更新日:2017年7月10日

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第5回委員会開催概要

第5回箕面市交通バリアフリー基本構想策定委員会開催状況

第5回委員会の開催風景の写真

開催日時:平成15年9月17日(水曜日)14時00分~15時30分

開催場所:市役所本館2階  特別会議室

出席者:委員17名(欠席者1名)、アドバイザー2名、オブザーバー1名

議事内容

  • 重点整備地区における整備計画(案)
  • 市民、事業者、行政の役割

主な意見

公共交通の整備計画について

牧落駅及び桜井駅へのエレベータ設置にあたっては、構造的な設置の可能性とともに国や地方自治体の補助についても検討が必要である。

券売機のどこに身体障害者用割引ボタンが設置されているのかがわかりづらい。

券売機の形式は鉄道事業者ごとに異なり、阪急電鉄では割引ボタンに身体障害者マークをつけている。従来、すべての券売機に割引ボタンがあったが、不正利用が多いため、現在は割引ボタンのある券売機は各駅で1台のみとしている。

車いす使用者がバスを利用しやすように、低床バスの運行時刻表を整備してほしい。

バス車両の新規導入のたびに時刻表を更新することは困難であるため、低床バスの運行時刻表については、インターネットを通じて公表したいと考えている。

道路の整備計画について

今後、整備計画について検討する内容は、目標年次である2010年までに整備する内容に限られるのか。

特定経路については、バリアフリー基準への適合や2010年という時間的な制約もあるため、理想像を考えたうえで、2010年までに可能な整備を位置づけたい。なお、時間的制約から整備が2010年以降となる事項については、準特定経路として位置づけたい。

国道171号の整備にあたり、特定経路であれば優先的に事業を実施できるだろうが、準特定経路では位置づけが不明瞭であり、国土交通省内での調整が必要である。

特定経路の設定については、公共施設等の集積状況とともに、目標年次である2010年までに交通バリアフリー法の基準による整備の可能性について検討する必要がある。国道171号は桜井駅から障害者施設への主要経路であるが、歩道の有効幅員2mの確保が困難なため、準特定経路として位置づけ、特定経路に準じた整備を行うこととしている。

箕面駅からメイプルホールへ行く場合、市道柏木線を通る経路が一般的であるため、基本構想において柏木線の整備を位置づけてほしい。

府道桜井停車場線では、用地買収により歩道を設置するとともに、踏切の拡幅を行ってほしい。

その他の施設整備ついて

箕面駅前広場は箕面市の玄関口であるため、身体障害者用トイレに、乳幼児や子供だけでなく大人の身体障害者が利用可能なベッドを設置してほしい。

ソフト面の方策ついて

身体的制約から公共交通機関の利用が困難な人への対応として、個別の輸送サービスであるSTS(スペシャル・トランスポート・サービス)を位置づけてほしい。

視覚障害者に対しては駅員が切符を購入してくれることが多いが、できれば自分自身で切符を購入したいため、駅員が券売機の利用法法を説明するようにしてほしい。

身体障害者の100km未満の鉄道利用についても割引の対象としてもらいたい。

国道171号との交差点では、近くの学校に通学する生徒が広がって歩き、自動車が右折できない状況となっているため、学校に対して生徒の通行マナーを指導するよう要請してほしい。

バリアフリー化はハード整備にかかわらず、情報提供としてマップを作成することなども重要である。

 

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よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:地域創造部交通政策室

電話番号:072-724-6746

ファックス番号:072-722-7655

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