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更新日:2024年1月12日

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令和5年度市民説明会の実施結果

令和5年10月15日から21日のうちの6日間に、市内6カ所において、北急延伸と周辺まちづくりに関する市民説明会を開催し、合計37名のかたにご参加いただきました。

各会場の参加者数は以下のとおりです。

日時(実績)

場所

参加人数

10月15日日曜日 14時00分から15時20分

船場生涯学習センター

10人

10月17日火曜日 19時00分から20時00分

とどろみの森学園

1人

10月18日水曜日 19時00分から20時15分

中央生涯学習センター

5人

10月19日木曜日 19時00分から19時40分

東生涯学習センター

5人

10月20日金曜日 19時00分から20時55分

総合保健福祉センター分館

12人

10月21日土曜日 19時00分から19時30分

みのお市民活動センター

4人

 

当日配付資料

各会場での主な質問など

鉄道延伸工事の進捗状況や、周辺のまちづくりやバス路線の再編についての質問などをいただきました。各会場での主な質問などについては以下のとおりです。

船場生涯学習センター

北大阪急行線延伸事業について

  • 令和6年度に供用される箕面船場阪大前駅の北出入口の昇降施設について質問があり、エレベーターと上り下りのエスカレーターで地上部へつながるよう整備を進めている旨を説明しました。
  • 箕面ラッピングトレインの運行ダイヤを公表したほうが機運醸成の効果が高まるのではというご意見をいただき、車両の運行情報については、直前まで変わる可能性があることなどから北大阪急行電鉄株式会社が公表していない旨を説明しました。
  • 延伸線開業後の千里中央駅の分岐器の撤去について質問があり、北大阪急行電鉄株式会社に確認のうえ、後日箕面市ホームページで回答する旨を説明しました。

⇒【回答】千里中央駅の分岐器は通常運行には使用しないが、不測の事態に備えて千里中央駅にも分岐機能を残しておくため、分岐器の撤去はしないことを北大阪急行電鉄株式会社に確認しました。

  • 千里中央駅止まりの電車はなくなるのかという質問があり、千里中央駅で折り返しする予定はない旨を説明しました。

新駅周辺のまちづくりについて

  • 箕面船場阪大前駅から地上1階へのエスカレーターの設置場所について質問があり、地権者施設の新御堂筋南行き側道側に整備する計画となっていること、そこから駐輪場へ行く通路の確保についても地権者施設整備側と協議中である旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅付近のエレベーター使用時間について質問があり、ニューエリモビル内のエレベーターは終日使用可能であること、COM2号館内のエレベーターについては、電車の始発時刻30分前から終発時刻の30分後を予定していることを説明しました。
  • 船場のアプローチについて、バリアフリー等の観点からエントランスと駅前広場、歩行者デッキについて開業を待たずに供用を開始してほしいとのご意見をいただき、エントランスは12月に竣工するが、駅前広場は2月末頃まで工事予定であること、また歩行者デッキも公園側のエレベーターが工事中のため、周辺の工事状況も踏まえて歩行者の安全が確保できた時点で、できるだけ早くオープンできるよう調整する旨を説明しました。
  • 船場のまちづくりの今後の方向性について質問があり、商業のまちから人が集うまちへ転換していく予定である旨を説明しました。
  • 船場に住宅を増やす場合の平米数や附置義務駐車場の基準の緩和について質問があり、付置義務駐車場については、外縁部に整備する箕面船場第二駐車場を附置義務駐車場にできるようにすることや、敷地に対する台数緩和等の緩和措置を検討している旨を説明しました。
  • 船場地区に多数のマンションが建つことによる萱野東小学校の増築計画があるかという質問があり、マンション建築情報が入れば教育委員会とも共有し、市として人口推計を立てているため、今後の動向も見ながら随時検討していく旨を説明しました。
  • 今後人が増加する10年先、高齢化が進む30年先などどういうまちづくりをしていくのか考えなければならないというご意見をいただき、市としても同様の考えである旨を回答しました。
  • 箕面市立文化芸能劇場南側の路上駐車をなんとかできないかというご意見をいただき、箕面市発注の工事業者については駐車することのないよう再度徹底すること、また、当該道路は最終的には新船場太平ビルからの出入り以外の車は通行ができないように仕上げる予定である旨を説明しました。さらに、違法駐車としての取り締まりについては、現状を確認のうえ、警察と情報共有する旨を回答しました。
  • 箕面市立文化芸能劇場南側道路でのスケートボードを船場広場(メインデッキ)同様に禁止できないかというご意見をいただき、船場広場(メインデッキ)ではすぐに警察へ通報する運用をしていること、周辺道路での対策については検討する旨を説明しました。
  • COM2号館とキコーナ跡地に面している道路の交通量の増加に対する対応をしてほしいというご意見をいただき、地権者施設の建築協議において担当部局が交通量や滞留スペースも考慮しているため問題ないと思うが、今後の状況を注視し、必要に応じて対応していく旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大ヘルスケア総合センター(仮称)の施設概要や工事の開始時期について質問があり、大阪大学・大阪船場繊維卸商団地協同組合・市の3者で覚書を結んでおり、令和5年度中に基本計画の策定予定である旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅周辺にある多数の施設の一体を総称する名前をつけてはどうかというご意見をいただきました。
  • 新駅開業によって新たにできる店舗等について質問があり、萱野地区の駅ビルと高架下店舗については東急不動産が募集・選定中であること、船場地区については地権者施設内の2階レベルに面して数店舗できるときいているが、民間施設のため店舗の決定は民間で実施される旨を説明しました。
  • キューズモールの映画館側の駐車場からの出入りについて、都市計画道路萱野東西線、芝如意谷線が開通すると萱野東西線は左折のみの出庫になるのかという質問をいただき、芝如意谷線が171号まで繋がることも踏まえて、道路の混雑状況等をみたうえでキューズモールとして左折出庫とする運用になる可能性がある旨を説明しました。
  • 箕面萱野駅の仮設駐輪場について、第一駐輪場の整備後もあったほうが便利ではないかというご意見をいだだきました。

バス路線の再編について

  • 路線バス再編後のルートやアクセス、ダイヤについて質問があり、細かいルートやダイヤについては阪急バス株式会社にて検討中のため、年が明けてからの情報公開予定である旨を説明しました。

その他

  • 萱野東西線、芝如意谷線の開通日について質問があり、現在は萱野東西線と芝如意谷線との接続部分から国道171号までの工事を進めており、鉄道の開業にあわせて供用開始予定であること、また、芝如意谷線の北側部分の着手時期については未定である旨を説明しました。
  • 船場地区の防災ステーションの移設について設置場所が決まらないというご意見があり、担当部局にいただいたご意見を伝える旨を回答しました。
  • 今回の説明会の資料は市ホームページに掲載されるのかという質問があり、掲載する予定である旨を回答しました。

とどろみの森学園

北大阪急行線延伸事業について

  • 箕面船場阪大前駅構内のデザインについて質問があり、北大阪急行電鉄株式会社の設計・施工であり、壁面の赤いラインは北急カラーを意識していること、天井や壁は折り重なるような繊維をモチーフにデザインされている旨を説明しました。
  • 運賃が江坂駅を超えると高くなることについてご意見をいただき、新駅を利用しない場合の運賃の変更はないこと、また、御堂筋線と北大阪急行線が江坂駅を境に相互乗り入れしているため、北大阪急行線から江坂駅を越えて御堂筋線に乗り継ぐ場合は、御堂筋線の初乗り料金が必要となる旨を説明しました。
  • 事業費に関してボートレース収益が増加した理由について質問があり、収益が想定より好調だったと考えられる旨を回答しました。
  • 「北急延伸」よりも御堂筋線から箕面まで繋がるイメージで打ち出したほうがいいのではというご意見をいただき、延伸事業を広報する際は、新駅と御堂筋線が直結することが分かるよう、延伸後の路線図を掲載したり、「大阪市内からダイレクトアクセス」と記載することで、大阪市内と箕面が繋がることを分かりやすくするなどの工夫をしている旨を説明しました。
  • 「来賓を招いた式典」は市民に対する機運醸成にはならないと思うとのご意見をいただき、開業記念式典は、報道公開することで、延伸線のPRも兼ねている旨を説明しました。市民向けのイベントとしては、子ども見学会などを実施してきており、今後は開業日とその翌日で開業祝賀イベントを行い、市民とともに開業を祝い、楽しんでもらうとともに、箕面の特産品などブース出店してもらうことで、市外の人にも鉄道延伸によってさらに高まる箕面の魅力を知ってもらえるよう企図している旨を説明しました。

新駅周辺のまちづくりについて

  • 箕面船場阪大前駅への電動キックボード等の配置について質問があり、箕面市内での導入計画はない旨を説明しました。
  • 新市立病院の開業時期について質問があり、現在予定地の整備工事を行っており、令和9年頃オープンの予定である旨を説明しました。

バス路線の再編、オレンジゆずるバスについて

  • 通学費用の最大50%補助の条件について質問があり、6か月定期券などを算定基礎額として50%を補助すること、1か月や3か月だと定期券代が割高になるため、その分補助率が下がる旨を説明しました。
  • 森町から萱野方面へ行くにあたり白島バス停が廃止になるのかと質問があり、阪急バス株式会社より白島バス停は残ると聞いていると回答しました。また、箕面萱野駅の西側にバス乗車場を設けること、箕面萱野駅から森町へ行くときは交通広場からバスが出発することを説明しました。
  • 萱野東西線が開通後の白島バス停に停車するバスの便数について質問があり、バス路線再編後は路線によって便数の増減がある旨を説明しました。また、再編の大枠としては、いままで千里中央を起終点にバス路線網ができていたものを、箕面萱野駅を中心に組み直すものである旨を説明しました。
  • 森町から千里中央へ行くバス路線は廃止かという質問があり、鉄道と並行する箕面萱野駅から千里中央の区間は廃止する旨を説明しました。
  • 森町から伊丹空港や万博記念公園へ行く際の乗り換えについて質問があり、開業後は箕面萱野駅でバスから鉄道へ乗り換える必要があるため、現在より乗り換えが1回増える旨を説明しました。
  • オレンジゆずるバスの森町への運行について質問があり、オレンジゆずるバスは路線バス網を補完する目的でルートを設定しており、森町へは路線バスが頻回に走っているため、オレンジゆずるバスを走らせる予定はない旨を説明しました。また、オレンジゆずるバスと阪急バスの乗り継ぎ割引を実施しており、オレンジゆずるバスの1日乗車券を阪急バスの箕面森町線の降車時に提示すると、50%割引で乗ることができること、バス路線再編後は割引率を100%に引き上げるため、路線バスとオレンジゆずるバスを乗り継ぐことで市内どこでも行きやすくなる旨を説明しました。
  • オレンジゆずるバスの1日乗車券について質問があり、460円で販売しており、オレンジゆずるバスの全てのルートに何回でも乗ることができる旨を説明しました。
  • オレンジゆずるバスの収支率50%とはどういうことかと質問があり、運行にかかる経費に対する利用者負担(運賃)の割合であり、収支率が低いとニーズが少ないとみて路線見直しの対象とする旨を説明しました。
  • オレンジゆずるバスのサポーター店について質問があり、オレンジゆずるバスの1日乗車券や乗車証明でサービスが受けられる店であり、現在40店ほどの登録がある旨を説明しました。

  ⇒令和6年1月時点で登録店舗は約100店に増加しています。

その他

  • 市民説明会について広報紙での告知では参加者が少ないのではないかとのご意見をいただき、今後イベント告知などは、もみじだよりの他、様々な媒体でPRしていく旨を説明しました。

中央生涯学習センター

北大阪急行線延伸事業について

  • 競艇事業収益金を北大阪急行線延伸事業に繰り入れていることの一般会計への影響について質問があり、総事業費874億円のうち箕面市が負担する282億円は北急貯金と競艇収益金のみで賄うという財源充当ルールを財政運営基本条例に制定し、現在は市債償還費用も含めて、箕面市が負担する事業費の財源は今年度には全額確保できることとなっており、事業化した当初、市債の金利分も含めて、財政シミュレーションをしており、事業施行期間から償還期間まで通して経常収支比率が100%を割ることはない結果となっている旨を説明しました。
  • 北大阪急行線延伸線ができたことによる箕面駅や牧落駅、北千里駅の乗降客数の減少予測について質問があり、既存駅を利用している乗降客のうち新駅が最寄りの方の一定数は新駅利用となると思われる旨を説明しました。
  • 箕面萱野駅ホームには風防がないが雨の日はどうするのかという質問があり、一部壁がないため強い風は吹き込むこともあるかもしれないが、屋根があるため、強風が吹かない限り雨に濡れることはない旨を説明しました。
  • 開業機運醸成について市内だけでなく近隣市へのPRを手厚くしてはどうかというご意見があり、現在、千里中央駅からなかもず駅間で「箕面ラッピングトレイン」を運行しており、全車両の車内に箕面の観光や定住促進などの広告を展開して近隣市へのPRを行っている旨を説明しました。また、開業日から2日間に渡って開業祝賀イベントを行い、市民に楽しんでもらうことは勿論、市外の方にも来ていただき箕面の良さをPRしていきたいと考えている旨を説明しました。
  • 各私鉄、京阪線や阪神線、南海線等での広告展開を行ってはどうかとご意見をいただき、広告料や予算を踏まえ、PR活動を行っているが、貴重なご意見として承ると回答しました。

新駅周辺のまちづくりについて

  • 新駅周辺のバス停やタクシー乗り場、身障者用乗降場の屋根設置について質問があり、箕面萱野駅に関しては、北側及び南側交通広場内のバス乗降場には屋根を設置し、仮設身障者等乗降場は高架橋桁下に位置するため雨には濡れないようになっており、1年後にできる南側交通広場の身障者等乗降場は屋根が設置される旨を説明しました。箕面船場阪大前駅のバス乗降場は国道423号の歩行者デッキの下に位置するため雨には濡れないこと、またその他のキスアンドライドやタクシー乗り場については屋根を設置する計画は無い旨を説明しました。
  • 新駅周辺の駐車場について、現在も道路渋滞や駐車場が足りない状況があるため計画当初の台数では不足するのではないかという質問があり、船場地区は現在オープンしている市営駐車場に加えて第二駐車場が400台規模で今秋オープン予定であり、萱野地区は交通結節点検討会の中で既存の駐車場1800台で新駅開業後のパークアンドライドを含めた需要を賄えることを確認した上で事業を進めている旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅の歩行者デッキは自転車や車椅子、足の不自由な高齢者は利用できるのかという質問があり、西側公園内にエレベーターを設置する工事を進めており、車いすやベビーカーがエレベーターでデッキに上がり、駅に行くといった構造で計画、工事を進めている旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅の歩行者デッキには風防がないが雨の日はどうするのかという質問があり、歩行者デッキは両サイドに2.5mのパネルが設置されているため国道に吹く風については一定抑えることができ、東西方向に2メートル幅の屋根を設置しているので一定の雨よけができる旨を説明しました。
  • 新駅周辺のまちづくりに関する事業費の金額及び財源について質問があり、船場地区はこれまでに作った施設、土地購入等を含めて約234億円、萱野地区は約20億円で、財源は国の補助金、交付金を活用し、事業費から国費を除いた残額については一般会計及び市債で負担していること、また、総事業費のうち、市が支払いをしているのは、船場地区で約170億円、萱野地区は約10億円である旨を説明しました。
  • 市債発行部分の利息計算は含まれているのかという質問があり、市債に対する利息は含まれていない旨を説明しました。

バス路線の再編について

  • 乗車券セットの販売期間等について質問があり、乗車券セットは1万セット限定で販売し、販売期間は半年程度を見込み、使用期間は北大阪急行延伸線開業後から翌年3月31日までを予定している旨を説明しました。
  • 乗車券セットの江坂駅以降の利用について質問があり、今回発行する乗車券セットの北大阪急行電鉄1日乗車券は箕面萱野駅~江坂駅間が乗り放題となり、江坂駅より先は別途通常運賃がかかる旨を説明しました。
  • 定期券割引の増加する費用の最大50%補助の基準について質問があり、算定は鉄道開業前後の運賃を比較し、増加分に対して補助すること、また定期券は期間で値段が変わるが、効率的な形で購入した場合の金額で補助をするため、6ヶ月定期等を購入した場合の金額で算定する旨を説明しました。
  • 学生定期補助等にかかる市の予算について質問があり、乗車券セットの割引額には市、阪急バス、北大阪急行電鉄でそれぞれの負担分があり、市予算としては100万円程度であること、学生定期補助の市予算については1400万程度を見込んでいる旨を説明しました。
  • 定期購入時に混乱がないように説明や周知をしてほしいとのご意見があり、購入時の割引ではなく、購入後に申請を行ったものに対して市が補助を行う旨を説明するとともに、ホームページを含めてわかりやすい周知に努めると回答しました。

その他

  • 障害者団体が船場広場でイベントを行う場合のスペースや使用料の減免について質問をいただき、2階のメインデッキと今後できる駅前広場を含めた一帯の船場広場が貸床として使用可能であり、指定管理者が作成し市のホームページに「箕面市立船場広場 利用手引き」が公開されている旨、また、当該利用手引きにおいて、「障害者基本法第二条第一号に規定される障害者またはこれに準ずると市の機関が認めるものが公益を目的として利用する場合の減免率が10割」とされている旨を説明しました。収益事業の場合は障害者団体であっても減免がないというのが市の考え方であるが、障害者団体の今後の活動を考えた場合の判断について、関係各部と調整をして回答する旨を説明しました。

⇒【回答】みどりまちづくり部公園緑地室において、広場利用の手続きの際に、案件ごとに利用団体やそのイベント内容を確認し、公益を目的としたものかどうかを判断することになると確認しました。

  • 資料について、カラーでないとわかりにくい部分はカラー印刷にしてほしいとのご意見がありました。

東生涯学習センター

北大阪急行線延伸事業について

  • 昔は採算ベースでは乗降客数が5万人以上と言っていたが運行開始後の採算ベースでがそれぞれ負担する施設関係費などはどうなっているのかという質問があり、市が整備した箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅区間のコンクリート構造物については一部を除き市が維持管理を行う。また、運行については北大阪急行電鉄が行い、営業リスクは全て北大阪急行電鉄が負う旨を説明しました。
  • 乗降客数4万5000人は実際より多く見せた数字ではないかという質問があり、需要予測は鉄道事業者による算出であり、需要予測は現在も変更ない旨を説明しました。

新駅周辺のまちづくりについて

  • 市立病院が移転することに伴い医療保健センターはどうなるのかという質問があり、船場地区においては、箕面船場阪大ヘルスケア総合センター(仮称)を設置し、大阪大学と連携して、高齢者をはじめとする来場者への身体機能や認知機能、メンタル面などの健康見守りサービスを提供する健康チェック村のようなものを整備する計画であり、その中に医療保健センターもあることで連携したより総合的なサービス提供を行うことを検討しており、確定はしていないが医療保健センターは船場東3丁目への移転を検討している旨を説明しました。

バス路線の再編について

  • 電車を使わずオレンジゆずるバスのみで箕面船場阪大前駅行きへ行けるのかという質問があり、東生涯学習センターからは開業後も船場行きのルートがあること、間谷地区からもオレンジゆずるバスのみで箕面船場阪大前駅まで行くことができる旨を説明しました。
  • 路線バスの再編について、社会実験路線の評価基準を常時達成することは難しく、今後削減されていくと生活は不便になるのではないかという質問があり、路線バスの再編における評価基準は、運行する阪急バスの収支のバランスがとれる人数をベースに設定しており、1日あたりの平均乗降客数であること、ルート再編により一定数の利用も考えられる旨を説明しました。また、府内でもバスの経営状況は非常に厳しいため、市としても利用促進を図っていくが日頃からバスをご利用をいただきたいということをお伝えしました。

総合保健福祉センター分館

北大阪急行線延伸事業について

  • 国道423号の東側壁面の植栽の現状復旧と予算について質問があり、本線東側は鉄道躯体として換気塔や擁壁となるが、植栽などの設えについては詳細図面がないため後日回答することとしました。また、復旧にかかる費用は延伸事業費874億円の範囲内である旨を説明しました。

⇒【回答】本線東側の路肩部は道路管理者との協議により、道路管理者の維持管理の観点から植栽は復旧せず、アスファルト仕上げとする設えに決定しました。

  • 箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅それぞれの現時点の乗降予測について質問があり、需要予測については鉄道事業者が分析しており、箕面萱野駅は1日2万8000人、箕面船場阪大前駅は1日1万7000人の合わせて1日4万5000人と需要予測をしている旨を説明しました。
  • シールドトンネルや延伸線の構造物、駅舎、車両、桃山台車庫の維持管理体制と箕面市が建設する施設、エスカレーターやエレベーターの維持管理について質問があり、以下の内容で説明しました。

・千里中央駅から箕面船場阪大前駅間のシールドトンネルは北大阪急行電鉄が整備しており北大阪急行電鉄が所有、管理する。

・箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅間の開削トンネルや高架橋については市で道路施設整備しており市が所有、管理する。

・箕面船場阪大前駅から箕面萱野駅間の高架橋上の軌道等については軌道施設として北大阪急行電鉄が所有、管理する。

・箕面萱野駅の骨格は道路施設のインフラとして、開業後も市が道路施設として管理していく。

・維持管理の方法や日常的な点検や検査の詳細は市と北大阪急行電鉄で協定を締結する予定。

・車両については、当初は市で購入予定であったが、効率的な管理形態等を総合的に検討し、北大阪急行電鉄が車両を所有し維持管理を行うこととなった。

・桃山台車庫については、延伸事業により車両が必要となったため増設車両を置くスペースを整備しているが、延伸事業に付随する保管場所となるため、費用は延伸事業費874億円から支出している。これは箕面市が費用を負担しているというものではなく財源スキームは資料のとおり。

・駅部の付随施設について、箕面萱野駅のエレベーター、エスカレーターは北大阪急行電鉄が維持管理することとなっている。

・周辺まちづくりで作っているエントランスや歩行者デッキのエレベーター、エスカレーターについては設置している場所によって市の異なる部署が維持管理している。維持管理の手法については、各公共施設にあるエレベーターの一括管理委託も実施しているため、それも視野にいれている。

  • 延伸事業費874億円で整備している千里中央駅から箕面萱野駅までの区間は全責任を箕面市が負う協定ではないのかと質問があり、北大阪急行電鉄の施設として整備したものに対して市が整備費を補助をしているものについては、施設の所有者は北大阪急行電鉄であり、所有者が責任を持って維持管理することとなるため、市が負担することはないこと、また、このスキームについては北大阪急行線延伸の基本合意をした平成23年当初から何も変わっていない旨を説明しました。
  • 車両費について質問があり、当初は全体事業費874億円のうち63億円を車両費として調達予定だったが、北大阪急行電鉄が車両を購入、所有する形に変更したため、消費税相当分が不要となっている旨を説明しました。
  • 車両費は50億円で市が25億円、国の補助金が25億円だったのではないかと質問があり、当初は車両費50億円であったが、金属価格等物価高騰に伴い全体事業費を見直し、車両費を63億円に変更した旨、その後車両の所有者変更を行ったことで消費税相当分が不要となっている旨を説明しました。
  • 車両費に対する国の補助がなくなったのかという質問があり、全体事業費のうち鉄道事業者負担分の110億円を除き、大阪府負担分100億円と箕面市負担分を合わせた地方負担分と同額を国が負担するというスキームに変更はない旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅北側に北出入口とCOM2号館内の2つの出入口が設けられている理由と費用について質問があり、開業時はCOM2号館の階段のみが駅出入口として供用開始となるが、令和9年度移転予定の箕面市立病院へのバリアフリーの動線となる出入口を、新船場北橋東詰交差点の北東部に令和6年度に設けることを説明しました。費用については延伸事業費874億円から支出する旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅の駅北出入口の位置ついて質問があり、令和6年度に新たにできる駅北出入口が駅の一番北側の端に位置する旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅の北出入口について、COM2号館の階段を使用するのではなく最初からバリアフリーの出入口を建設した方が良かったのではないかというご意見があり、北出入口工事工程等の様々な都合で令和6年度の竣工となる旨を説明しました。

新駅周辺のまちづくりについて

  • 箕面船場阪大前駅のエントランス屋根は強風時に駅構内に雨風が吹き込むのではないかとの質問があり、屋根が折り重なるような形で地下空間まで日差しが届き、風が通るといった設計でデザインしているが、この屋根の重なりについては雨風等様々なことを考慮して設計しているため、余程のことがない限り地下空間まで雨は吹き込まない旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大前駅に階段やエスカレーターで降りていく場合の床面からの落下物対策について質問があり、メッシュフェンスのような手すりを採用しており、手すり下部からの落下については基準どおりの高さの立ち上げを設けることによって落下を防止するような措置を取っている旨を説明しました。
  • 文化芸能劇場に車でくると階段で2階へあがることが難しいため改善してほしいとのご意見があり、複合公共施設の地下に駐車場があり、文化芸能劇場側と図書館側の両方にエレベーターがあること、今後は新御堂筋側に車両乗降場もできるが地上からの動線についても2階デッキの真下にあたる1階の駐輪場スペース部分から施設内エレベーターが利用できる旨を説明しました。また、現在は工事により通行できず不便をおかけしているが、エントランス完成後は北からも南からも寄りつきできるようになる旨を説明しました。
  • 施設所在地や駐車場の入り口等サインの整備を行ってほしいというご意見があり、開業後の動線については検討中であるが、できるだけわかりやすく案内できるよう、現地だけでなくホームページ等も含めて検討すると回答しました。
  • 新船場北橋や新船場南橋の歩道部分のインフラ整備について質問があり、歩行者の対策については、新船場北橋は新たに横断防止柵が設置されたことや、今回歩行者デッキを整備することで、地上の信号のある交差点ではなく、新御堂筋の上空を通行することができるようになるので、併せて活用いただきたい旨を説明しました。
  • 船場のまちはすり足の高齢者には歩きづらく、勾配があるスロープや街路樹、手すりについて配慮が欲しいとのご意見があり、以下のとおり説明しました。

・船場エリアは物流の町として整備されてから長い年月が経っており、新駅開業に伴って今後のまちづくりに関する中長期的な構想を大阪船場繊維卸商団地協同組合が検討している。

・市としても船場エリアの歩行について、歩行者デッキや複合公共施設前の2階デッキで地上と分離し、歩行者が2階、車が1階を通行することで安全を確保しようと進めている。

・植栽については色々なご意見があるが、市では道路側ではなく民地側での緑化といった取組を行っているところもあり、今後、歩行者にも、景観にも良いまちが出来ていくよう同組合とともに取り組んでいきたい。

  • まちづくりには市民参画が必要というご意見があり、複合公共施設を整備するうえでは多くの方からアンケートを取ったり、市民参加の審議会を経て取り組んでおり、今後も市民の皆さんから様々な意見をいただく必要があると感じていると回答しました
  • 障害のあるかたや高齢者、外国人、市外の方も含めて交流できる環境を作っていく必要があるとのご意見をいただき、例えば市、大阪大学、地元の方々が一体となり開催しているアートフェス等のイベントも多くあるため、開業後はさらに多くにぎわいがもたらされると考えており、それらも含めて、引き続き産学官民の連携を取っていきたいと回答しました。
  • 新船場西公園のスロープ設置工事が側溝のようで作りが雑ではないかとのご意見があり、現在はスロープの整備途中の段階であり、最終的には壁の外が土に埋まり、スロープの中はコンクリートで仕上げる形で考えている旨を説明しました。
  • 歩行者デッキ整備により公園が台無しになるなど市民の声を聞いていないというご意見があり、歩行者デッキについては、これまで多くの説明の場を設け、近隣の自治会にも複数回説明を行い、例えばデッキの配置や、近隣住民のプライバシー対策、スロープの形状、車椅子が直角に曲がれない等、可能な限り市民の意見を反映し、重ねて説明をしてきた旨を回答しました。
  • 新船場北橋と新船場南橋の改修が検討されていないというご意見があり、柵の設置をしているが、車の寄りつきや渋滞対策も含めて、既に大阪府と協議を進めているところであり、今後も改善に向けて検討を進めていく旨を説明しました。
  • 新船場西公園について緑豊かな静かな公園の状態に戻してもらえるのかという質問があり、桜があった場所に歩行者デッキの階段等を設置をしていることから、可能な限りその付近に新たに桜を植栽する計画を地元の方々や公園管理者と進めていること、また公園への影響を最小限に抑えるためにできる限り公園を踏み荒らさないような工事を計画して進めている旨を説明しました。公園への寄りつきについては、公園南部の東西道路は歩行者が歩きやすいように、また、車が速度を落とすような複合的な対策を含めて検討を進め、現在警察と道路管理者等の協議が整った状況である旨を説明しました。
  • 歩行者デッキが車で駅へ向かう人の送迎場所となるのではないか、ガードマン等を配置するのかとの質問があり、歩行者デッキにガードマンを配置するという計画はないが、駅への寄りつきについては新御堂筋の東側側道と駅前広場の前にキスアンドライドを設けており、駅近くで乗降すると予測している旨を説明しました。
  • エリモビル前も車の送迎の場所になるのでははないかというご意見があり、鉄道開業後に問題が発生した場合は警察と連携しながら対策等を講じる旨を説明しました。
  • 箕面船場阪大ヘルスケア総合センター(仮称)の進捗について質問があり、全体構想を決定していく基本計画を今年度策定して進めている状況で、内容については、健康見守りサービスと医療保健センター、民間の居住空間等も含めて検討し、予防医学の観点で箕面市全体の健康寿命を延ばしていく取組をイメージしており、完成を令和7年度としている旨を説明しました。
  • 新船場北橋のバス停は移動するのかという質問があり、南エントランスのデッキの下あたりに移動する旨を説明しました。
  • 新船場北橋のバス停は歩道の横にできるのかという質問があり、道路管理者等と協議中ではあるが、基本的には歩道の切り欠き等はなく、歩道に面してバス停ができる旨を説明しました。
  • 新船場南橋のバス停の移設について質問があり、移設はない旨を説明しました。
  • 萱野方面の新船場北橋のバス停の移設について質問があり、北西角にあるバス停とは別で、北向きについてもデッキ周辺にも新たに設置する方向で阪急バスが検討している旨を説明しました。
  • 新しくできる予定のバス停の名称について質問があり、阪急バスで検討中である旨を説明しました。

バス路線の再編について

  • きたきた通信No.24に掲載されているバス路線再編の路線図が見にくいとのご意見がありました。
  • 再編路線について市民の声を聞くスタンスを持っていないとのご意見があり、路線バスの再編検討にあたっては、平成28年度に実施したバス利用者及び市民へのアンケート結果を踏まえた再編案を作成したうえで市民も参加する路線バスの分科会で検討しており、さらにその再編案について、令和3年度、令和4年度にそれぞれパブリックコメントを1回(計2回)を実施した上で決定している旨を説明しました。また、社会実験路線についても近隣住民の強い意向、意見を踏まえて設定しているため、一定市民の意見を反映した計画になっていると考えており、オレンジゆずるバスについても同様に市民の意見を聞いて再編計画、ルート案を作成している旨を説明しました。

その他

  • 船場の複合公共施設は学生の勉強スペースやリラックスできるスペースがなく、管理者側の目線で作られている印象があるとのご意見をいただき、令和3年にオープンしてから指定管理者を中心に利用者アンケートも実施しながら、定期的に管理会議を開催し、課題等を解決しているという状況であり、学生が勉強をするスペースやリラックスできるスペースについては、いただいた意見を踏まえて指定管理者と改善に向けた取組を進めていく旨を説明しました。

みのお市民活動センター

北大阪急行線延伸事業について

  • 箕面萱野駅までの電車の運行間隔について質問があり、北急電鉄株式会社においてOsaka Metroとダイヤを調整中のため決定次第公表するが、現在千里中央駅まで来ている電車は全て箕面萱野駅まで運行予定であるため、運転間隔は同様となる見込みである旨を説明しました。

 

 

よくあるご質問

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お問い合わせ

所属課室:地域創造部北急まちづくり推進室 

箕面市西小路4-6-1

電話番号:072-724-6744

ファックス番号:072-722-7655

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