平成29年度第5回箕面市障害者市民施策推進協議会結果報告書
日時、場所、参加者など
日時:平成30年(2018年)1月30日(月曜日)午前10時から午後12時10分
場所:箕面市立障害者福祉センターささゆり園 会議室1
出席者:構成員等18名、事務局4名、関係課3名
傍聴者:1名
内容
内容は下記のとおりです。
1.冒頭
- 座長挨拶。時間配分を確認。
- 事務局より、配布資料を確認。
2.各案件
案件1 障害者医療費助成について
介護・医療・年金室から、資料1に基づき説明。
下記の意見等があった。
- 精神障害者は、身体合併症で歯医者など精神疾患以外でも各医療機関にかかる必要があり、医療費の救済が必要。精神障害者保健福祉手帳1級は認められたが、2級の障害者でも悲惨な状況である。
案件2 オレンジゆずるタクシーについて
健康福祉政策室から、資料2に基づき説明。
以下のとおり意見があった。
- 夜間も利用できるようにしてほしい。
- 平日午前の予約はほとんど断られる。1か月前の予約でも無理。改善をお願いしたい。
- 断った事例を集めて障推協に出してほしい。学校送迎の場合は、添乗の先生を学校に迎えに行った上で、障害児のところへ向かうと聞いている。障害者の親の迎えも同じように認められないか。
- タクシーに添乗者を付けられないか。利用をあきらめて電話しない人が増えている。親だけでなく添乗者を付けられる工夫を考えてほしい。
→(健康福祉政策室)朝は予約が取りにくいとの意見は多くいただいている。考えていきたい。現在、学校送迎以外の迎車は行っていない。福祉有償運送の制度上できないこともある。検討していく。
- 利用したいときに利用できない。前日でも断らない体制をとってほしい。
→(健康福祉政策室)できる限り直前に運行スケジュールを作成するようにお願いしている。運転手の確保のため、現在は3日前に運行スケジュールを作成している。
- 利用ニーズが時間によって偏るのは、利用者目線で考えれば当然のこと。朝も夜も普通タクシーや介護タクシーが街中を走っている。無料券をそういったタクシーにも使えるようにしてほしい。ゆずるタクシーだけでは限界がある。独立採算ができたとしても、効率重視で稼働率を上げるとディマンドバスのように使えない人がたくさん出る。
- 移動困難者の移動手段をいかに確保するかと考えてほしい。
案件3 「第5期箕面市障害福祉計画」策定に関する附帯意見について
事務局から、資料3に基づき説明。
案件4 専門部会について
事務局から、資料4に基づき説明。
以下のとおり意見があった。
- 条例に関する部会は、協議会設置の議論で平行線になっている。議論の場を、障推協の要綱を変更して定めていくのがよい。
- 障推協の開催要綱を改正するなら、その定めかたはどうするか。改めて条例に関する部会で議論できればよい。
- 部会で検討して親会に報告、親会で検討して部会に戻す、相互にやっていく方向ではないか。
- 条例に則った協議会と、要綱に基づく検討の場の、利点と欠点を資料で示して、違いを明らかにしてはどうか。
- これまでと同じ進めかたではなく、何らかのバージョンアップを事務局として整理してほしい。
案件5 その他
構成員から、以下のお知らせがあった。
- 平成30年2月20日 シンポジウム「生活保護のことを知ろう」(大阪府精神障害者家族会連合会主催)
- 平成30年3月6日 講座「自閉症・発達障害の人の居心地のよいくらしのために」(ささゆり園指定管理者 社会福祉法人あかつき福祉会主催)
資料