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「第2次箕面市中心市街地活性化基本計画」の計画期間満了(平成27年度から令和6年度まで)に伴い、「第3次箕面市中心市街地活性化基本計画」を令和7年3月に策定しました。
本計画は、第2次基本計画の取組成果を検証するとともに、社会情勢の変化等を考慮した修正を加え、さらなる中心市街地の活性化を図るため、基本的な方針、目標を定め、今後推進すべき施策を整理し、体系化したものです。
また、商業等の活性化における総合的なマネジメント団体であるTMOについても、推進目標期間内の活動内容について検証し、今後の役割や方向性を整理し、第3次基本計画を策定しました。
【箕面地区】
【桜井地区】
計28町丁目
西の玄関口として、みどりや文化が薫る住宅都市としてのブランドを高める中心市街地
第3次中心市街地活性化基本計画(概要版)(PDF:934KB)
第3次中心市街地活性化基本計画(本編)(PDF:8,868KB)
参考:箕面市中心市街地活性化基本計画(第1次)(PDF:2,883KB)
参考:第2次箕面市中心市街地活性化基本計画(PDF:14,159KB)
近年、日本の中心市街地を取り巻く社会情勢を見ると、人口減少・超高齢社会や、都市機能の無秩序な拡散に伴う中心市街地の空洞化、既成市街地における商業施設等の老朽化が急速に進行している。
こうした状況に対して、各地の商店街等を中心に、地域活性化に向けた様々な取組が実施されているものの、目覚ましい成果を挙げている事例は少なく、商業的な観点からのアプローチにとどまらず、社会構造の変化に対応するための多面的な取組が求められている。
このような状況の中、本市においては、平成16年12月に「箕面市中心市街地活性化基本計画」、平成27年3月に「第2次箕面市中心市街地活性化基本計画」をそれぞれ策定し、箕面地区、桜井地区を中心とした活 性化に向けた基本的な方針や目標を定め、推進すべき施策を体系化したうえでハード・ソフト両面での事業を推進してきた。
第1次基本計画では、本市の中心市街地としてのイメージを牽引してきた箕面地区において、 昭和54年に再開発ビルとして建築されたみのおサンプラザの施設再配置や、箕面駅周辺地区再整備等のハード事業を実施した。また、ソフト事業としては、タウンマネジメント団体であるTMOが中心となり、地元商業者やNPOと協力し、中心市街地活性化のための各種イベント等を積極的に展開することで、都市機能の空洞化や商業衰退に対して一定の成果を挙げ、事業が定着化するように継続した展開につなげている。
第2次基本計画では、桜井地区において、平成26年5月に策定された「桜井駅周辺地区再整備計画」に基づき、桜井駅前広場の整備等が進められるとともに、箕面地区と同様に、TMOが地元商業者等と連携した、地域の暮らしをテーマにした定期マーケットを立ち上げるなど、各地区の魅力を高める取組が進められてきており、こうした取組の積み重ねを活かして、相乗効果を生みながら活性化に向けた取組を進めていくことが重要である。 また、この間、新型コロナウイルス感染拡大によるテレワークの定着など、ライフスタイルの あり方の多様化、eコマースなどの消費行動の変化、ウォーカブルなまちづくりや駅中心のまちづくりにより、中心市街地や駅周辺のあり方や需要などが大きく変わりつつあるといえる。
市全域を見ると、令和6年3月に北大阪急行線が延伸され、鉄道による大阪都心とのダイレク トアクセスを実現し、本市の魅力がさらに向上する一方で、都市構造の変化が中心市街地にもイ ンパクトを与えることが想定される。
こうした中心市街地を取り巻く新たな課題や社会情勢の変化に対応するため、第3次箕面市中心市街地活性化基本計画)を策定する。
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