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箕面市消防本部では、CAFS(キャフス)搭載の消防ポンプ自動車を導入しており、状況に応じて泡による消火活動を行います。
CAFS(キャフス)とは、Compressed Air Foam System の頭文字をとっており、圧縮空気泡消火装置という意味です。水と消火薬剤を高圧の空気で混ぜて泡を作る装置で、消防車の中に組み込まれています。
CAFS(キャフス)の泡は軽く、可燃物に密着し浸透します。そのため再び燃える可能性が低くなります。
また、圧縮した空気泡は水の消費を抑えます。少ない水量で効率よく消火するため、消火による損害が水のみの消火方法に比べ少なくなります。さらにホースの重さが軽いため、機動性が上がり消火活動の負担が低減されます。
CAFS(キャフス)で使用する泡の成分は人体に無害です。
成分としては、天然成分由来の界面活性剤を主成分としています。つまり石けんやシャンプーなどと同じです。
また、放水後の泡は時間とともに自然と消えていき、環境に優しいものとなっています。
火災現場で使用するためには、日頃から訓練を行う必要があるため、訓練でもCAFS(キャフス)を使用します。訓練後に、泡が消えていない場合がありますが人体へ害は無く農作物への影響も少ないため、消防の活動に対して、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。
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