更新日:2010年2月25日

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箕面市市制施行50周年記念事業箕面景観フォーラム

絵画に対する思いの発表を行ったみなさん

子どもから大人まで

私たちみんなで創るこれからの箕面

開催しました!

 

自分の書いた絵画についての思いを発表する子ども

2月25日(日曜日)、メイプルホールで箕面景観フォーラム「子どもから大人まで私たちみんなで創るこれからの箕面」を開催しました。

当日はタイトルのとおり、幅広い世代の方の参加があり、約80人が参加しました。昨年9月に開催した景観絵画コンクールに入賞された5名のみなさんの絵画から読み取れる箕面の景観を、暮らしの研究会メンバーの五藤さん、近藤さんの解説を交え、会場のみなさんと一緒に読み取り、描いたときに思ったことや、感じたことを 発表しながら、楽しく進行しました。

子どもの視点でのびのびと描かれた絵画に込められたメッセージには「大好きな箕面の自然を守って行きたい」「地域のみんなで力を合わせる事が大切」「リサイクルを推進して環境に負担を掛けない街」など、まちづくりを進めていく上で大切な内容が多く、これからの箕面を創っていく子どもたちからの力強い発表に、会場の大人のみなさんも感心しきりでした。

 

暮らしの景観研究会作成の景観マップの発表の様子

また、平成17年度からまちなみを創る生活者の立場から活動を続けてきた「暮らしの景観研究会」のみなさんが箕面の街中を実際にあるき、手作りで作成された「景観マップ」が披露されました。

制作活動を通じて発見した箕面の魅力や、マップを使ったまち歩きのポイントなどについてメンバーの西山さん、川端さんから詳しく解説していただきました。

今回は、「箕面・新稲」「萱野」「瀬川・半町」「船場西・船場東」の地区を取り上げ、4つのマップを作成されました。

私たちが普段何気なく眺めているまちなみも、いろいろな要素が組み合わさって成り立っていることがよく分かり、参加されたみなさんからも「まちあるきのイベントがあったら是非参加したい!」という声が多数寄せられました。

 

絵画から読み取れるメッセージについての講演の様子

そして、専門家の立場からは、近畿大学教授 久 隆浩さん、大阪市立大学助教授 嘉名 光市さんにも参加いただき、専門家からみた箕面のまちなみの特徴や、地域でとりくむまちづくりのポイントについて説明いただきました。

嘉名さんからは、絵画コンクールに出展された作品に共通することとして「山なみ」や「自然、動植物」が描かれている物が多く、このことは箕面のまちの特徴として、子どもたちにも根付いていることが読み取られ、大切に守っていくことの重要性についてお話いただきました。

また、「ツリーハウス」や「電線地中化」など、環境に配慮した技術として、建築分野で研究されていることが、子どもたちの絵の中にふんだんに採り入れられていることに驚いておられました。

絵画から伝わるメッセージを実現していくためにも、そこに暮らす人たちの活動や生活そのものが景観の一部であることを自覚し、身近な取り組みから始めることの大切さを説明されました。

 

これからの箕面の景観づくりに向けての講演の様子

最後に久さんから、これから私たちが箕面の景観づくりを進めるポイントやアイデアを、箕面市都市景観基本計画[改訂版](素案)を中心に紹介しました。

いまから16年前、平成3年に計画が出来てから、箕面の景観は大きく変わってきたことに伴い、今回改定する計画は、基本方針として平成3年に策定した(1)「山なみ景観を保全し、まちづくりに活かす」(2)「自然・文化・歴史のあふれる良好な住宅地を育成する」に加え、(3)「暮らしを支えるまちなみの魅力を高める」(4)「市民、事業者、行政による景観まちづくりを推進する」を追加し、より地域一体となって取り組みを進めて行くことを打ち出しています。

景観はその場所で積み重ねられた生活や文化、歴史が表れたもので、そうした成り立ちを見つめていくことで、まちへの愛着や誇りが生まれてきます。そして、大人や子ども、 市民や事業者、行政など、さまざまな人が立場を超えて話し合い、まちの将来像を共有していく事が大切です。

そして、それを実行していくことは決して難しい事ではなく、たとえば家の前の掃除や緑化、地域の清掃活動への参加等を積み重ねていくことで、コミュニティーが形成され、景観まちづくりが進んでいくものであることをお話いただきました。

プログラム 

はじめに・・・絵画コンクールと箕面の景観

  • 嘉名 光市さん(箕面市景観計画検討会議委員、大阪市立大学助教授)

「景観」についてのお話や、絵画コンクールの取り組みを通じて見えてくる箕面の景観についてお話いただきました。

子どもたちの絵画にみる箕面の景観

出演者

  • 絵画コンクール入賞者 小林 彩夏さん、井上 朋也さん、谷口 香津紀さん、永野 すみれさん、谷川 知沙さん
  • 暮らしの景観研究会 五藤 正紀さん近藤 尚夫さん、

絵画から読み取れる箕面の景観を、大人の視点で読み取って、感想を紹介しました。

そして、実際に絵画を描いた子どもたちに登場してもらい、描いたときに思ったことや、感じたことを話してもらいました。

すばらしい箕面の景観・・・まち歩きのすすめ

  • 暮らしの景観研究会 西山 泰雄さん、川端 常樹さん

研究会のメンバーが市内を回り、手作りで作成した景観マップをみなさんにご紹介しま した。

おわりに・・・これからの箕面の景観づくりに向けて

  • 久 隆浩さん(箕面市景観計画検討会議座長、絵画コンクール審査委員、近畿大学教授)

これから私たちが箕面の景観づくりを進めるポイントやアイデアを、箕面市都市景観基本計画[改訂版](素案)を中心に紹介しました。

 

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