箕面市立図書館 > 図書館の活動 > 箕面・世界子どもの本アカデミー賞 > 令和6年度(2024年度)箕面・世界子どもの本アカデミー賞
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12月14日(土曜日)、メイプルホール大ホールで授賞式を開催しました。
子どもたち自身の運営による授賞式には、当日約300人の来場者があり、盛大に執り行われました。
司会・進行は第二中学校、第五中学校、南小学校、豊川南小学校の児童・生徒が行いました。
(左)授賞式の様子(右)オスカー像
授賞式には、絵本賞「お月さんのシャーベット」の訳者・長谷川義史さん、ヤングアダルト賞「むかしむかし、あるところに死体がありました。」の著者・青柳碧人さんが出席され、第二中学校の生徒手づくりのオスカー像と、市内小中学校の子どもたちが作者や主人公あてに書いた手紙を贈呈しました。
オスカー像、手紙贈呈の様子(左)長谷川義史さん(右)青柳碧人さん
長谷川義史さん、青柳碧人さんからはそれぞれに受賞作に関するさまざまなエピソードをお話いただきました。また、残念ながらご欠席の富安陽子さん、大島妙子さん、鈴木のりたけさんからもすてきなメッセージをいただきました。
スピーチの様子
閉会後はロビーで長谷川義史さん、青柳碧人さんのサイン会を行いました。当日購入した本に目の前でサインしてもらい、子どもたちはとても嬉しそうで、大切そうに本を胸に抱いていました。
サイン会の様子
引き続き、箕面市内の小・中学校に作家のみなさんにお越しいただく「オーサービジット」の取り組みを行う予定です。
【絵本賞】 「お月さんのシャーベット」 長谷川さんのコメント |
【ヤングアダルト賞】 「むかしむかしあるところに、死体がありました。」 青柳さんのコメント |
(報道資料)箕面の子どもたちも主役!第13回「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授賞式を開催(PDF:981KB)
箕面市は、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされた本の中から、約1万3千4百人の小中学校の子どもたちが投票した結果をもとに、絵本賞・作品賞・主演賞・ヤングアダルト賞の4部門で受賞4作品を決定しました。
絵本賞 |
作品賞 |
---|---|
『お月さんのシャーベット』 |
『大ピンチずかん』 |
|
|
ペク・ヒナ/作 |
鈴木のりたけ/作 |
742票/2,750票中 | 2,694票/5,837票中 |
小学校1~2年生による投票 | 小学校3~6年生による投票 |
主演賞 |
ヤングアダルト賞 |
---|---|
『オニのサラリーマン』 |
『むかしむかしあるところに、 |
|
|
富安陽子/文 |
青柳碧人/著 |
1,986票/5,833票中 | 717票/3,532票中 |
小学校3~6年生による投票 |
中学校1~3年生による投票 |
(報道資料)第13回「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」受賞作品が決定!(PDF:662KB)
箕面市では、子どもの読書意欲の向上と読書活動の推進をめざし、平成22年の国民読書年に「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」を創設しました。
世界中に「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は「子どもが本当に支持している本を子ども自身が選ぶ」、全国でもたいへん珍しい賞です。これは、全市立小中学校に専任の学校図書館司書を配置し、全市立図書館7館の充実したネットワークで学校図書館をバックアップしている箕面市だからこそ、実施できる取組です。
受賞作品は、市内の小・中学校の子どもたちが「絵本賞」「作品賞」「主演賞」「ヤングアダルト賞」の4部門、計23作品の中から各部門ごとに投票し、決定されます。
タイトル | 著者 | 出版社 | 出版年 | |
1 | 『おまえ うまそうだな』 | 宮西達也/作・絵 | ポプラ社 | 2003 |
2 | 『お月さんのシャーベット』 |
ペク・ヒナ/作 |
ブロンズ新社 | 2021 |
3 |
『あっちゃんあがつく |
さいとうしのぶ/作 |
リーブル |
2001 |
4 | 『さんまいのおふだ』 |
松谷みよ子/文 |
童心社 | 2008 |
5 | 『どろんここぶた』 | アーノルドローベル/作 岸田衿子/訳 |
文化出版局 |
1987 |
タイトル | 著者 | 出版社 | 出版年 | |
1 |
『人体おもしろチャレンジシリーズ |
坂井建雄(さかいたつお)/監修 | えほんの杜 | 2020 |
2 |
『時間割男子(1) |
一ノ瀬三葉/作 榎のと/絵 |
KADOKAWA |
2019 |
3 |
『おばけのアッチとドラキュラスープ アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ31』 |
角野栄子/作 佐々木洋子/絵 |
ポプラ社 | 2013 |
4 | 『大ピンチずかん』 | 鈴木のりたけ/作 | 小学館 | 2022 |
5 |
『てのひら怪談 こっちへおいで』 |
朝宮運河/編 黎/絵 黒川裕子・黒史郎・最東対地・澤村伊智・地図十行路・内藤了・にかいどう青・藤白圭・松原秀行・吉田悠軌/作 |
ポプラ社 | 2022 |
主人公・タイトル | 著者 | 出版社 | 出版年 | |
1 | 天照和子 狐屋コオリ 『歴史ゴーストバスターズ(1) 最強×最凶コンビ結成!?』 |
あさばみゆき/作 左近堂絵里/絵 |
ポプラ社 | 2021 |
2 |
幸介 |
廣嶋玲子/作 木村いこ/絵 |
理論社 | 2020 |
3 | エルマー 『エルマーのぼうけん』 |
ルース・スタイルス・ガネット/作 ルース・クリスマン・ガネット/絵 わたなべしげお/訳 |
福音館書店 | 2010 |
4 | オニガワラ・ケン 『オニのサラリーマン』 |
富安陽子/文 大島妙子/絵 |
福音館書店 | 2015 |
5 |
トットちゃん |
黒柳徹子/著 いわさきちひろ/絵 |
講談社 | 1991 |
タイトル | 著者 | 出版社 | 出版年 | |
1 | 『JK、インドで常識ぶっ壊される』 | 熊谷はるか/著 | 河出書房新社 | 2021 |
2 | 『博物館の少女 怪異研究事始め』 | 富安陽子/著 | 偕成社 | 2021 |
3 | 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』 | 青柳碧人/著 | 双葉社 | 2021 |
4 |
『文豪ストレイドッグス |
朝霧カフカ/著 春河35/イラスト |
KADOKAWA | 2014 |
5 |
『100万回死んだねこ |
福井県立図書館/著・編 | 講談社 | 2021 |
6 | 『すべての恋が終わるとしても 140字の恋の話』 |
冬野夜空/著 ゆどうふ/イラスト |
スターツ出版 | 2022 |
7 | 『ぼくはいったい どこにいるんだ』 | ヨシタケシンスケ/作 | ブロンズ新社 | 2023 |
8 | 『ホロヴィッツ ホラー』 | アンソニー・ホロヴィッツ/作 田中奈津子/訳 |
講談社 | 2022 |
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