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更新日:2017年7月10日
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第4回箕面市交通バリアフリー基本構想策定委員会開催状況
開催日時:平成15年6月18日(火曜日)14時00分~15時45分
開催場所:市役所本館2階 特別会議室
出席者:委員18名、アドバイザー2名、オブザーバー1名
箕面駅・牧落駅地区では、鉄道より西側が重点整備地区に含まれていないが、重点整備地区以外の区域については整備をしないということなのか、それとも、重点整備地区に準じて整備を進めていくのか。
基本構想では、駅から公共施設までの移動経路をバリアフリー化することを目的としており、目標年次である2010年までに整備可能な内容を位置づけることとなるため、重点整備地区は限定したエリアとなっている。なお、将来的には、重点整備地区だけでなく市全域を対象にバリアフリー化を行っていく考えである。
視覚障害者は、横断歩道を真っ直ぐに渡ることが困難である。
現状の桜井駅の問題点として、石橋方面へ行く際に反対方面のホームから箕面駅まで乗車したうえで引き返さなければならないという内容を記載すべきである。
中央線を通るバス路線がわかりづらいため、聴覚障害者からは「車内にわかりやすい経路図を設置してほしい」との意向がある。
身体障害者の路上駐車免除の許可証や高速道路の割引制度については、身体障害者の家族の車両に対象が限られているが、その他の車両にも身体障害者が乗車することがあるため、車両ではなく身体障害者本人を対象とすることはできないのか。
身体障害者の移送については、交通サービスの問題であり、現時点では交通バリアフリー法の対象となっていないため、今後の課題である。
整備にあたっては、バリアフリーデザインとユニバーサルデザインの折り合いをつけながら、できる限りユニバーサルデザインで対応すべきである。
箕面市内の移動はバスが主となるため、駅等の主要な場所にノンステップバスの運行時刻表を掲げるなど、ノンステップバスを利用しやすい方策を講じてほしい。
大阪市営地下鉄では、視覚障害者が何両目の車両の何番目のドアにいると認識できるよう車両の出入口付近の手すりに工夫を行っているとのことだが、阪急電鉄では検討しないのか。
大阪市営地下鉄では、車両に視覚障害者向けの設備を実験的に設置しており、全国でもはじめての試みである。今後その評価をみたうえで、阪急電鉄でも検討したい。
知的障害者への配慮として、平仮名や絵文字を併記したサイン表示を検討してほしい。
阪急電鉄では、案内サインについて絵文字や色の統一を行っている。なお、全ての漢字に平仮名を併記すると見づらくなるため、平仮名の併記は必要最低限にするべきであると考えている。
精神障害者の交通運賃の割引等を国に対して要望すべきであり、基本構想に国の役割として示してほしい。
箕面市全域の問題点として、道路事情が非常に悪く、身体障害者や高齢者が通行しにくいことが挙げられるが、重点整備地区以外の区域については、どの程度の整備を検討していくのか。
市全域のバリアフリー化に対する精神を基本構想の中に盛り込む予定であり、重点整備地区以外の区域についても将来的にはバリアフリー整備を進めていく考えである。
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