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更新日:2017年7月10日
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第3回箕面市交通バリアフリー基本構想策定委員会開催状況
開催日時:平成15年3月24日(月曜日)10時00分~11時40分
開催場所:グリーンホール1階 大会議室
出席者:委員16名(欠席者2名)、アドバイザー1名、オブザーバー1名
バリアフリータウンウォッチングには聴覚障害者の参加がなかったため、今後、聴覚障害者の立場からの課題を聴取してほしい。
視覚障害者誘導用ブロックは、個人により利用方法が異なるため、整備を行う際には複数の当事者の意見を聴取するような仕組みを設けてほしい。また、視覚障害者誘導用ブロックには様々な色のものがあるため、弱視の人の意見も聴くようにしてほしい。
視覚障害者警告用ブロックの点の大きさや高さには様々なものがあり、種類によっては車いす使用者の通行に支障をきたすため、当事者間の意見を聴いて調整を図り、最適なものを整備することが望まれる。
視覚障害者誘導用ブロックや音声案内等の整備とあわせて、知的障害者への対策として、案内表示に仮名を併記するなど、分かりやすい表記方法を検討してほしい。
雨の日に歩道上に水が溜まるため、車いす使用者が車道を通行することがある。近年では、車道で排水性舗装を施した部分が多くみられるようになったが、歩道についても透水性舗装として整備してほしい。
健常者でもグレーチングの上で滑って危険な場合があるため、隙間が細く、滑り止め対策が施されたものを設置するように基本構想で位置づけてほしい。
踏切部分の安全確保は、最重要課題の1つであると思われる。
牧落駅にはスロープが設置されているものの、電動車いすでは通行が不可能と思われるほど幅が狭く、設置場所も分かりづらい。また、駅員が1人しかいないため、スロープを利用したくても、なかなか対応してもらえないのではという懸念もある。
牧落駅に設置しているスロープは、駅員が介助することを前提として整備したものである。
牧落駅の西側の出入口を出たところには、直ぐに車道が通っており交通事故の危険性がある。
牧落駅は、構造上、全面的な改修を行わなければバリアフリー化を行うことが困難であり、例えば駅を1年間完全に閉めて全面的な改修を行うのであれはバリアフリー化の可能性はあるが、駅を利用しながら工事を進めることは困難である。
牧落駅については、構造上、エレベータを設置することは困難ではあるが、他の対応が行えるような方策を今後検討したい。
当事者は、基本構想が策定されることで、鉄道駅がどのようにバリアフリー化されるのかを特に注目している。完全なバリアフリー化を行うことが困難であっても、少しでも向上を図ってほしい。
府道桜井停車場線の歩道未設置区間については、用地買収に努め、積極的に歩道の整備を進めてほしい。また、歩道の設置とあわせて踏切部分の拡幅についても要望したい。
桜井停車場線は歩行者が多いことから、大阪府として歩道の整備を鋭意行ってきたが、用地買収をともなう問題であり、協力していただいた区間と、そうでない箇所がある。基本構想において重点整備地区として指定するか否かということもあるが、今後とも継続して歩道整備に取り組みたい。
バリアフリー化が重点整備地区だけで完結するのではなく、箕面市全域に広がるように位置づけることが必要である。
箕面市は市街地が東西に長いため、バリアフリー化に限らず、公共交通機関を利用した東西の移動という面での課題に配慮すべきであり、いずれの駅も市域の西部に位置することから、駅周辺に設定した重点整備地区を箕面市全域のバリアフリー化という中でどのように位置づけるのかが重要である。
箕面市では、市街地の形状から東西のアクセスに問題があるため、法律の改正に先だってスペシャルトランスポートを基本構想に位置づけることも考えられる。
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