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本市及び大阪大学は、大阪大学の教育研究の発展・学習環境の向上と、本市の活気あるまちづくりを実現するため、粟生間谷東地区にある大阪大学箕面キャンパスを、北大阪急行線延伸に伴い整備される「箕面船場阪大前駅」駅前へ移転することについて、平成28年4月に正式合意書を締結し、令和3年春の開校を目標に箕面キャンパスの移転が決定しました。
現キャンパスの移転後の事業用地については、本市で保有することとし、地域の活性化に資する商業施設や既存の建物をそのまま生かした教育機関の誘致、現在のグラウンド等を利用したスポーツ施設としての活用など、あらゆる可能性を想定しています。
令和4年12月18日に彩都の丘学園において、大阪大学箕面キャンパス跡地に近接する地域である粟生間谷・彩都地域を対象に市民説明会を開催し、箕面市から大阪大学箕面キャンパス跡地取得の経緯、公募内容、優先交渉事業者決定までの経緯を、優先交渉事業者のESR株式会社から箕面市への提案内容(土地利用としては、データセンター、インターナショナルスクール、農業公園)を説明しました。
当日は、箕面市から上島市長、柿谷副市長等が、優先交渉事業者のESR株式会社等から担当者が出席し、100名を超える方にご出席いただきました。
※下線部分については、後日、公表すると説明したものです。
データセンターの電気使用量について質問があり、受電で100MWを想定している旨を説明しました。
排熱エネルギーは年間でどのくらいか質問があり、後日、公表する旨を説明しました。
説明会後検討した結果、受電100MWのうち、サーバー以外での使用容量と、その中で空調機に係る容量、サーバー稼働率等を考慮し、排熱カロリーは年間200から300億kCal程度を想定しています。
ESR株式会社説明資料について、投影された2-2が配布されていないのはなぜかと質問があり、後日、資料を配付する旨を説明しました。また、資料については現状の予定であることは理解していただきたい旨を説明しました。
ESR株式会社説明資料について、投影した資料すべてを対象の自治会等を通じて配布しました。
優先交渉事業者決定までの経緯について、箕面市から説明してほしいとの質問があり、今回はプロポーザル方式にて公募し、1.価格評価、2.団体評価、3.提案内容評価をそれぞれ100点満点、合計300点で評価している旨、また、1.価格評価については、98億円で阪大跡地を取得しており98億円以上の提案であった旨、3.提案内容評価については、まちづくりを検討会議の中で検討会議構成員が評価した旨を説明しました。
次点交渉事業者の提案内容は開示されるのか質問があり、次点交渉事業者の提案内容は公表していない旨を説明しました。
各事業者の評価点および提案内容はホームページで公表されるのか質問があり、提案内容は企業のノウハウもあるので公表しない旨、評価点についてはホームページで公表する旨を説明しました。
下記の表に評価点を示します。
評価項目 | 配点 | 応募事業者 | ||||
ESR株式会社 |
東急不動産株式会社・ |
応募事業者A | 応募事業者B | 応募事業者C | ||
1. 提案価格 に関する評価点 |
100 | 92.6 | 62.6 | 50.0 | 52.2 | 52.0 |
2. 団体等 に関する評価点 |
100 | 78.2 | 83.7 | 85.0 | 85.3 | 71.8 |
3. 提案内容 |
100 | 69.2 | 85.6 | 73.4 | 69.6 | 69.4 |
合計評価点 1+2+3 |
300 | 240.0 | 231.9 | 208.4 | 207.1 | 193.2 |
提案内容の確実性も評価点に反映されるのか質問があり、検討会議の中の質疑応答で確認しながら評価している旨を説明しました。
すべての事業者が借地での提案だったのか質問があり、ESR株式会社が定期借地、ほか4事業者が買取の提案であった旨を説明しました。
30年後の貨幣価値をなぜ現在価値に直して評価しないのか質問があり、現在価値に割り戻す考え方もあるが、行政は入ってきたお金に対し運用していくものではないので、30年で入ってくる金額合計と売買金額を同じ考え方で評価している旨を説明しました。
粟生間谷地域は土地評価額が非常に落ちている。要望書でも要望してきたが、住みやすい地域になってほしい。箕面市とESR株式会社は検討を重ね、もっと良き提案にしてほしいとの意見があり、マンションの空室の件、公示地価をもっと上昇させなければいけない件、路線バスの充実の件、地域コミュニティの充実の件は把握している旨を説明しました。また、応募事業者5社すべてがデータセンターの提案であり、価格点においてESR株式会社の圧倒的有利があった旨、国際教育のレガシーを残すという熱い思い、またデータセンターについては、排熱利用ができるため、例えば温室にエネルギーを循環させることや、災害時の避難場所として非常用電源がデータセンターにあること、または備蓄倉庫を設置することなど、地域のためにプラスになるという部分に力を注ぎたい旨を説明しました。
モノレール川合駅(仮称)について、ぜひ設置をお願いしたいとの意見があり、川合山之口の区画整理を地元の準備組合で進めており、そこで一つの商業エリアが出来上がる予定であり、そのまちの属性に応じて乗降客数を見極めながら検討する旨を説明しました。
コミュニティをつくる視点が抜けていると意見があり、コミュニティについては、要望いただいているため、箕面市からもESR株式会社に対し求めていく旨を説明しました。
工事中の車両の安全対策について質問があり、基本的に北側からの動線を考えているが、南側からの動線も可能性があるため、今後施工業者を含め検討していく旨を説明しました。
敷地内の道路計画について質問があり、南北に道路を通すかについては、地域住民の方と十分検討しながら、慎重に決めていく旨を説明しました。
令和4年9月に、市は、大阪大学箕面キャンパス跡地活用事業にかかる優先交渉事業者等を決定しました。
公募要項等の配布
令和4年4月1日(金曜日)~令和4年4月19日(火曜日)午後5時まで
(ただし窓口時間外及び土日、祝日は除く)
市役所別館5階57番窓口 地域創造部 地域活性化室東部地域活性化グループ
よくあるご質問
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