような、耳マークなどのイラストがあるとよい。
  • 2番目の働くことについて、「みんなで応援する」とはどういうことを指すのか。

    (事務局)
    市の取組としては、優先調達による事業所への発注や、市ホームページでお店紹介などを行っている。
  • もっと詳しく知りたい人のために、QRコードでリンクを貼るなどするとよい。

案件4 その他

  • 「箕面市手話言語条例」及び「箕面市障害者情報コミュニケーション促進条例」について(報告)

    2条例が1月1日付けで施行された。今後は啓発リーフレットの作成を予定しており、12月の条例部会において意見交換した。2月号のもみじだよりにて特集記事を掲載するので見ていただきたい。
  • 障害者差別解消法の改正にかかるチラシの配布について

    令和6年4月1日施行の差別解消法改正に関するリーフレットと、内閣府の「つなぐ窓口」のチラシを配布する。事業者の合理的配慮が義務化されることに関する取組については、今後差別解消法部会で意見交換していきたい。
  • 専門部会の報告について
  • 各種会議への出席報告について

(その他)

(情報提供)ささえあい推進会議について

資料

よくあるご質問

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お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害福祉室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9506

ファックス番号:072-727-3539

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