更新日:2023年8月18日

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令和5年度第2回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書

日時、場所、参加者など

日時:令和5年(2023年)7月18日(火曜日)午前10時から正午

場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 プレイルーム

出席者:構成員など20名、北急まちづくり推進室2名、事務局4名

傍聴者:1名

内容

1.冒頭

  • 事務局より、配布資料及び案件と時間配分を確認。
  • 各構成員・オブザーバー、事務局から自己紹介。
  • 改選後初回につき、座長が選任されるまで事務局が進行する。

2.各案件

案件1 座長及び副座長の選出について

事務局から資料1-1、1-2、1-3に基づき説明。
事前に輪番の2団体と協議を行い、座長は東構成員に、副座長は羽藤構成員とする案を示したところ、承認された。

案件2 専門部会について

事務局から資料2に基づき説明。

案件3 各種会議への委員選出状況について

事務局から資料3に基づき説明。
事務局からの推薦及び構成員からの立候補により下記のとおり決定した。

箕面市人権施策審議会 東座長
箕面市保健医療福祉総合審議会 羽藤副座長
箕面市交通安全推進協議会 上田構成員
箕面市支援連携協議会 永田オブザーバー
障害者自立支援センター及び障害者福祉センターささゆり園の指定管理者の評価に係る合議 羽藤副座長

案件4 「箕面市手話言語条例」及び「箕面市障害者情報コミュニケーション促進条例」について

 事務局から資料4-1から資料4-6に基づき説明。
 以下のとおり質問・意見があった。

  • 代読・代筆の制度について、家の外でガイドヘルパーがいる場合は代読・代筆ができるが、家の中ではできない。公文書が届いても、書いて返信ができない。保護者への学校からの連絡にアプリが使われるが、それが使えない。代読・代読の制度がぜひとも必要だと考えている。代読の技術があれば上手に伝えることができる。重度の視覚障害者にとって代読・代筆が非常に重要であることを是非とも訴えたい。

    (事務局)
     提供いただいた代読・代筆についての資料を後日配布する。
  • 検討していたものが形になって非常にうれしい。
  • 資料4-1の意見の反映状況について、このほかにも反映されなかった意見がある。構成員に共有してほしい。
  • 情報コミュニケーション条例第14条「意思疎通支援者の配置を支援するものとする」という表現は、「必要な措置を講ずるものとする」と強い表現でお願いしたいが、反映されないということであった。聴覚障害者の団体や木かげ、身障福祉会からもずっと要望をしてきたもので、この要望を実現するにあたって後押しをしてくれると思うので、再検討をお願いしたい。

    (事務局)
    他の意見については、後日共有する。第14条については、両条例ともに第9条以降が具体的な施策に関するものとなっており、語尾の文言が少しずつ異なる。市としては「努める」とそれ以外は大きな差があると考えている。要望についてはご意見としていただく。最終的には法制室の判断にもよる。
  • 昨年の5月に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が制定された。障害のない人と同時に、どこにいても、本人が求める方法で、デジタル技術も活用しながら情報が得られるようにするというもの。お子さんや保護者に視覚障害のかたがいる家庭は結構多い。プリントを学校から持って帰ってきて書き込んで提出するのに困る。アプリを使用しているということだが、教育委員会の担当課にこの件について確認すると「課題と考えている」と回答があった。この部分が今後生きてくるのかなと思う。
  • 部会での納得を得てから親会に諮るという話だった。まだ合意を得られていない部分があるが、パブリックコメントの後に再度部会をして反映させるのか。今後の進めかたについて説明していただきたい。

    (事務局)
    12月議会に上程するには8月にパブリックコメントをする必要があるため、パブリックコメントはこの案で実施したい。結果は9月に皆さんにお示し議論したいと考えている。前回のパブリックコメントでも想定外の意見が出て議論したという経過があった。新しい委員が決まったら、事務局と2者で調整させていただく。オブザーバーなどではなく、団体選出枠の構成員のかたに担っていただく。

案件5 第4次箕面市障害者市民の長期計画(みのお‘N’プラン)及び第7期箕面市障害福祉計画・第3期箕面市障害児福祉計画の策定について

 事務局から資料5-1から5-4に基づき説明。
 (意見などなし)

案件6 箕面萱野駅前南側交通広場の計画について

 事務局から資料6-1に基づき説明。以下のとおり質問・意見があった。

  • 1点目、歩道と車道の差をなくすということだが、完全フラットにすると区別がつかず視覚障害者が困る。2点目、案内板は音声案内があるのか。3点目、点字ブロックの上に屋根はあるのか。

    (北急まちづくり推進室)
    歩道と車道の段差については、まったくのフラットではなく、縁石が車道にすりつくような形で整備する。その前に点字ブロックを置いてそこで止まっていただくような仕様を考えている。触知案内版は設置場所を知らせるため、音で知らせる仕様になっている。点字ブロックの上は屋根がある。
  • 触知案内板は大阪メトロにあるようなものを導入してほしい。触ってわかる地図や、ボタンを押せばどこに行けばよいか案内してくれるものがよい。段差について、牧落の事例では1センチの段差をつけてもらっている。いま歩道にいるのか車道にいるのかわからないと非常に危険。

    (北急まちづくり推進室)
    事例を確認し、検討していきたい。
  • 自転車置き場が地下ということだが、改札口にはエレベーターで上がれるのか。

    (北急まちづくり推進室)
    階段を利用していただくことになる。
  • 身障者乗降場には全て屋根があるのか。

    (北急まちづくり推進室)
    乗降に関するところには屋根があるが、車道部には屋根がない。
  • 雨になると時間がかかるので車道部にも屋根をつけてほしい。

    (北急まちづくり推進室)
    その点も踏まえて今後検討を進めていく。
  • 車いすを利用されているかた、足が不自由なかたにとっては大事な屋根なので検討いただきたい。
  • 駐輪場の利用料について方向性は決まっているか。料金が高いと人が集まらないと思う。

    (北急まちづくり推進室)
    現在、交通政策室が所管として検討を進めている。料金形態についても検討中と聞いており詳細はわかりかねるが、担当室に伝えておく。
  • キューズモールには駐輪場がたくさんあり、北口のそばにもある。駅ができてからも無料の駐輪場があるのか。

    (北急まちづくり推進室)
    キューズモールの駐輪場については、東急不動産が整備している。駅も新しくできるので違法駐輪の対策が必要になってくる。現在は無料だが、今後有料で検討していると聞いている。
  • 仮設の身障者乗降場は高架下になっており、車いすのかたは横からでなく後ろから乗るので助かる。仮設のスペースは工事が終わったらなくなってしまうのか。

    (北急まちづくり推進室)
    令和5年度末から令和6年度の南広場の開業までの施設になる。
  • 高齢者のかたなど移動が不自由もかたも多い。1箇所ではなく2箇所あってもいいのではないか。予定の場所に2台分設置するか、仮設を残すのも一つの案かと思う。

    (北急まちづくり推進室)
    南側にもう1台分設けるのはスペース的に難しいが、仮設のところは交差点も近い。警察とは1年間限定で協議を進めているが、改めて関係者と協議を進めて検討していきたい。

案件7 その他

・ 生活介護事業所の整備について

事務局から資料7に基づき説明。
以下のとおり質問及び意見があった

  • 近隣住民の反対などはないのか。あと、交通アクセスが不便な気がする。行きやすいようにする対策もお願いしたい。

    (事務局)
    近隣の自治会からは好意的に受け止めていただいている。近隣の土地や建物の所有者、住民のかたには資料を渡し、個別訪問をした。営農されているかたも多いが、必要な施設だと好意的なご意見をいただいている。引き続きタイミングを見て丁寧な説明をしていきたい。説明にあたっては父母の会や親の会からも助言をいただいており、継続して説明していく。
    交通の便について、通所施設なので利用者については送迎がある。ご家族や施設職員のことを考えると公共交通機関までは許容範囲かと考えている。萱野小学校前のバス停から少し歩く場所。目の前にバス停を作ることは難しい。
  • オレンジゆずるバスが近くに止まったらいいなと思う。そのあたりの要望も出していただきたい。

    (事務局)
    交通網の再編について議論を進めていると聞いているので情報共有をしていく。
  • この通所施設の整備というのは、第6期障害福祉計画のどこに載っているのか。

    (事務局)
    11ページからの重点施策の「(3)就労及び日中活動の場のあり方についての取組」において、基盤整備に関する記載がある。当時予定していた(仮称)ワークセンター小野原のことが記載されているが、意図としては就労及び日中活動の場を整備していくというもの。個別の施策については、110ページにも市立施設の役割・機能の検討として、整備を進めていくこととして記載している。第7期計画についても反映していきたい。
  • 整備が進むことはいいことだと思ったが、この先、ここと小野原と瀬川に新しい生活介護事業所ができるという計画がある。全部できあがったときに利用者が少なかったらどうするのかという不安があるが、前向きに進んでほしいと強く思う。

    (事務局)
    平成29年に策定した生活介護整備構想のたたき台では、60名規模の生活介護を最大7箇所建てるという構想になっている。年数も経過しているため、そもそもどんな機能が必要か、将来どれくらいの利用者がいるのか、7箇所必要なのか、同時並行で見直しをかけようとしている。中部地域はいったん60名を想定して3階建てとしているが、将来のイメージについても併せて考えていきたい。
  • たたき台そのものの見直しとは、具体的にどういうふうに考えているのか。もっと当事者も含めたオープンな形で議論の場をもったらどうか。ワークセンター小野原についてもどういう状況なのか、進捗状況を教えてほしい。

    (事務局)
    たたき台に関しては、6月議会でも、情勢が変わってきているが今の形のままでよいのかという指摘があった。どういう方向で見直していくかを庁内で議論しているところ。方向性、スケジュール感をお示しできるものがないが、平成29年のたたき台に固執せずに見直していきたい。
    小野原については、地域の理解を深める取り組みを続けている。あかつき福祉会さんに協力いただいて、地域のかたにあかつき園・ワークささゆりの見学に行っていただいた。また、小野原の地域のイベントにも参加するなど地道な取り組みをしている。現地は貯水槽・造成工事が6月末に終わったところ。地区防災委員会と相談しながら、避難訓練に活用するなど取り組んでいこうとしている。適宜、障推協でも報告していきたい。トイレの整備について、令和9年度以降に改めて地元と議論するとのことだが、こうなった経緯を知りたい。公共トイレは必要だと思う。
     

(その他)

箕面文化・交流センター「北館」・「南館」の施設改修についていただいたご意見と対応方針について事務局より報告。

資料

よくあるご質問

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お問い合わせ

所属課室:健康福祉部障害福祉室 

箕面市萱野5-8-1

電話番号:072-727-9506

ファックス番号:072-727-3539

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