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更新日:2017年11月24日
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本市において、高齢者の皆様が住み慣れた地域で、いきいきと安心して暮らすことができるよう、平成24年度(2012年度)から平成26年度(2014年度)における高齢者保健福祉施策及び介護保険事業の方向性と円滑な実施のための基本的事項を示した「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定しました。
平成22年度(2010年度)に、本市の高齢化率(65歳以上人口比)は20%を超え、5人に1人が65歳以上の高齢者という状況になりました。高齢化率20.4%という数字は、全国平均より2.5ポイント低いものの、本市でも着実に高齢化が進んでいると言えます。
社会全体の年齢構成が変化していく中で、高齢者施策をどう進めていくのか。国においては、持続可能な社会保障制度の再構築のため、「社会保障と税の一体改革」が検討されていますが、本市においては、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるように、保健・医療・福祉が有機的に連携して地域の高齢者を支えていく体制の構築が最重点課題と認識しています。
平成23年(2011年)には、このような体制として「地域包括ケアシステム」の構築をめざした介護保険法の改正が行われ、地域の実情に応じた取組みを進める段階を迎えており、本市においても、平成24年度(2012年度)から平成26年度(2014年度)までの3年間を計画期間とする、本計画の重点施策に位置づけています。
本計画策定のために実施しましたアンケート調査では、将来、施設やケア付き住宅などに入所したいというかたが約15%であるのに対し、子どもや親族と同居して、またはひとりで、自宅で生活したいと希望するかたは60%を超えています。その気持ちに応えていくためには、単に介護サービスを充実するだけでなく、在宅医療はもとより、介護予防の取組み、生活支援サービス、家族介護者への支援策など、高齢者をとりまく環境を総合的に底上げすることが必要です。一つひとつは、これまでも取り組んできた課題ではありますが、今後さらに工夫を重ね、地域の高齢者を支える保健・医療・福祉の連携体制の構築に取り組んでまいります。
今後とも、市民の皆様が地域で、互いに支え合いながら、いきいきと安心して暮らすことができるまちづくりを進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
最後に、本計画の策定にあたり多大なご尽力をいただきました「箕面市保健医療福祉総合審議会」及び同審議会「保健福祉計画部会」の各委員の皆様並びにアンケート、パブリックコメント及びヒアリングなどで貴重なご意見をお寄せいただきました市民・事業者・団体の皆様に心から感謝申し上げます。
平成24年(2012年)3月
箕面市長 倉田 哲郎
第1章 計画の概要
1.計画策定の趣旨と背景
2.計画の位置付け
3.計画の期間
4.計画の策定体制
5.計画や制度の周知
第2章 高齢者を取り巻く現状と課題
1.高齢化の動向
2.生活圏域の状況
3.高齢者等、家族介護者及び事業者の意識・実態
4.第4期計画の進捗状況
5.課題の整理
第3章 計画の基本的な考え方
1.計画の基本理念
2.計画の基本目標
3.計画の重点施策
4.計画の施策体系
第1章 施策・事業の展開
1.健康で生きがいのある暮らしの推進
2.地域におけるケア体制の充実
3.介護サービスの質の確保・向上と適正・円滑な運営
4.権利擁護の推進
5.安全・安心のまちづくりの推進
第2章 介護サービス量等の見込み
1.サービス利用者数及びサービス必要量の見込み
2.サービス費用額の見込み
3.介護保険施設等の整備
4.保険料の算定
第3章 計画の推進体制
1.計画の進行管理
2.庁内における連携体制の強化
3.関係機関・団体や民間事業者等との連携
1.地域保健及び地域福祉の施策について
2.箕面市保健医療福祉総合審議会
3.箕面市保健医療福祉総合審議会「保健福祉計画部会」
4.箕面市高齢者等介護総合条例
5.第5期介護保険事業計画における介護給付等対象サービス見込量報告書
6.第1号被保険者の保険料推計報告書
よくあるご質問
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