更新日:2022年12月1日

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箕面市消防団

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はじめに

“消防団”って何?・・・・

火事が起こったとき、川が氾濫したとき、崖がくずれそうになったとき・・・・。私たちの先頭に立って“まち”を守ってくれる人々がいます。それが“消防団”です。消防団の団員のほとんどは、会社員だったり、事業を営んでいたり、ふだんはそれぞれ職業を持ちながら、いざ火災や災害がおきたときは、「自分たちのまちは自分たちで守る」という使命感に燃え、防火防災活動に従事します。その姿は、一般の人々の共感と協力を生み出し、火災や災害が発生したときに大いに役立っています。

消防団は江戸時代にできた町火消しから生まれた歴史ある組織で、八代将軍吉宗の時代、江戸南町奉行の大岡越前守が作ったと言われています。「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたように、この時代は火事が非常に多かったようです。そこで、自分たちのまちや家を自分たちで守ろうと火事を消すためにできた町人の組織、これが今の消防団の原形です。

「消防」というと、消防署を思い浮かべる人が多いと思いますが、消防署にいる消防職員と力を合わせ、市民の安全を守るために大事な役割を果たしている消防団が全国的に組織されています。全国で約84万3千人(平成30年4月1日現在)の人が消防団員として活躍し、その中には女性の消防団員も約2万6千人が含まれています。大阪府内でも、ほとんどの市町村で消防団が組織され、特に大規模災害では地域に密着した地道な活動を展開しており、これからもいざというときのためになくてはならない存在です。

消防団の人たちは、“自分たちのまちは自分たちで守る”という郷土愛に燃えた若い力を待っています。

1.箕面市消防団の沿革

江戸時代には、代官の支配に属し、雲竜水(消火用手押しポンプ)を備えて消防活動がおこなわれていました。明治時代に入り、町村制施行により箕面村・萱野村・止々呂美村が誕生、各村に腕用ポンプを配備。明治28年消防組規則公布により、箕面村・萱野村・止々呂美村に各消防組が結成されました。昭和14年消防組規則が廃止、警防団令公布により箕面村警防団と改称、昭和22年消防団令により前身となる箕面村消防団を結成、町制施行、消防組織法施行により箕面町消防団となり、昭和31年豊川村を合併し市制施行、箕面市消防団となり現在に至っています。また、平成29年には消防団のPR活動や火災予防の啓発活動を行うため学生消防隊「MATOY」を創設しました。

2.組織

                                          (令和4年12月1日現在)

箕面市消防団
 団長1人
箕面方面隊 副団長1人 7分団254人 箕面・西小路・牧落・桜・半町・瀬川・新稲
萱野方面隊 副団長1人 10分団154人 稲・芝・北芝・西宿・今宮・如意谷・坊島
白島・石丸・外院
豊川方面隊 副団長1人 4分団81人 粟生外院・新家・小野原・粟生
止々呂美方面隊 副団長1人 2分団43人 上止々呂美・下止々呂美
学生消防隊「MATOY」 21人

3.消防団の活動

消防団員は、災害が発生したとき、各地域の分団格納庫の招集サイレンを鳴らし、昼夜を問わずに素早く集まり、消防ポンプ自動車で出動します。また、災害現場では消防署員と協力して適切に消防活動を行えるよう、消防ポンプ自動車の取扱いや消火訓練、救命訓練など、日頃から消防署と連携したさまざまな活動を実施し、地域の安全安心のために貢献しています。

消火ねずみ

よくあるご質問

お問い合わせ

所属課室:消防本部消防総務室 

箕面市箕面5-11-19

電話番号:072-724-9992

ファックス番号:072-724-3999

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